小学生の頃、オナニー射精の快感を覚え、すぐにセックスの知識を得て、早くセックスをしたいと願いつつ、なかなかチャンスに恵まれず、気がつけば25! 友人たちは、高校、大学と進む中、彼女とヤッタり、ソープへかけこんだりで、それなりに男になっていきましたが、僕は、なぜか取り残された感じになってしまいました。 先週、プロジェクトの打ち上げがあり、ひそかに恋焦がれていたプロジェクトの副リーダーのY子さんともお別れだと、ちょっと感傷にひたって会場の隅でグラスを一人さびしく傾けていたのですが、ふと気づくとY子さんが僕のとなりに座って、話しかけてきてくれました。 Y子さんは僕より5歳も年上で、テキパキした人でよくミスを指摘され怒られました。 恐い存在でしたが、それが憧れでもあったのです。 正直にいいます。僕はY子さんとセックスするところを想像しながら、何度もオナニーをしてストレスを発散してました。 Y子さんの雰囲気は、シバサキコウみたいな感じなんで、ちょっと取っ付きが悪い感じですが、実はすごくやさしい女性だということは、プロジェクト1年目あたりで、僕がかなり大きなミスをしてメンバーからはずされそうになったとき、矢面に立ってかばってくれたことでわかりました。 いろいろあって、この女に童貞を捧げたいと思うようになりました。 プロジェクトの解散が近づくにつれて、解散したらもう会うこともないかもしれないからだめもとで告白しようとおもいながら、ついに最終日を向かえてしまったわけでした。 しかし、天は哀れな童貞を見捨てませんでした。最終日、打ち上げの日、なぜかY子さんと意気投合。閉会前に抜け出し静かなバーでグラスをかたむけながら話しました。 どことなくさびしげな横顔が本当にきれいで、エロティックで、思わず見とれたとき、Y子さんが僕のほうを見て、顔を近づけてきました。唇が一瞬触れました。 僕はボーゼンとしました。しばらくあって、僕の腿に手をのせてこっちに身を乗り出すようにして耳元で言ったんです。 「正直に、言って。あなた、ド・ウ・テ・イでしょ!」 衝撃で動きがかたまりました。Y子さんと向き合って見つめられ、どう答えていいかわからなくなって、首を縦にふりました。 「ヤッパリー。」しばしの沈黙の後、 「はじめての女、わたしじゃイヤ?」 もうすっかり頭に血が上ってしまい、クラクラし意識が飛びました。 気がついたとき、僕と彼女は全裸でベッドの上にいて、彼女の脚が僕の体に巻きついていてペニスがしっかり彼女の股間に埋もれていました。 彼女が、耳元で「ゆっくり動いて。そう、円を書くみたいに。あっ! そうよそうよ。いいわぁ」 「気持ちよくなったら、ガマンしないで、思いっきりだしちゃってね。さっきみたいに……」 (さっきみたいに?)どういうことかそのときはわからなかったのですが、後から聞いたところでは、服を脱がしあってお互いにさわりあって立ったまま、ちょっと触れ合ったとき射精しちゃったそうです。 一度出してるんで、落ち着いてゆっくり奥まで挿入でき、しかも、直入れ中だしでの童貞喪失となりました。25まで待った甲斐があったというものです。 翌々日、電話をして結婚したいといいました。しかし、答えはNOでした。 もう一度、セックスしたいといいました。しかし、答えは、童貞に戻ったらね。 彼女は今日、アメリカに旅立ちます。見送りにはいきません。 遅すぎる童貞喪失ですが、本当にステキなセックスができ、もう、満足です。 (男の子の初体験告白掲示板より 2008年7月26日) |
Y子さんに叱られた腹いせに、Y子さんをネタに想像の中で凌辱しながらオナニーした、なんて話なら感心しませんが、叱られつつも憧れの女性とのことで、ストレス発散のためとはいえ、そういう想いを抱いているのなら、全く問題なしです。それに、柴崎コウですか。浪漫、コウちゃん、大好きなんですよ。とっつきにくくなんてないですよ。むしゃぶりついちゃいますよ。……それはさておき。無理して、童貞を捨てるようななにかをしなくて、良かったじゃないですか。変な童貞の捨て方して、良くない思いでだけが残ったら、後悔ものですよ。あなたがこれまで、安易なことをしなかったおかげで、コウちゃんと初体験できたんだから、これ以上の幸せはないと言っても過言じゃないでしょう。浪漫も、コウちゃんとエッチできるなら、童貞に戻ってもいい。それはともかく、「結婚」は言いすぎでしたね。せめて、「また会って下さい」にしておけば……。それから、童貞喪失が遅すぎるということもありません。ものの調査によると、25歳〜35歳の独身者のうち、4分の1は未経験なのだそうです。男女ともに。 |