Rikoの私的日記 |
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2007/10/13 付き合えない。 ただ、つらければ僕にできることは何でもする。 そこにその気にさせたいとか惚れさせたいとか、そういう意図がないことだけ知っておいて。 そう聞いて、早二週間が経とうとしてる。 二月にフラれた彼のこととかで色々切羽詰まって、苦しくて。 やっぱり、甘えるとなると、一番に彼が浮かぶ。 あたしから電話する、ってゆったんだけど、彼に電話してもらった。 相談聞いてもらってるとき以外は、わざとカラカラと明るい声を出した。 昔から、「Rikoってさばさばしてるよね。」と言われてきた。 ウソだよ。あたしは、さばさばなんかしちゃいない。 ほら今だって、さばさばしてるフリしてる。 それは、彼も分かってるみたいだった。 不意に、彼が自嘲しながら「だめだなー…」とつぶやいた。 「声聞いてると、甘えたくなるわ」と。 「どっちかが強いままなら良かったけどね」という彼の呟きに、 二人で自嘲の笑みを漏らす。 もう、どうやって強がっていたか忘れちゃった。 強がらなくていい、と言った、あなたに甘えてから。 お互い、性別が逆ならよかったかもね。と話した。 五月の段階とかで、付き合わなくて良かったかもしれない、とも。 きっとあそこで付き合ったりしてたら、それはもうひどい泥沼で。 きっと、お互いボロボロになって終わるから。 そう。 私たちはひどく似ている。 似ているからこそ。 愛おしいと思ったのかもしれない。 「ほんと何したいんだろーな、俺ら」「ね、なにしたいんだろね」と、笑う。 カラカラと笑う声が、自分の声なのに、妙に虚しいものに思えた。 どうしたい? という私の問いに 「勘違いはさせたくないけど、安心は欲しい」と彼は言った。 「最低なこと言ったね」と、自嘲を添えて。 ワタシを抱くと安心するの? と聞くと、 「うん」と。肯定が帰ってきた。 彼は、自分からは手を出さない、ワタシから言われれば、と言った。 恋人だと呼んで欲しいとか、色々考えないというなら、彼に抱いてもらえる。 それは、かつて二人で忌み嫌うと話した関係になるけれど。 いっぱい、中にあるものを話した気がする。 「こういう話したあとシたらきっと安心できるんだよな〜… つかやっぱダメだな、俺……。弱くてごめんな」 暗闇の中、電話の向こうから聞こえる彼の声は、いろんな感情が入り混じっているようだった。 「つらくてたまんなかったら“ちょっと来いや”って呼んでくれれば すぐに行くから。 多分、僕も同じだよ」なんて。 山奥から山奥に行くようなものだよね、と二人で笑う。 「小旅行だよね」って軽く言うけど、そんなもんじゃないでしょう? 勘違いさせたくないなんて言っといて、こんなコト言うなんて。 この言葉の後にも、「勘違いしてない? そういう意味じゃないよ」とか言ってたけど。 こんなの、残酷すぎるよ。 |
プロフィール 名前:Riko プロフィール:社会人です。 彼氏:いません。 男性経験は13人。 |
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