公園のトイレ  by すず





 

 この間初めて野外エッチを経験。
 車で遠出して花火大会の帰りに、海辺の公園へ。途中、彼がコンビニに一人で寄って、しばらくして手ぶらで戻ってきた。
 夜の公園は人がポツポツ人がいて、遠くで花火もやっている音がした。

 二人、体育座りでまったりしていたら、彼が後ろから胸を揉みだして、「しよっか?」って耳元で言う。ほんとのところ、ちょっとはそういう期待もしてた。
「…ここで?」
「いや?」
「…だって人いるもん」
「じゃトイレで」
「…すけべー」
 OKしたら変態ってあきれられるかな? でも、ちょっとしてみたい…

 その公園のトイレは新しくて清潔で。しかも広くて、すごく明るくて。個室に入って、脱がされながら、こっそり彼のを見ると、もう元気いっぱいで。
 個室とはいえ、やっぱり外で。考え出したら、正直ちょっと興奮した。
 私だけ裸にされて、彼が指を入れてきた。立ったままなんて、なんかいつもと違ってさらに興奮。
(はやく、はやく入れて)
 もっと喘ぎたいけど、さすがに声は出せない。

「オレのも舐めて」
 ジーンズを下ろして、トランクスを下げて、仁王立ちの彼に、ひざまづいてフェラ。
 あぁ、そういえば、エッチするの2週間ぶり。(これで早く突かれたい)
 彼は満足げに私を見下ろしてる。

 そして、ジーンズからコンドームを出した。さっきコンビニでこれ買ってたんだ。もう、あのときすでに「ヤる気」だったんだ。
「後ろ向いて」
 私はもう濡れすぎてて、なかなか入り口が定まらない。

 突然、ぐっと彼のが割り込んできた。
(おちんちんだ…)
 最初は腰の高さが違うから、ぎこちなかった。でも、途中からコツをつかんだ彼が下からガンガン突き上げてきた。

(すごい奥まで届いてる)
(私、今立ちバックしてるんだ)
 押し殺してた声が漏れ出す。
 同時に彼が激しくし、さらに私を鳴かせる。
(きもちいい)
(もっと、もっと、もっと奥まで…)

「顔見てしたいの」
「えーじゃあ、片足上げて」
「でも」(そんなのはずかしい)
「いいから、早く」
 私は対面座位のつもりっだったのに。

 でも、立位はやっぱり腰の位置が合わなくて、彼がうまく動けなかった。
 少し疲れた彼が便器に座って、私は彼にまたがった。クリトリスを擦り付けて。
 時々彼が、私にあわせて下から突き上げてくる。
(たまんない)

 近くの洗い場で、人の声と水音がした。さっきの花火の人たちかな。
 黙って、腰の動きを止めて、人がいなくなるのをやり過ごそうとすると、彼が、下からつきあげてきた。
(ひゃぁう)
 絶対わざとだ。
(声、出したらまずいのに)

 いなくなってから、背面座位に移ったけど、二人ともそれじゃ我慢できなくて。
 また立ちバック。

 バックて、おなかの裏側をおちんちんでこすられるから好き。気持ちよすぎて、膣がぎゅーってなる。
 あと、犯されてるって感じがして、興奮する。
 今までずっとラストは正常位だったけど、この日は、バックだった。

 外でするのも、立ちバックもすごく興奮する。気持ちいい。
 でも、あんまり抱き合ったりできないのがちょっと残念。
 いつか外で思いっきり声上げて、したいな。
(野外セックス&露出体験掲示板より 2006/08/03)

 
 いつか外で思いっきり……。野外セックスに慣れて人に見られても平気になる(あるいは、見られることにより興奮を覚える)ようになるか、それとも、人に絶対見られないような場所に二人ででかけるか。どちらになるんでしょうね。いずれにしても「外で思いっきりしたい」その一言が、あなたの口から出たら、その時は目の前。

 
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