4月のデエト(1)  by 蓮芭璃玖 その35





 

  まだまだ肌寒い4月半ば。天気予報では雪がちらつくとか何とか…でも今回は、彼の反応を楽しみたかったのでいつもとは違った装いに。
 いつもの私は、なんとなく落ち着いた風合いの服装です。膝丈のスカートやデニムのパンツに、シャツが多いかな。
 でもこの時は、デニムのショートパンツに黒のオーバーニーソックス。赤いキャミの上に白のカジュアルシャツ。
 ちょっとギャル風?(笑)
 いい年して…
 ま、寒い中では大兆戦でした。
 ショートパンツは初でしたが、慣れると楽ですね。

 さておき、その出で立ちで、さすがに寒いので丈の長めのトレンチを着込んでいざ彼の元へ!!
 会ったときはトレンチで隠れて気づかなかった彼も、食事をするのに入ったお店で上着を脱いだときにいい笑顔を見せてくれました。
「へー、いいね、うん」を繰り返してます(笑)
 どうやらオーバーニーソックスがツボらしいです。

 移動は省いて彼のおうちに着くと、上着を脱いでベッドに腰掛ける彼を追って私もトレンチを脱ぎ、おもむろに近づいて…
 向かい合う形で、足を開いて彼のお膝に抱っこしてもらうような感じで座りました。
「こういう風俗座りは久しぶりだ」なんて言うBくん…風俗座り?
 ま、そんな事は気に留めず、そのままぎゅー

「ふにゅぅ…」
「甘えんぼさん、どうしたの?」
「ん、Bくんにふれたかったんだよぅ」
 首筋で甘えるようにつぶやいて、そっとちゅぅ。

 ショートパンツの上からお尻を揉むように触ってくるBくん…
「こういうの、好きなの? Bくんは」
「うん、好き」
 舐めるようになでて、その手はシャツの下から服の中に滑り込み、肌にじかに触れてくる。
「んぅ…」
「感じてるの?」
「ん…だって、Bくんの手が…」
 肌を触れられるだけで気持ちが高ぶってくる。
 大好きなBくん、一ヶ月に一回程度しか触れ合えないけど、そのかわり会った時は思い切り愛してくれる。

「かわいい、璃玖」
 額や首筋にキスをして、私の感じるポイントを舐めてくる。
「あぅ、ふ、やぅ…」

 肩で息をしていると、おもむろに抱きかかえられてベッドに横たわる形に。
 シャツを脱がされ、キャミも脱がされ、ブラもはずされて…上半身だけ何も身につけない状態にあっという間にされてしまいました。
 乳房を揉み、乳首を舐められると腰が浮くくらい気持ちよくて、彼の頭を抱くような形でもだえてしまいました。

 そうしながら、彼の着ているシャツを剥ぐように脱がしてジーンズのベルトもといて脱がせたり(笑)
 下半身も気持ちよくしてほしい…と思っていると彼の手がショートパンツのボタンに。あ、と思ったら、手がぴたりと止まる。
「Bくん…?」
「ただ脱がすんじゃ面白くないな…」
 ポツリと一言。
 何を言い出すんだろう、この子は…と首をかしげている私に、四つんばいになるように言ってきた。えっ、なにゆえー? と思いつつも言われたとおりにしてしまう私(汗)

「うぁんっ」
 四つんばいになった私の後ろから、Bくんは胸を揉んできた。なんか妙に感じてしまう…

 そうして、やっとショートパンツのボタンに手がかかり…
「こうやって脱がした方がエロいね」
 なんて嬉しそうに脱がしていく…下着も続いて脱がされたけれど、ソックスはまだはいたまま。どうやらソックスはこのままで続行するらしいです。
「あー、なんか興奮する」
「やっ、な、なんか恥ずかしい…」
 膝を突いた四つんばいは、何もできない状態。ただされるがままに感じさせられて…

