ぶるう浪漫:今回は珍しく、ハウツーらしいハウツーになってるじゃないですか。 スケベガオ:……前回、色々、言われましたからね。 ぶるう浪漫:そりゃあ、言いますよ。編集者としてはね。 スケベガオ:ていうか、自分が知りたいだけだったりして。←(小声で) ぶるう浪漫:聞こえてますよ。そもそも、2人で対談してるのに、どうして小声なんだか……。 スケベガオ:アハハハハ。 ぶるう浪漫:それはさておき。この、雪ちゃんて方、べた褒めですね。そんなにイイ女だったんですか? スケベガオ:まあ、人それぞれ、好みはあるとは思いますけど、外見も性格も相性も、人並み以上でしたから……。 ぶるう浪漫:文句は、ない? スケベガオ:当然、文句はありませんよ。それに、僕の好みにバッチリ合いましたから。 ぶるう浪漫:それにしても、スケベガオ先生も書いてらっしゃいますが、彼女、度胸ありますね。 スケベガオ:そうでしょう? メールをたくさんやりとりしてても、会って「あ、この人、無理」とか感じたときに逃げられるように、普通は午前中とか、せいぜいゴゴイチくらいには会って、逃げ帰れるようなことも考えると思うんですよ。 ぶるう浪漫:遠方の方? スケベガオ:隣の隣の県ですから、夕食前だったら、逃げ帰れます。 ぶるう浪漫:じゃあ、第一印象でダメだったら逃げ帰る。一緒に食事するなら、覚悟を決める。そんなつもりだったのかもしれませんね。 スケベガオ:あとで訊いたら、そうではなかったんです。もう最初から、この人と一緒にお泊りするって、決め手出てきたみたいですよ。それに人妻ですから、お泊りできるように色々と理由付けて家を出てきてるわけですから、突然帰宅したら、逆に疑われかねない。 ぶるう浪漫:すると、人妻の場合、事前にその気になってたら、逃げられる可能性はほとんど、ゼロと思っていいんですね。 スケベガオ:不潔感満載とか、生理的にどうしてもダメとかなら別でしょうけど、「ちょっとイマイチ」程度なら我慢するでしょうね。 ぶるう浪漫:ははあ。彼女は、ちょっとイマイチのを我慢したんですか。 スケベガオ:あのねえ。失礼なことを言わないでください。彼女は外見で判断するような子じゃなかったってことです。メールで十分話し込んで、僕ももちろんそうですけど、彼女も僕とひとつになりたいってところまで気持ちが昂ぶって、そして、会いに来たんですから。 ぶるう浪漫:事前に写メとか、やりとりしなかったんですか? スケベガオ:彼女が求めてこなかったんですよ。 ぶるう浪漫:スケベガオ先生は、求めなかった? スケベガオ:顔で判断されるような人だと思われるのは、イヤでしたから。 ぶるう浪漫:彼女もそうだったのかもしれませんね。 スケベガオ:いや、女性は男性に写メを先に求めても、僕は許されると思いますけどね。でも、そんなことどうでもいいぐらいに、僕たちはメールで仲良くなっていましたから。 ぶるう浪漫:顔や表情が見えない分、確かにメールでは本音が語れますね。 スケベガオ:ただ、リアルタイムの会話じゃないんで、推敲とかもできますから、イイカッコしようと思ったらいくらでもできますよね。だけど、イイカッコばかりじゃ、ダメなんです。自分のダメなところは認める。ちょっとイイカッコしてしまったかなという時には、その部分を削除したり、あるいは自分でオチをつけてみたり、バランス感覚は大切ですよね。メールだし、必ずしも会うわけじゃないしで、嘘をつこうと思ったら、いくらでもつける。でも、実際に会う機会に恵まれることもあるわけで、嘘をついてまでカッコつけたら、その時に後悔します。だから、嘘は絶対ダメ。でも、ある程度の演出は必要ってことです。 ぶるう浪漫:なーるほど。それで、彼女とは、ラブホへ行ったんですね。セックスは楽しめました? スケベガオ:もちろんです。 ぶるう浪漫:で、それは、次回、ということで、ひっぱるわけですね。 スケベガオ:そのとおりです。 |