8年間の想い  by 檸檬





 

 私は、今年、成人になりました。そして、成人式を迎えました。正式な会場では、とても大盛り上がりでした。・・・・おまけに、母校の中学校でも、式が開かれました。5年間ぶりにクラスメイトと再会して、余計に大盛り上がりでした。そして、中1年の時に好きになった彼とも再会しました。

     *    *    *

 私が中1の時。・・・・彼の名前を一目見たときから、何か運命を感じました。それからというもの。いつも彼のことを見つめていました。
 そして、10月。偶然、隣の席になったのです。私は、チャンスだと思い、思い切って、手紙で告白しました。・・これは勘なんですけど、きっと、彼は、告白する前から、私が好きだったことを知っていたと思います。
 ・・しかし、私は、振られてしまいました。

 そして、彼の態度は急変しました。告白する前は、普通に話し掛けてくれてましたが。その後。彼は私を避けるようになりました。しかも、隣の席だったので、その間はとてもつらかったです。しかし、そんな日々もあっという間に過ぎ、私は中2になりました。
 私の中学校では、毎年クラス換えがありました。私は、彼がいくら私を避けていようと、ずっと彼のことだけしか好きになれませんでした。そして、彼と同じクラスに慣れますようにと祈っていました。

 ……ついに、その思いは叶い、2年続きで同じクラスとなれたのです。しかし、やはり、私と同じだということが分かり、1年のクラスメイトの前で思いっきり愚痴を言っていました。
 しかし、新しいクラスになってからは、全く愚痴は言わなくなりました。それどころか、よく目が合い、毎日毎日、目が合った回数を数えては、日記に記していました。

 その時思いました。≪やっぱり、彼は運命の人なんだ!≫と。
 そして、その1年間はとてもいろいろなことがありました。・・同じ委員会になったり。同じ班になったり。その度に彼がひやかされていたのを、私は見たことがありました。
 しかし、その他の出来事は全くありませんでした。・・・・そして、とうとう中3。この年は、残念ながら、同じクラスになれなく。しかも、私はいじめにあい、教室にいることが少なくなりました。そのことで、彼ともほとんど会わなくなってしまいました。

 そして、入試があり、それぞれ、高校が決りました。私はレベルの高い私立に入ることができました。・・しかし、彼がどこの高校に合格したのかさえも、知らず。
 私たちは、高校生になってしまいました。・・・・それからというもの、私は時々涙を流しました。しかし、なぜか頑張れたのです。・・私が入った高校は、1学年だけでも、男子約450人。女子約150人。という、ほとんど男子校って感じの高校で、私の好みの男子も多くいたと思います。
 しかし、私はだれも好きになりませんでした。
 好きになりたくありませんでした。
 唯一、同じ中学校だった、一人の男子だけに心を取られていました。彼は、中2の時に少し気になっていた人でした。彼は、同じクラスではありませんでしたが、登校中の電車で毎日会いました。1年生の時は、目もあわせなかったのですが。2年生になってから、彼のほうから、話し掛けてくるようになってきたのです。私は、絶対に「気になる」以上の感情にならないようにしました。

 しかし、ある日。彼は、一緒に帰ろうと言い出しました。
 私は、はじめは断りましたが、彼は、あきらめようとしませんでした。
 私はあきらめて、いいよと言いました。

 ・・そして、帰りの電車。彼は、私に携帯でメールを送ってきました。私は、少しきつく、「メールじゃなくって、口で話して。」と言いました。しかし、彼は、「口では話せないから。」といい、メールをすることになったのです。
 始めは、ただの遊びかと思っていましたが、彼は、こんなことを言い出したのです。
 ≪中2の時から好きだったんだ。付き合って欲しい。≫

 私は、≪好きな人がいるから≫と断りました。その後、彼はメールを送ってきませんでした。
 そして、隣同士で席に座っていたのですが、私が話し掛けても、一言も話そうとしませんでした。
 そして、とうとう下車駅につき、私と彼は、電車を降り、駅を出ました。その時、やっと彼が口を開きました。

