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私は毎朝のように複数の痴漢から攻撃されています。
彼らはまるでチームを組むようにして5〜6人で私のまわりをガッチリと取り囲み、よってたかってとっかえひっかえ私をなぶりものにするんです。
おっぱいは丸出しになるし、スカートは捲り上げられてパンティをずりおろされ……。
そんな格好ですから、声を上げてまわりに知らせることも出来ません。
ザーメンをかけられる日もあります。会社へ行く途中ですからどうすることもできず、最近ではかけられてもいいように着替えを持っています。肌に直接っていうこともありますから、タオルとかも……。
屈辱的です。
しかし、これも運命と思って諦めなければいけないのでしょう。自らが招いたことだと言えなくもないのです。
もともと私は、痴漢によって目覚めさせられた女なのです。
まだ処女だった高校生の頃。電車通学でした。同級生たちが次々と体験する中、私は少し焦っていました。彼氏もいないのに、性欲だけは旺盛で、毎日オナニーにふけっていたのです。そんなある日、通学電車の中で痴漢にあいました。満員電車で身動きがとれず、されるがままになっていたんです。痴漢はエスカレートして、パンティの上から私のアソコに。
感じてしまったんです。アソコを触られて感じたんじゃありません。痴漢が私の太ももを撫で回していたときから。痴漢されているということには嫌悪感を覚えましたが、触られているそこはとても気持ちが良く……。きっと毎日オナニーばかりして自分で感度を開発してしまっていたんです。こんな私でも障ってくれる人がいる、ということも私を感じさせていたのかもしれません。
拒否をするどころか、痴漢に触られたあそこは、濡れ濡れでした。
パンティを指で脇にどけられ、強引に指を入れられました。痴漢も私もお互い不自然な体制だったと思います。このとき、私はもう痴漢に協力していたのです。誰も気づいていないと思いますが、誰かがこの様子を見たとしても、馬鹿なカップルが痴漢ごっこをしている……ぐらいにしか見えなかったのではないでしょうか。
私はイカされてしまいました。
オナニーでは、そこまではやらなかったのです。得体の知れない感覚が近づいてくると、いつもそこでやめていました。だって、自分でしてるんですから、やめられますよね。イクという感覚を知るのが怖かったのかもしれません。オナニーに夢中になっている自分の最後の防波堤だったのです。
そんな私が、ついにイッてしまいました。友達は彼とエッチをしてイッたとかイクというのがわからないとかそんな会話をしています。だけど私は、たった一度の痴漢でイッてしまったんです。
痴漢にあったのはそれが最初で最後でした。そして私は短大へ進み、サークルの関係で彼も出来ました。ごく自然にエッチな関係にもなり、幸せな恋愛経験をしたのです。ただし、ただ一点を除けば。
私は彼とのセックスではイクことが出来なかったのです。痴漢にイカされて以降、オナニーはとことんするようになりました。そして、必ずイッてました。だから、イケない体質では決してないのです。でも、彼とのセックスでイケないと知り、オナニーすることも怖くなりました。オナニーでイってしまえば「彼とのエッチではイケない」ということが決定的になりますし、もしオナニーしてもイカないということになれば、いつの間にか私はイケない体質になっていたことになります。それを知るのも怖かったのです。
私は痴漢の甘い手技を思いかえしていました。懐かしいです。思い出しただけで陶酔してしまいます。
彼と別れた後、私は思いっきり一人エッチをしました。死ぬほどイキまくりました。私は彼が下手だったんだと思うことにしました。
こんな私に、エッチの相性抜群の彼が出来ました。就職してから2年目です。
この彼氏がちょっと変態入ってまして。といっても、私にとっては、ということです。色々なエッチを楽しんでいる方にとっては、ほんの初歩でしょう。色々な体位で2時間3時間は当たり前、体力を使い果たしてグッタリしている私をそれでもなお責め続けるのです。気が狂いそうになるほどの快感に踊らされますが、意識は朦朧。それでもイッてしまいます。もう、外が明るくなるくらいまで。フェラも存分に教わりました。
そのうちノーパンノーブラで外出させられたり、外でエッチしたり。だんだん免疫が出来てくるというのか、エスカレートするというのか、バイブを入れたままデートをして、彼が不意にスイッチを入れる、なんてことも日常になってしまいました。
それまで、そういう話を聞いたり文章を読んだりすると、いいなあ、という気持ちの反面、それはあくまでフィクションだからであって、現実に自分がすることを想像すると身震いするほどの嫌悪感が身体を駆け巡ったりしたものです。でも、今は、平気。
そして、彼から「痴漢プレイをしよう」と言われました。
高校生のときのたった一回の痴漢体験。あの戦慄が身体の中を駆け巡りました。
「まわりに気づかれたら恥ずかしいからほどほどにしてね」と言いながら、私は身体が興奮してゆくのがわかりました。
彼は同じ会社の先輩です。だから、電車が一緒なのです。こうして、私の痴漢ライフが始まったのです。
朝から電車の中でイキまくりました。指だけでするのがほとんどですが、私が我慢できなくなってズボンのファスナーを下げて彼のモノを引っ張り出したりしたこともあります。このときは、挿入までしました。足の途中に半分脱がされたパンティーが引っかかっています。
次の日からはノーパンで通勤することにしました。けれど、挿入までできる機会はそうはありません。なにしろ満員電車です。思ったような位置に立つことはなかなか出来ませんし、周りの視線も気になります。長すぎず短すぎずといった適度な長さのフレアスカートで二人の腰の部分を覆いながら、チャンスを待ったりしました。
そして、ある日、気がついたのです。
彼にされているとばかり思っていたのですが、彼がわたしから離れた位置にいるのです。
「え?」
じゃあ、いま、私のスカートの中にもぐりこんでいる手は、なに?
