葛藤(10)  by アキ その10





 

  裏彼氏のKとお出かけ。最初は普通にご飯を食べて街中をぶらぶらして、Kは彼女がいるくせに、私の体にべた触ってくるくる。
「これからラブホですか?」となんとなく鎌をかけてみると。
「それはもちろんっ! アキも期待してんだろ?」との事。
 最初はごねたふりして、ラブホへ。それからは、むさぼるようにHをしました。

 部屋に入ってすぐにベットに押し倒されて、キスの嵐、Dキスをして息が出来ない位舌からまされて。
 服の上からちょっと強めに胸を揉まれて、そのまま服に手を入れて生で乳首をつまんだりコリコリしたりして、私は体の力抜けっぱなし、全部一気に服はがされて、大事なところに指をいれられて。
「濡れてるよ。。。気持ちいい?」
 いつもの感触で吐息をもらしながら答える私。
「うっ、、、ん、だって気持ちいいし」

 いつの間か服を全部自分で脱いだKが体の上にのしかかってくる。下半身の彼のあそこがお腹辺りにあたって、ギンギンになってる。もうすぐこれが自分の中に入るのかと思うと、ちょっとだけ怖いと同時にちょっと興奮してくる。お風呂も入らず最初は体のあちこちを弄り回してた彼だけど、辛抱できなかったのか。。。
「少しだけ生でいれさせてと。」
「ダメ!」といったけど、濡れてたあそこに一気にあてがってずにゅと。
 それで、ゆっくりと腰を振り始めたので。そのままいかれちゃうと恐いので、腰をずらして抜いちゃいました。

 少しおしそうな顔したけど、私がいやいやしたら、しぶしぶ備え付けのゴムをしてくれて、ガマンしきれないように再び挿入。
 私と前エッチした後はまだ、彼女ともセックスなってないとの事。
 正常位で腰をふるふる、私も久しぶりにセックスを楽しもうかな……って思ってきて、声かがどんどん大きくなり。
 彼は気持ちはいいらしいけど、いかなくって、息が切れ始めて。
 一旦風呂休憩〜。

 お風呂は彼のアレをフェラしてあげて、向こうは私の乳首をつまんでコリコリ、風呂場で洗いながらいちゃいちゃ、お湯につかってのーんびり。
 お風呂から出た後は2回戦。フェラのおねだりがあったので、棒を舐めて玉を口に含んでレロレロ。

 Kの彼女はKが求めればどんな所でもどんなことでもするらしいけど私とのセックスに比べたら全然気持ちよくないんだとか。
 今度は私が舐められる番、さすがに何度かエッチしてるので弱いポイントをついてくる。
 クリを舐められるより、吸われるのが弱い私、声も出ながら足の筋肉も痙攣、やっぱし気持ちいいわ、、、とあえぎながら思う私。複雑な気持ちだけど身体の相性はKとはとてもいいんだよね……。

 そして2つめのゴムをつけて、彼の物が割れ目をわって、力強く入ってくる、そして彼も力の限り腰をふってくる。
 声も最高にヒートアップ。彼女がいるくせに、私の顔をみて、「かわいいよ、好きだよ」を連発。
 正常位のままで足を上げられて、がんがん奥をかき回してくる。

 私もあえぎ声というより半分悲鳴ににた声でよがりまくり。
 彼は、いく瞬間がきて、私も彼が行くちょいまえに行ってしまいました。

 その後、「やっぱし、アキの体気持ちいいわ。」
「彼女に悪いよ。でも私も気持ちよかった。」
「でもまたよかったらY子に内緒で抱かせてくれる?」
「別にいいけど。私もちょっとしたいかも。」

 そういうと彼は私にまたキスしてきました。 Kの彼女には悪いけど、Kと私は戻れない場所まで来てるしKは私の自我を守るためにも必要です。
(一夜限りのアバンチュール体験告白掲示板より 2008年6月8日)

 
 彼氏との関係は、自我を守るために必要……、ていうか、もう裏彼氏っていうよりも、常に傍にあって、当たり前の関係に落ち着きつつあるわけですよね。こうなったら、彼に彼女がいようが、自分に別の彼氏がいようが、実は関係ありません。人と人との関係って割り切れるものじゃないし、自分に必要な人なのにエッチは複数の人とはダメっていう考え方が、そもそも違うのかもしれませんしね。

 
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