ラッキーデイ11月末  by 蓮芭 璃玖 その50





 

  弟の結婚式が、11月の末にありました。
 彼とデエトしたのは、10月の末頃。次のデエトの予定は、12月の頭。11月は、会えないかもしれないと思っていました。だから少し寂しくて…

 弟の結婚式は、三連休の真ん中、土曜日の午後から。朝から準備にあわただしく、親族は12時には会場入りしていました。
 成人してから結婚式に出るのが、初めてでした。
 いつもは着ないような、ちょっとお洒落なワンピースに、会社の同僚が貸してくれたショールを羽織り、おめかし。髪の毛もヘアアイロンでまっすぐさらさら。(兄に、シャンプーのCMみたいだなお前、といわれました)
 なんだかドキドキして、彼に写メを送ったり。

 式が終わった後は、実家でわいわい。
 東京で暮らしている兄は1年ぶりの帰省で、正直家族の中で一番気の合う人なもので、相当はしゃいでしまいました。
 お酒もいっぱい飲んで。で、彼に、会えたら嬉しいな…って。

 彼はこの日、数時間だけ仕事が入ってて。
 でも、メールを見てくれたみたいで夜中の…日付が変わった頃に彼からのメール。もう少しで終わるから、迎えにいくよ、って。
 嬉しくって、にやにやしていると兄に冷やかされました(笑)

 で、この時点でまだまだ宴会は続いていました。
 1時半頃になって彼が迎えに来て、行こうとしたら父がポツリ。
 ちょっと会いたいんだけど、と。
 面倒だなぁとは思いつつ彼にお願いして、とりあえず挨拶してもらいました。(父への面通しは実はコレがはじめて)
 父は、昔ながらの職人気質で頑固な人なので、下手に会わせると面倒な事になりそうなので今まであわせた事はありませんでした。
 上機嫌で酔っていたので、大丈夫かな?と思いつつ紹介。
 彼もこういうのは苦手だそうですが、なんとか相手をしてくれました。

 その後、さっさと彼のおうちへ。
 部屋に着くと、コートを脱いでさっそくぎゅぅ。
「Bくーんvv」
 ふにゃぁん、と甘えると頭をなでなでしてくれました。
「酒くさいよー、璃玖」
「だってめちゃめちゃ飲んでたもーん」
 実は披露宴からずっと飲んでいました(笑)

「酔ってるね〜」
「酔ってまーす、んー、お酒くさいから、ちゅぅはしちゃだめ?」
 首を斜めに傾けながら、切なそうにおねだり。すると…おもむろにあごと頬を支えられ、ぶちゅう!と濃いキスをかましてくれました。
「んむぅー」
 ぷはっと唇を離すと、ニヤニヤ笑いながら彼はソファに腰を下ろしました。私も腰を下ろそうかと思ったけど、お酒のせいか、早くエッチがしたくて(笑)

「んー、暑い…服脱ぐぅ」
 確信犯ですかね(汗)

 式に出ていた時のワンピースはとっくに着替えてカジュアルだったんですが、とりあえず着ていたタートルネックのTシャツとデニムのパンツを脱いでキャミと下着だけに。
「うん、よし」
 なんて言いながら、彼の隣へ。
 何も言わず、腰を下ろしたら足を彼の膝に乗せて腕も首に回しべったり。

「甘えんぼだね〜」
「甘えんぼだよ〜」
「…俺、今日は(夜)9時起きだから元気だよ?」

 いつもは、21時に起きて22時から仕事で、翌朝9時くらいまで仕事した後に私を迎えに来てデエト開始、という感じなのですが。
 この日は、21時に起きて22時から仕事で、まだ2時をむかえたばかり。
 そんなに疲れてない、という意味合いなんですが。
「今日Bくんに会えて嬉しいの…」
「積極的だね」
「ん…」

 僅かに見詰め合ってから、彼の唇に軽く口付け。
 そして、頬、首筋…。彼の手は、キャミの中へ。
 ブラはワンピースから着替える時に、ちょっときつくて外してしまってました。
 手のひらで、そっと乳房を揉んできて…
 指先が、先端の突起をころころと転がして。
「ん…」
 はぁ…ん、あ…
 甘い息が漏れると、興奮してきたようで、ベッドへと場所を移動して本格的に行為へ。

 夜中の2時から、彼と一緒にいられるのは朝10時くらいまで。
 限られた時間の中で、め一杯絡み合いました。

 キャミも下着も、あっという間に脱がされて。いつものように胸も下も舐められて、指で下半身を愛撫されてもう頭の中はくらくら。
 酔いは少しずつ冷めていたかな…かわりに、身体は熱くて。

「んね、Bく…りく、今日は後ろからしてほしい…」
 しっかり愛撫されて、とろけている私の口からはそんな言葉が。
「後ろから? 何してほしいのかな?」
「んー、いぢわるっ! ね…ちょーだい、Bくんの…おちんちん、りくの、に」
 ころんとうつぶせになって、首をひねってぽつり。
「よく言えました」

 ご褒美だよ、そう言いながらBくんは、私のうなじをぺろりと舐めて。
 あ、その前にゴムをつけたかな?
 ちょっとうろ覚えですが…

 腰を持ち上げられ、彼のが私の中に入ってきました。
「あっ…ん、きつ…」
 彼のは毎回、大きく感じますがなんだかきつくって。
 でも、彼のが入ってくるとすごく幸せな気持ちになります。

 で。最近大事なところを省いててすみません。間をあけて書くとどうもそこだけ覚えていなかったり(汗)
 でも、ぐちゃぐちゃといやらしい音が響き、ぽたぽたと露が腿を伝ってシーツを濡らしたのは覚えています。
 終わってベッドに横たわると冷たくて(笑)

 エッチは一回でしたが、お口でぺろぺろもしたし、短い時間だけどしっかりラブラブできて鋭気も養って、ばっちりでした★

 で、10時ごろ実家の方に送ってもらって、実家で家族水入らず。
 弟のお嫁さん(義妹になるわけですよvv)とも少し話が出来て楽しかったです。
 昼過ぎには空港へ、兄を見送って。私は16時くらいに札幌へと戻りました。

 そして…
 お気づきの通り、徹夜だったわけです。
 札幌に戻ったら19時くらいでしたが、即寝ました(笑)

 次のデエトは12月頭。この、一週間後になるわけですのでなんだか不思議な感じでした。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2008年12月13日)

 
 会えないかも知れないって思いと、結婚式という他のカップルの幸せな状態を見せられて、そりゃあ寂しいですよね。でも、彼が会いに来てくれて、良かったじゃないですか。浪漫もそういえば、彼女と共通の知人の結婚式に出て、それで自分たちも影響されたってのが、実は大きかったりします。そうそう、「大事なところを省いててすみません」てことですが、お気になさらないように。覚えててカキコできる部分というのが、実は最も伝えたいことだったりしますし、そういうのをみんな読みたいって思ってるんですから。

 
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