ぶるう浪漫:いっぱい出てきましたね。これで全部ですか? スケベガオ:いや、実は出会い系で知り合った人がまだ何人かいるので、全部ではないんですが……。 ぶるう浪漫:出会い系では、うまくいかなかった例がひとつ、取り上げてあるだけですね。 スケベガオ:出会い系はあまり良い印象がなくて。 ぶるう浪漫:それは、うまくいかないことが多かったから? スケベガオ:いえ。変な人が多かったんですよ。怪我してる足をひきずって会いに来た人がいたり、乳房は温存だったんですが、「乳がんの手術をしたばかりだから、こっちの胸はまだ痛いので触らないで」とか、そこまでしてセックスしたいんか、って思いましたね。「中出しOKの人」って募集にもエントリーがあって、でもなぜか、完全暗闇の中という条件をつけられてしまったり、その他にも色々……。 ぶるう浪漫:あははは。それは愉快ですね。でも、どうしてでしょうね? スケベガオ:結局、SNSとかHPって、出会い系経由のメッセージのやりとりとは違って、文字数制限がないので、僕は思うトコロ、感じるトコロを全て書いているわけです。いわば僕の裸の心をさらしているわけで、そこに共鳴した人が、メッセージを送ってくれるんじゃないでしょうか。だから、エッチできればなんでもアリって人とは違うんでしょうね。 ぶるう浪漫:なるほど。知恵袋の人も、スケベガオさんの回答を読みまくったってことですしね。 スケベガオ:そうです、そうです。 ぶるう浪漫:じゃあ、今回のキモは、出会い系などではなく、きちんと自分を出せる場が大切ですよ。そのためには、SNSやHPですよってことですね? スケベガオ:そういうことです。ブログなんか今時簡単に持てますし、HPだって、ネット接続のためのプロバイダ契約をしたら、HPのためのサーバースペースがついてきますからね。変な出会い系を利用するよりも、自分を表現する場を持てば、リアル以上に自分の理解者が、身体の交流も含めて集まってくる、ということがいいたかったのです。 ぶるう浪漫:とはいえ、純粋に、SNSだけで知り合って、というのは、ないですね? スケベガオ:最初は、SNSにも期待してましたし、そういう出会いがあるとも聞いていましたが……。 ぶるう浪漫:挫折した、と。 スケベガオ:まあ、挫折なんでしょうけれど、そういうの抜きで、ネット上だけで、いろんな人と様々な会話ができるのが楽しかったというのもあります。それに、出会い目的にはミク○ィは思った以上にハードルが高かったですよ。 ぶるう浪漫:というと? スケベガオ:出会い系とか下ネタ系のコミュニティは廃止になりましたし、足跡をたどって本人のページに行っても、友達以外は非公開なのか、全くどういう人かわからなかったり、プロフィールに出会い目的はお断りと書いてあったりね。それなら、自分の好きなことを表現する場にした方が楽しいわけです。 ぶるう浪漫:知恵袋は、特にアダルトカテゴリでは、出会いがあるとか無いとか、話題になることもあるようですし、女の子のIDにはたくさんメールが届くらしいですが。 スケベガオ:僕は自分から出したことはありません。どちらかというと、マジで自分の人生経験や想いが役に立てばと、アダルトカテゴリも含めて、真剣に回答していたにすぎないんです。 ぶるう浪漫:結局、「誰か僕とヤリませんか?」みたいなのでは、効果が無いと? スケベガオ:さあ、試したことはありません。が、ネットもリアルも結局同じで、魅力的な男にしか女は寄ってこないと思いますよ。だから、「僕とヤリませんか?」では、誰も相手にしてくれないんじゃないでしょうか? 僕も真剣に回答をしていたからこそ、興味をもってくれる人も現れた、ということだと思います。 ぶるう浪漫:最後に、ご自身のHPについて教えて下さい。 スケベガオ:現在は閉鎖していますが、エッセイ集のようなものです。そして、いくつかの種類の掲示板をおいてました。 ぶるう浪漫:それは、どのようなものですか? スケベガオ:エッチ系の話題を語るところと、政治経済を中心にしたニュースネタを語るところ、進学や就職・転職といった進路や夢を語るところなど、いくつかの掲示版をおいてました。趣味系は恥ずかしいので、どんな趣味かは勘弁して下さい。 ぶるう浪漫:オタク系ですか? スケベガオ:んん〜。まあ、想像にお任せしますが、とりあえず、全ての書き込みに返信コメントを付けていました。個人の想いなり感想なりでしたから、かなり偏ってはいたと思いますが、そこに人となりが現れていたんだと思います。ていうか、それを意識していましたしね。 ぶるう浪漫:そうですか。では、次回は、それぞれの女の子とのエッチというか顛末ですね。期待しています。 スケベガオ:了解です。 |