「うちにきて。」
 たった、一言でしたが、私は一瞬立ち止まってしまいました。そして、「嫌。」と、言い張りました。しかし、彼はそれを振り切って、私を力づくで引っ張っていきました。彼の家は駅から、歩きで2,3分と言う近いところだったので、あっという間に彼の家の目の前まで連れてこられてしまいました。

 私は絶対に入らないと、足を踏ん張りましたが、彼の力には勝てずに彼の部屋まで連れて行かれてしまいました。そして、私をいきなりベットに倒し、Dキスをしてきました。私はそれまで一度もキスをしたことがなかったので、ファーストキスがこんな形になってしまったことにとてもショックを受けてしまいました。すぐに彼を振り払おうとしましたが、私の体に思いっきり乗ってきました。
「やめて! やだ!」
 私は何度も叫びました。
 しかし、彼はどんどん進んでいき、私の制服を脱がしていきました。

 まずは、ブレザー、ネクタイ、スカート、Yシャツ。と、とてもすばやい手つきでした。
 そして、下着姿になった私に、今度は胸やマ○コを下着の上から触ってきました。
 なので、思わず彼のお腹を蹴ってしまいました。彼は少しの間、お腹を抱えていました。

 私は状況をうまく理解できず、ベットから起き上がったものの、立ち上がることができませんでした。そして、すぐに彼は立ち上がりました。それから、また私をベットに仰向けに倒し、彼がその上に覆い被さりました。
「好きな人って誰?」
 私は、抵抗をやめました。
「S君(中1の時に好きになった彼)。」
「なんで、そいつなんだよ。どこの高校かも知らないくせに。・・それだったら、一番近い俺にしろよ!・・なぁ。」

 彼は、制服のまま、下着姿の私を強く抱きしめました。私は、また抵抗しましたが、疲れてきたせいで、身動き1つできなくなってしまいました。
「やだ。・・私はS君を運命の人だって決めたんだから。・・S君以外の人とは、付き合いたくもないの!・・だから、やめて!」
「じゃあ、こうするしかないな。」
 彼は、私の目の前で制服から何まで脱ぎ、全裸になりました。そして、すぐに私のブラとパンツも脱がせました。
 いくらもがいても、彼の思うようになってしまい、とうとう、かれのあれが、わたしの処女を突き破ってしまいました。私は、痛みと悲しみで泣きました。

 しかし、彼も痛かったらしく、しばらく、私の胸を後ろからつかんで、動かなくなりました。
 ・・・・それからというもの、彼はすぐに抜きました。そして、悲しい表情で、私の目を見つめました。

【その時の顔を今でも覚えています。】

「ゴメン。」
 そして、彼は、私の家に帰しました。・・・・彼とは、それきり、何もありませんでした。

 ・・・・そして、高校が終わり、大学は、無事合格しました。大学では、もうそういうことはなく、2年間が過ぎました。

    *   *   *

 そして、成人式で中1の時に好きになった彼(S君)に会いました。彼は、私と目が合うなり、慌てて背を向けました。しかし、私は悲しくなんかありませんでした。
 それどころか、とてもうれしかったです。前と変わらない彼に再会できたので。
 ・・そして、成人式の後、私は、久しぶりの友人と、喜びをわかち合っていました。

 そんな時。後ろから、肩をたたかれました。振り返ると、そこには、彼(S君)がいました。私は久しぶりにドキッとしました。彼は、落ち着きのないように目をキョロx2させていました。私も、ドキドキしていて、何も話すことができませんでした。
 そんな状況を見ていた私の友人達は、いつのまにかその場からいなくなっていました。

 そして、彼は、私の目をまっすぐに見ました。もう、私は訳が分からなくなるくらいに顔が熱くなり、頭がクラ〜っときてしまいました。
「あさって、暇か?」
「・・うっ・・うん。」
「・・あっ。じゃっじゃあ、午ぅ後6時。中学校の正門のところに来てくれないか。」

 彼は、何度もかみながら、私を見ていました。私は、自分が何をいったのかはっきり覚えていません。
「・・う、ん。」
 たしか、そう言った気がします。そして、彼は、すぐに去りました。

