バイト先の先輩と  by はるの





 

  学生の頃、ちいさい飲食店で夜働いてました。
 たいてい、社員のKさん(当時、私より5つ上)と私の二人で、夜の時間にペアを組んでました。
 Kさんは見た目おとなしく暗そうなんだけど、話してみるとやさしくて、すごく自由な感じの人。意外とおもしろいナって思って、暇なときはいつも「Kさんは学生の頃、何やってたんですか?」とか、「Kさんの彼女ってどんな人?」とか、いろんな話しをして、仲良くやってました。
 彼もいなかった私は、ちょっとだけKさんに好意を持ってたんですネ。

 でも、私も、もう少しでそんなバイトをやめることに・・Kさんもそのことを知ってました。
 片づけも終わって休んでた時「次でKさんと会えなくなるの、さみしいなー」って私が言うと、Kさんは「えー? 彼がいるでしょ!」
「いないですよー、Kさんみたいな人がいいもん」
「また、そんな事言って、Hちゃんかわいいのに」
「じゃあ、彼女にしてくださいよっ」
 私、勢いで言ってしまったんです。一瞬、Kさんと目があって、気まずくなって……

「あっ、ごめんなさい、嘘ですよ」
 Kさんはちょっと黙ってから、「嘘って俺のこときらいなの?」と聞いてきました。
「えっ? そういうことじゃなくて。だから、あの・・」

 よくわからない言い訳をしてると、Kさんは、ぎゅうーって抱きしめて、頭をなでてくれました。
「しょうがないなあ」ってやさしく声をかけてくれて。
 気持ちも落ち着いて、顔をちょっとあげると、Kさんは私の顔をやさしく見てました。ありがとう、かすれかすれ伝えると、Kさんは静かに黙って唇にキスをしてくれました。
 私もそれに返してキスしかえすと、Kさんは舌をからめてきました。

 ……んん、口を離すとお互い息をもらして、見つめあってました。
「Kさん?」って聞いてみるとKさんは「今日だけは、一緒にいよっか?」と言ってくれました。Kさんに彼女がいることも知ってたけど、私のこと好きなんて言ってくれてないけど、Kさんのキスはとろとろで、一緒にいたかった。

 そのまま二人でお店を出て、明け方のホテルへ向かいました。
 行くまでは、二人でいつもみたくふざけあっていたけれど、ホテルに着いたら、急に(私が!)ぎこちなくなって、うん、とかそうだね、とかしか言えなかったです。
 ホテルの部屋に入ると、Kさんはしばらくビールを飲んでました。

「仕事あとのビールはうまいよー、Hちゃんも飲む?」
「うん、ちょっと..」
「じゃ、こっちおいで」
「うん・・」

 ソファーに座るKさんの前に立つと、Kさんはビールの缶をテーブルにおいて、私を膝の上に座らせました。
「キス、するよ」Kさんにそう言われてから、もうとまりませんでした。
 とろとろ舌をすいながら、Kさんはちょっと強引に胸をもみ、ブラウスのボタンをはずしてブラの隙間から乳首の周りをせめてくるんです。
 ふうーん、って何度もいいながらKさんの首に手をまわし、もう片手でKさんのズボンの上からなでてました。

 Kさんは「ブラだけはずすね、」とブラウスの中のブラだけ、はずされてしまいました。そして、さんざん乳首をいじって、ブラウスの上から乳首をかみかみしてきてから、「すけてる、ね?」って乳首をうすいブラウスにこすりつけて、甘い目で見つめてきました。

「Kさんっていやらしい・・」
「そういうこと、したかったでしょ? 俺も、したかった、抱きたかったんだよ」
「・・んん」
 私のこと好きかなんてどうでもよくなって、もう頭の中がぐちゃぐちゃ。

 欲望のままにKさんがズボンを脱ぐとパンツを脱がしてあげて、ペニスを口にくわえました。
 Kさんの、あーあー、という気持ちよさそうな声に私も感じ、Kさんの指を自分のあそこに持ってきました。パンティーの上からいじられてるのに、くちゅくちゅ、って音がしてる・・と思ってたら、パンティーを脱がされ、今度はKさんが舌でクリトリスをつついてきました。

「あー、それはだめ、Kさん、いやっ」
 Kさんは私の目を見て「指がいいの? それとも俺のペニスがいいの?」って意地悪く聞いてくるんです。
「いやっ、いやっ」
 期待しながら抵抗しようとすると、Kさんは私をベッドに連れて押しだおし、顔を近付けて「Hちゃん、かわいい、いやらしい顔もかわいいよ」って言って、ペニスをあそこにすりすり、そして、ずるずる..っとKさんのペニスが生であそこに入ってきました。

「あー、Hちゃん、入ったね、あったかいよ。」
 生で入れられたのは初めてで、腰を激しく動かし始めたKさんに、「あーん、あーん、Kさんの気持ちいっ、奥にあててほしいのー」と叫んでました。

 時々、体位をバックとか、横向きとかに変えさせられて、もうKさんにすべて身をゆだねてしまいました。
 時々お互いの乳首をなめまわして、だ液まみれにするのがまたいやらしくて。
「ん。んん。俺、もうだめ、いく、よ、Hちゃんは?」
「私もいくうー、もういきたいのおっ。あはーんっ」
 最後は二人であえぎながら、中で二人でいってしまいました。

 終わったあと、Kさんは「Hちゃん、脱がせると、いつもと違ってすごい」って褒め言葉のような違うようなことを言ってくれました。
「何ですか、それー」って私が言うと、Kさんは「また、したい」
「どうしよっかな?」笑って答えておきました。
「じゃあ、もう1回ね。」Kさんはまた乳房全体をなめまわし始めて、そこから私たちは、またどろどろ、精液やだ液にまみれて2回戦・・

 私もKさんには憧れていたけれど、Kさんも彼女いるみたいだし、つき合うことまでは求めてなかったなと思っていて、それきりKさんと二人きりで会ってません。
 でも、Kさんとのエッチは何かすごく感じてしまいました。
 Hちゃんの体思い出して、たまんねーみたいなメールが今もきますが。
 私も思い出すと一人エッチをしてしまうので、今度メールがきたらまた会っちゃおうかな? と思ってます。
(一夜限りのアバンチュール体験告白掲示板より 2007年1月19日 会社員 26歳 普通にセックスやってます )

 
 そうかあ。一度きりの思い出のエッチですね。そういうことって、時々あるよね。「私のこと好きかなんてどうでもよくなって、頭の中がぐちゃぐちゃ」って、こういう経験のある女の子なら理解できるんじゃないかな? もう一度会ったら、きっと2人はセックスフレンドの仲になる?

 
前へ   もくじ   次へ


アナタもエッチな体験をここで告白してみませんか?