 彼は屈み、私の腰をつかんで秘部へ舌を這わせた。
「んうっ」
 ぺろぺろとクリを舐めてくるので、たまらず腰が揺れてしまって恥ずかしいです。
「やらしい璃玖のおまんこ、いっぱい濡れてきたよ」
「やっ、やあ、はずかしいよぅ」
「恥ずかしい? いやなのかな? こんなに気持ちよさそうなのに」
「だっ、だめ、いぢめないで…」
 私はどうも言葉攻めに弱いらしい(汗)

 彼は後ろから十分に私をいじめた後、私を寝かせていつものように覆いかぶさって。
 唇へ、キス。
「いつもかわいいよ、璃玖」
「ふゃ…」
 首筋を舐められると、まともにしゃべれなくなってしまう。

 ゆっくり乳房を舐めまわして、Bくんの顔はだんだん下へ…。この頃、よくおへそを舐められます。くすぐったいようなもどかしいような、不思議な感覚。
 膝をおもむろに立てられ、ぐいっと開かれて。顔がそこに。
「んんっ、は、あ…」
 舌先でゆっくりとクリを舐められて、気持ちよくなってしまいます。指で直接触られるより、舌でぺろぺろされるほうが私は好きかも…(笑)

 そうこうしている内に、あふれ出した蜜を吸うように音を立てて舐め続行。
 だんだん激しくなってくると、足を閉じがちにしてしまうんですよね。思わず両膝で彼の頭を抱えるようにして、声を荒げてしまいました。
「死にそうww」
 笑いながら顔を上げて、肩で息をする私にB君くんが一言。
「ふぇ?」
「息できなくて死ぬかと思った」
「ご、ごめ…」
 見ると、もうすっかり大きくなったモノがびくびくしてるのが目に入りました。
「じゃ、今度は璃玖が舐めたげる」
 彼の肩に腕を伸ばして起こしてもらい、腰がまだがくがくしてたけどBくんの足を少し開かせてその間にちょこんと座り、そっと握る。
 熱い。

「熱いよ、Bくんの」
「璃玖のお口でもっと熱くして」
 それには答えずに、手をゆっくり上下させるとBくんは目を細めた。手でやりながら顔を近づけて、先っぽをぺろぺろ。
 すぐに先端から何かが溢れてきて…ぬるぬるしたそれを、れろれろ。そのまま咥えていき、手は袋のほうへ移動。中の玉を動かしてみたりしながら、袋を優しく揉んで。お口はゆっくり上下。

 男性も、いきなり激しくするよりゆっくりじらすようにすると気持ちいいみたい。
 唾液が溢れてきて、上下がスムーズになってくると口の中でおっきくなってるモノの裏筋を舌でれろれろ。
 じゅばじゅばと、いやらしい音が響いてきて…

 Bくんは両手を私の頭の上へ。
「璃玖…すごい、気持ちいい」
「んーん?」
「うん、気持ちいいよ…」
「ふぁうぅ」
 適当にやり取りしながら、少しずつ早くしていくとたまらなそうな表情。かわいい…
 本当はお口で最後までしてあげたかったけど、この頃疲れがたまっていたせいか異様にあごが痛くて。ごめんね、と言って手で続行。
 彼の横に並んで寝転がって、首のところに頭をおいて手でしてあげました。

 お互いに仕事明けで疲れていたからか、Bくんがイッた後はそのまま横になった状態でふざけあっていました。イッた直後のオトコノコは面白いくらい敏感。
 普段はどこをさわっても、乳首くらいしか反応を見せない彼なので、ここぞとばかりにくすぐりあっこをしました。
 でも脇とか攻撃すると反撃されてまいります。
 めちゃめちゃくすぐりに弱いのに、私(笑)
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年4月28日)

 
 そうそう、璃玖さんはくすぐったがりでしたね。浪漫の妻もそうですよ。でも、エッチのときだけは、そのくすぐったいところ全てが性感帯になるのです。なので、璃玖さんも本当は感じてるんじゃないかな?

 
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