彼を拒否できない  by リカ その7





 

 いつも木曜になると来る女とのセックス、私のことをMのオモチャみたいな言い方する彼、愛されているのとはほど遠い状況・・・。それでも、いつも週末にそばにいた彼がいないと寂しかった。

 昨日会社で顔を合わせた時「今日、行ってもいいかな?」そう言われて私は無視した。でも、アソコがジンジンと熱くなった。
 遅番の私が帰ると彼はもう部屋にいた。あんなに酷いことして酷いこと言ったのに「ごめん、ごめんね」って抱きしめられると信じてみたくなる。

「じゃあ、もう他の子とはセックスしないで」そう詰め寄るとうなずいた。
 私が安心して体を委ねると、キスをして私を押し倒した。狭い通路の冷たい床で体中をまさぐられた。
「愛し合っているんだよね? これ、セックスだよね?」
「お前と俺のは交尾だ」
 まさぐりながら何ともない顔で言った。
「ねぇ、お願いよ。エッチとかセックスとか言って欲しい」彼はもう何も言わなかった。

 最初は私の中でいっぱいしごいた後、私の口に射精。2回目は子宮に、3回目は口に・・・朝までどのくらいしたんだろう。
 今日は覚えていない。最後に彼が荒い息で私に乗って「あぁ、もう出ない」そう言って諦めてぐったりしたのを覚えている。ベッドはビショビショになり、私の体中にキスマークや歯形が残っていた。「こんな体、他の男が見たらどうだろうな」不気味な言葉と表情を残して彼は出勤していきました。
(変態アブノーマル体験告白掲示板より 03/06/24)

 
 管理人はなんだか悲しくなっちゃいました。彼があなたにひどい仕打ちをするからではありません。そんな彼を拒否することの出来ないリカさんの女としての悲しさに、です。いつか心の底から「彼を愛し続けてよかった」と思える日が来るといいですね。

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