本物の、痴漢?
冷や汗が出ました。
彼以外の人の手でたっぷりと感じさせられている私。彼はニヤニヤと笑っています。私が誰か知らない人に痴漢されているのを承知していたのです。
おまけに、この日は……。
彼のリクエストで、バイブを挟んだままなのです。
やがて、痴漢の手が、私のバイブに届きました。
「あ!」
さすがに痴漢も驚いたのでしょう。
しかし、絶対に拒否されたりしないという確固たる自信を得たのも確かです。
痴漢はバイブの柄をつかんで抜き差しはじめました。スイッチの位置をさぐりあてるとすぐにオン。穴の周囲にも指を這わしていきます。
「はあ!」
思わず声を出してしまいました。あまりもの快感に立っているのが辛くなってきます。電車の振動でバイブの音までは伝わらないようですが、これ以上声を出すわけにはいきません。なんといっても、痴漢されて快感に打ち震えているんですから。
痴漢は片手でかばんを持っているようで、もう片方の手一本で股の間をあちこち触ってきます。バイブはスイッチが入りっぱなしで私の中で暴れまわっていますが、痴漢が持っているわけではないので、だんだんと抜けそうになります。こんなところで足元にバイブを落とすわけにはいきませんから、私は力を入れます。すると、さらに振動が強く伝わってきました。
もうほとんど「どうでもして」っていう気分ですが、「ここは電車の中なのよ」とかろうじて意識が保たれています。
けれど、一度軽くイッてしまった私にとって、もう限界でした。痴漢が半ば落ちかけたバイブに気がつくと、それをつかんでぐっと押し込んできたのです。それだけではありません。さっきのようにバイブから手を離したりせず、そのままぐりぐりかき回します。バイブ本体も動いているのですから、これはもうたまりません。
絶叫しそうになるのを必死でこらえました。歯を食いしばり、唇を閉じます。口の中に息がたまり、少し遅れてグフッと息が飛び出しました。そして、その瞬間、私は本格的にイッてしまったのです。
もう立っていられません。私はその場に倒れてしまいました。
でも、実際は、いつの間にか近くによって来ていた彼氏に、身体を支えられていました。私のあごの下に彼の肩があったときは、ほっとしました。
だけど、それもつかの間です。
彼はわきの下から手を突っ込んで乳首攻めを始めました。彼は助けてくれるつもりなどなく、さらに私を追い詰めて行ったのです。
私は首のまわりもわきの下も大きく開いているタンクトップを着ていました。もちろんノーブラです。どこからでも手を入れておっぱいを触ることが出来ます。彼のためにこういう服装で通勤しているのです。
だから彼に攻められるともうされるがままなのです。日常的に当たり前のことになっていました。
痴漢というのは、これはと目を付けた女の子がいると、いつのまにかチームプレイで襲ってくるらしいのです。私が数人の男たちに取り囲まれよってたかって餌食にされるまで、それほどの日数は必要ありませんでした。
だけど、時間も車両の位置も変えることは出来ませんでした。彼からの命令です。もしそむけば、会社にも近所にもすべてをばらすというのです。そんなことをすれば彼も犯罪者になってしまうのですが、それよりも毎朝大勢の痴漢に囲まれて快感に身を委ねているということを知られるわけにはいきませんでした。
屈辱です。
本人の意思に反して身体が反応してしまうことがどれだけ悔しいかわかりますか?
それを想像するだけで濡れてしまう自分をどれほど呪ったでしょう。
でも、どうすることも出来ないのです。
最近では、ラブホテルのパーティールームで、痴漢仲間に輪姦されることもあります。もちろん、そこには彼もいます。
自分の彼女が大勢の男によってたかってなぶりものにされても平気なの、と聞いたことがあります。
彼は「心が自分のものであれば構わない」などとしれっとして言いました。けれど、私にはわかっています。いつの頃からか私は彼の性具に成り下がっていたのです。
けれど、離れられません……。
(メールによる告白から 2001/08/12)
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