年末年始でえと(5)  by 蓮芭璃玖 その26





 

  さて。彼の膝枕と云うのは気持ちがいいものですね〜。
 高さもちょうどいいし。

 しばらく膝枕をしてもらった後、服を着て食事をすることに。コンビニのお弁当ですが、二人で食べればなんでもおいしく感じるものです。
 なんだか食べ過ぎてしまいましたが(汗)
 しかも、あまりの激しいエッチで腰が痛い…

「Bくん…こ、腰が痛い」
「あー、璃玖、激しかったもんね★」
 ダレノセイデスカ、なんて言いながら食事の後は少しおしゃべりして、ごろんと横になることに。
「あ、そうだ、いつものマッサージしてあげるよ」
 月イチデェトの時は、いつもマッサージ。これも恒例となりつつあります。

 上は全部脱いでもらって、下はトランクスのみ。うつぶせにさせて、肩から背中、そして腰をマッサージ…というか、指圧?
 終わった後は仰向けになってもらって、私もごろん。
「そうだ、いつもしてもらってるから、今日は私が腕枕してあげる!」
 なんとなく思い立って、いつもの逆をすることになりました。
 さすがに慣れていないとしびれたり痛くなったりしそうだったので、通常の枕で高さを調節してBくんの首の下に私の腕を入れました。

「うぉー、すげえ」
 おもむろに、声を出すBくん。
「ん、何?」
 ちょうど、私の鎖骨の辺りにBくんの顔がある状態です。
「首筋んとこってすっげー気持ちいい、知らなかった」
 とろんと、眠そうに目を細めながらも、胸元に顔をうずめるようにする彼。そのまま二人とも、ゆっくりと夢の世界へ…

 不意に、なんだかこそばくなって目が覚めました。
 私はまだBくんに腕枕をしている状態だったのですが、なんと、Bくんが顔をうずめた鎖骨の真ん中あたりをぺろぺろと舐めているじゃあないですか。
 一瞬、寝ぼけてるのかな? と思ったのですが…

 ぺろぺろ、時折、静かに息を吐いて、再びぺろぺろ。
 これは…起きてるな?

 私はまた寝ているふりをしようと思ったんですが、舐められているあたりがどうも性感帯らしく。だんだんと、はぁ、はぁというちょっとエロい吐息をもらしていました。
 不意に、上目遣いで私を見やる彼と目が合いました。
「璃玖、どうしたの?」
 そう言いながらも、ぺろぺろと舐めるのはやめない彼。
「んぅ、ん…なんでも、ないけど」
「そお?」
「う、んっ?!」

 つぃっと、いつの間にか伸びていた手が下着の中に入り込み、秘部をなでました。思わず声が出てしまう。
 耐えようにも耐えられない。

 あっという間にあふれてきて、彼も胸元から乳房への愛撫を本格的に始めてきました。
 いっぱい寝たから体力が有り余ってるんだとか言ってましたが、私の方は腰ががくがくで。
 でも気持ち良くて、指が挿し入れられると自分から腰を動かしてしまいました。

 思い出せないので間は割愛します。行間を読んでください(笑)

 そして、私が札幌に帰る日。
 午前中は軽くドライブしたり、ご飯を食べてからソフトクリームを食べに言ったりとデートらしいデート。
 彼の家に戻ると、ご飯を食べた成果眠くなってしまった彼(笑)
 時間は夕刻。
 帰りのバスまであと4時間ほど…布団の中に入ると、少しして彼が身じろぎました。この感覚はなんだかクリスマスの時に似てる…そう思いながら、Bくんの髪をなでたりしていました。

「璃玖…」
「ん? んぅ、ふ…?」
 突然、キス。
「む、んぅ…ど、どうしたの?」
「やばい、興奮してきた」
 上目遣いでポツリ。
 うっ、かわいい(笑)

「興奮してきたの? じゃぁ…触っていいよ、私の身体」
 そう言うと、身体を抱きしめていた腕を解いて乳房をやわやわともみだしました。彼の息はすごく荒くなってます。
「璃玖、入れたい…」
「ん、入れ、て」
 はあはあ言っている彼をそのままにして、ゴムをつけてあげました。

 乳房をもんでいた手が、下着を剥ぎ取って、私をもう一度横たわらせます。横になって向き合ったままの状態で彼は、私の腰を引き寄せました。
「え、あれ?」
「このまま…」
 少しさわられただけで潤っている私を確認して、片方の膝を曲げさせて…そのまま、彼のが押し入ってきました。
「んっ、あっ、んん…」
 初めての体位に戸惑っていると、ぎゅっと抱きしめて耳元で、甘く囁いてきます。
「後ろから入れるバージョンもあるんだよ」
 ぺろり、首筋を舐めながら。
「ああんっ、や…、なんか、気持ちいい…」
 そのままの状態で突いてくるので、ソレに合わせて私も腰を動かしました。横を向いているので、もしかしたらいつもより締まっていたのかもしれません。

「あ、璃玖の中、気持ちいい…イキそう」
 ちらりと時計を確認すると、始まってから約30分ほど。
 寝る時間もほしいので、もっとしてほしかったけど我慢。
「イッていいよ、Bくん」
「ん…う、ぁ…」
 そのままの状態で、よりいっそう激しく動くBくん。おもむろに、あっあっ、と声を上げてイッたようでした。
 興奮も収まったのか、ゴムをはずすとすやすやと心地よさげに眠ってしまいました。

 とりあえず私は今回もイケなかったなぁ…
 彼が寝てしまった後、身体の興奮が収まらなくて、少しだけ自分で指を入れてこそこそと一人エッチしてしまったのは内緒です(笑)
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年2月4日 )

 
 浪漫も横向きで、後ろから、というのはスキですよ。ところで、こんなに充実していた年末年始だったのに、まだ物足らなくて1人エッチしちゃったんですね。今度こそイケるといいですね。イキそうになったとき、怖がらずにそのまま突っ走っちゃえば、きっとイケますよ。そのとき、璃玖さんはとんでもない事になるかもしれませんね。

 
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