ぶるう浪漫:こんにちは。今回もよろしくお願いいたします。 スケベガオ:こちらこそ、よろしくです。 ぶるう浪漫:さて。前半は、根拠のある自信がどうとか、比較的うっとおしいことが書いてありますが……。 スケベガオ:そうですねえ。実はこのコーナーで書かせてもらっているエピソード以前にも、2人ほど会えたことがあったんですが、その時、うまくいかなかったんですよ。 ぶるう浪漫:え? かつてはまるで全敗のような書き方をされてましたが、それは、嘘だった、と? スケベガオ:嘘、というか、会ってエッチするところまではいったけれども、会っている間ずっとぎくしゃくした感じだったし、会話も弾まないし、セックスもそれほど良くなかったし、もちろん、また会いましょうという話にもならなかった。これはもう「全敗」のうちのひとつだな、と。もちろん、最初は書く気もなかったし、こんな対談だから語りますが、今でも本文に書く気はないんです。 ぶるう浪漫:つまり、自信過剰や臆病というのでは、セックスも楽しめない、と。 スケベガオ:そう。そういうことを、お伝えしておきたかったんです。「ラッキー」って書きましたが、これは誰にでもあることじゃないですよね? しかも、こういう出会いを望んでいるなら、慣れ親しんだ女性以外とエッチするってのも、誰だって最初の第一歩があるわけで。 スケベガオ:そうです。そういう時の参考になれば嬉しいし、参考にならなかったとしても、一度や二度の失敗でめげちゃいけませんよ、ということです。 ぶるう浪漫:そして、後半……。いよいよ、雪ちゃんと、エッチしちゃいましたね。 スケベガオ:はい。しちゃいました。 ぶるう浪漫:以前、シティーホテルに泊まるか、ラブホに泊まるか、スケベガオさんが聞いてますけど、その時点で彼女には、シングルルームふたつとって、別々に泊まるっていう選択肢はあったんですか? スケベガオ:もちろん、有です。 ぶるう浪漫:じゃあ、100%エッチすることになる、とは思っていなかった? スケベガオ:彼女がお泊り前提で来てるってわかった段階で、まあほぼ100%だとは思ってましたし、仮にシングルルームふたつという選択肢を選んだとしても、どっちかの部屋で呑み&おしゃべりになるでしょうから、そのままエッチに突入、にはなっていたと思います。 ぶるう浪漫:ものにデキるという自信があったから、彼女に選択肢を与えた? スケベガオ:いえ、そうではなくて……。万が一、本当に彼女が「そんなつもりじゃなかったの」だった場合に、とっても仲良しになったこの関係が壊れるのが怖かったんですよ。 ぶるう浪漫:またまたあ。そんな弱気なこと……。 スケベガオ:いや、弱気ですよ。基本的には。もちろん、彼女に選択肢を与えずに、黙ってラブホに向かっても良かったんですが、彼女自らの口から、「抱いて」に等しい言葉を聞きたかった、てのもあります。 ぶるう浪漫:海ちゃんとも、エッチするまでに4回もかかってますし、結構まどろっこしいものなんですね。 スケベガオ:ただまあ、海ちゃんの場合は、最初からセックステーマの会話でしたからね。早いか遅いかの違いです。でも、雪ちゃんの場合は、友達ですから。 ぶるう浪漫:セックス無しでも、別にかまわなかった? スケベガオ:いやあ、本心を言えば、ヤリたいですよ。それも、「既に仲良くなりすぎて、これ以上仲良くなるためには、エッチするしかない」ってところまで、多分、お互いの魂は近くにいたと思います。 ぶるう浪漫:お〜お〜、カッコつけちゃって……。 スケベガオ:初回のデートで無理やりヤッて嫌われるくらいなら、回数を重ねてそういう関係になるって手もあるって考えてましたしね。でも、このとき、彼女を抱いたのは正解でしたよ。エッチしなくても、2人の友達としての仲は続いたと思いますが、最初に出会ったこの段階でシテなければ、次からも無かったでしょうし、2度目のデートの時にそんな話をしたら、彼女も同じことを感じてたってことでしたから。もし、初回のデートでエッチしてなければ、きっと、身体の関係の無いお友達として続いたと思います。でも、その場合は、きっと、会う頻度は極端に少なくなっていたでしょうね。なにかのついでがあるからちょっと寄る、ていう程度になったんじゃないかって思います。まして、温泉旅行なんて、絶対ありえなかったですよ。 ぶるう浪漫:やっぱ、わざわざ会う機会を作らないと会えない男女ってのは、その先にエッチがあるのとないのとでは、モチベーションが違うということですね。 スケベガオ:そうかもしれません。 |