    *   *   *

 そして、その日がきました。私は時間よりも10分前に待合場所につきました。しかし、すでに彼がそこにいました。彼は、私に気がつくと、何かをポケットに入れました。
「・・どうしたの?」
 私は自分の言っている言葉を、自分でしっかり分かるように、ゆっくりと言いました。彼は私の目の前に立ち、まごつきながら言いました。
「・・あの・・・・好きだ。」
 私は本当にうれしかったです。なによりもこのコトバを彼に言って欲しかったから。
 ・・私は思わず、抱きついちゃいました。

 彼は、それに対して、とても驚いていましたが、逆に抱き返してくれました。私は、泣きながら、彼をより強く抱きました。
「私も好き。・・だ〜いすき。・・・・ありがとう。」
 彼も泣いていました。彼は、それからずっと何も言いませんでしたが、私は一緒にいるだけでうれしかった。ずっと離れたくないくらいに。・・そして、とうとう、彼とキスをしました。時間なんて、忘れました。

    *   *   *

 それからというもの、彼とは、週に4回は会っています。そして、この前、彼の家に初めて行きました。彼は、とてもうずうずしていました。私はすぐにあれだと分かりました。
 そして、彼の部屋に入り、彼は、ベットに置いてあった、スポーツ雑誌や、野球グローブなどを床に下ろしました。それから、彼は、私をお姫様抱っこし、ベットに倒しました。強くなかったけど、すごくスムーズでした。
「何するの?」
 私は彼の頬に触れました。自分でもHだなぁ〜って思いました。
「なんだよ。俺を誘ってんの?」
 そう言いながら、彼は、私にキスをしました。しかも、キスをしながら、胸に触れてきました。

 次にスカートの下にいき、パンツの上から、やさしくなでてきました。
「・・・・あっ。・・あん。」
 私は始めて感じました。やさしく私を包みながら、される感じは、一生心に残ります。
「ちょっと失礼。」
 彼はそう言うと、ベットをおり、部屋を一度出て行きました。私はその間、彼を驚かそう思い、下着になってしまいました。
 彼は戻ってくるなり、ハッとした表情をし、にやっとしたのを隠そうとしていました。
「なんてかっこうしてるんだよ。」
 私はクスッと笑ってしまいました。それから、彼は上着を脱ぎ私を包み込みました。
「俺が脱がせようと思ったのによ。」

 彼は、下着を脱がせました。そして、彼はまたキスをして、胸を触って。
 自分もまた、下着を脱ぎました。そして、とうとう、彼は、私の足を広げて、前から混入してきました。
「はぁん・・・・うっ・・・・あっうtぅ・。」
 彼は、体をゆっくりと前後に揺らしていきました。徐々に体は激しく動いてきました。彼の息はだんだんと荒くなっていったのがすぐに分かりました。
 それに並べて、私は初めて嘆きました。

「お前、中学に比べて、すごいSEXYになったじゃん。・・俺。お前の体まで、全てに恋しちまったぜ。・・。」
「いやぁ〜ん。」
 私はそのことばにすごく赤面してしまいました。
「なに言ってんだよ。俺を余計に夢中にさせるきか?」
「・・やだ(恥)。・・・ぁん・・・はぁっうxt。」
 私はなぜか勝手に目が閉じていきました。それに気がついた彼は、もっと強く体を動かしました。

 そして。二人でいきました。あたたかくてやさしいものが私の体に入ってきた感じが、何よりも私を夢中にさせました。もう、それからというもの、月に1回は、その感じを味わっています。いつも中出しですが、できた時はできた時で、できちゃった結婚にしようと、彼と話しているので。
 その時は、一生。彼といると誓います。
(女子高生体験告白掲示板より 2004/05/04 20歳 A型 栃木県)

 
 女子高生体験告白掲示板にいきなり「成人になりました」だから、あれ? と思いましたが、なるほど、高校時代の思い出がたくさん描かれているからなんでしょうね。でき婚を約束しながら中出しなんて、ステキですねえ。これからも仲良くね。文章の書き方にも好感をもちました。

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