高年性愛炉症候群患者諸氏へ(1)  by 浪速の愛炉人 その1





 

   50の峠を越したばかりのオジンだす。関西で貿易商社をやっておます。
 最近、床技の方が急速に衰えてきて、かみさんとはもうここ数年あきまへんねん。
 そやけどこれが可愛いおなご相手だとなると、全然問題おません。

 これはあかんと思ったさかい、以前に主治医に相談してみたところ、「高年性愛炉症候群」っつうオシモの病気なんだそうだす。
 医学名を「Lolita complex」というんやそうです。
 主治医の話では、根本的な治療法は無く、せいぜい症状を抑えるくらいのもの。その為には、ときどき小さいおなごに触れるのがいい、との見立てでした。

 ほなこと言うたかて、今時日本で少女買春など危険で出来ませんがな。そしたら先生は、一枚の処方箋を書いてくれて、「これを持って時々東南アジアに行って治療して来なさい」とのこと。
 以来ここ数年、東南アジアに通って治療に専念しましたがな。
 お陰様で最近は、症状も大分軽くなりましたが、思うに、私と同じ病で苦しんでいるオッサンは、相当数おるはずです。そこで、我が身のリハビリ体験をここでご紹介して、そういう患者さんのお役に立ちたいし、逆にまた、「もっといい、こないな治療法がおます」とか、「名医のおる病院がおます」とかいう情報をお持ちの方がおったら、是非ここで紹介して頂きたい、思いますねん。
 ほら、よく言うやないでっか。「同病相憐れむ」と。

 さて、私の場合、最初の外来診療は今から6年ほど前、台湾の高尾の某病院でした。初診の先生は10才の小学生で、30代半ばくらいの年輩の看護婦さんが先生を案内して私の病室に入って来られ、「(1)診察は1時間くらいで終わらせること、(2)無理な姿勢での診察は避けること、(3)防具を装着すること、(4)受診料は前払い。保険は利かないこと」などを日本語で説明してくれ、受診料として3万円を受け取ると、先生を病室に残して、出て行ってしまいました。

 さて困ったのは、言葉が通じないこと。あまりに幼いので(この先生は、果たして診察出来るんやろか)と不安がよぎりましたが、聞いてみるにも言葉が分からないではどうしようもおまへん。
 然し、蛇の道は蛇の例え。一通りの触診が終わると、私の病根を先生の小さな聴診器にあてがって、治療を始めるとさすが東洋医学の局地、心身ともに心地よくなって、一気に悪汁が噴出。
 先生はこの間、終始無言。治療が終わって私が先生から離れると、先生はサッと起きあがってパンツ、じゃなくて白衣をお召しになりました。

 私が冷蔵庫からコーラを取り出し、先生に飲んで頂いていると、病室の電話が鳴って、例の看護婦さんから「(1)治療は終わったか、(2)何か問題は無かったか、(3)これから先生を迎えに行くがいいか?」とのお言葉。
 私は、「先生の診察は素晴らしかったので、診察の延長は出来ないか」と申し入れたところ、「先生はお若いので、たて続けの診察は無理。どうしても、というのであれば私が代診をしてもいい」と看護婦さん。
 それでは治療の意味がないので、私は丁重にお断りして、翌日再度同先生の診察を受けることにして、その日は退院しました。

 以来年に5〜6回、通算すると20人くらいの若先生にお世話になったのですが、同病患者諸氏のご参考にと、逐次ここでポイントをご紹介してみたい、と思います。
(熟年セックス体験告白掲示板より 2007年7月12日)

 
 ええ? ロリータコンプレックスって、病名なんですか? それに、「治療」って、これ、ただの少女売春だよね。モノは言いようというか、泥棒にも三分の利というか、でも、聴診器とか白衣とか用意されているってのも、治療という大義名分を通すため、というより、コスプレでしょう? 台湾のような先進国にも、こんなのがまだあるんだなあ。というか、逆にオタクな世界に突き進んでるのかも? そのうち、メイド売春とか、出てくるかも?

 
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