地下鉄の駅で  by ゆき





 

  こんばんわ。初めて投稿します。今日いやな体験をしたので…。

 私はわりと真面目な仕事についている28歳の黒髪のOLです。久しぶりに大好きな美人の先輩と飲んでいい気分の帰り道、なんか物足りないなー、と、23時頃の繁華街をぶらぶらしてました。
「ねぇねぇ、飲みかご飯か、行かない?」
 振り返るとサル顔の同い年くらいの人がいました。久しぶりのナンパだーと思い、悪い気はしなかったんですが、終電も近かったし、無視してかえろーとしたら、けっこうしつこく着いてくる。
 年齢の話とか、仕事の話とか。さりげなく身体にさわってくるけど、酔ってていい気分だし、まぁいいか、くらいで考えて、駅のほうに向かってました。

「えー、まじで帰るの?」
 もうすぐ、改札、と言うところで、その人は、ダダをこね始めました。
「ちょっとだけ、ちょっと、触らせてよ!」
 好みじゃないし、嫌だなーと思って、「終電だから、もう帰るね」って言ったんですが、電車に一緒に乗られそうな勢いで着いてきます。

「ちょっとだけ。ね?」
 まぁ、ちょっと触らせるくらいなら、と思って、私が頷くと、やった、と素直に喜んで、私の腰をひいて、地下鉄の駅の柱の影、もうしまっている店のシャッターの前に連れて行かれました。

「ひっ……!?」
 突然のことに、私はびっくりして声を上げてしまいました。
「やっ、ちょっ……、どこ触るんですか!」
 影にはいるやいなや、するりと、スカートの中に手を差し込まれて、パンツのわきから秘部に指を差し込まれ、大きく開いた衿から胸をわしづかみにされました。

 さっきまでのフレンドリーな態度とは打って変わって、暴力的にむぎゅむぎゅと無理にしてきます。
「だって、こんな気持ちいいんだもん。触るなっていうのが無理だよ」
「や、いきなり、そんな、い、痛いです!」
 男の人の太い指が激しくピストン運動をしています。くちゅくちゅいっているのが聞こえました。

「でも、めっちゃ濡れてる♪」
 乳首を吸って男の人が言いました。
「感じてるんじゃん」
「ぃ……う、くぅ。い、や、止めてください……っ」
 指を二本にされて、ぐいっと広げられる感じがしました。全然気持ちよくなくって、無理やりにされているのに、なぜか、抵抗できませんでした。

「もう、終電が……」
 終電を告げるアナウンスが、響きわたります。にやりと男の人は笑って、聞いてきました。
「ちょっとだけ、入れていい?」
「嫌です!」
 断固として私は言いました。しらない人のが私の中に入るなんて嫌だったんです。

「じゃぁ、舐めて」
 それも、嫌……。うつむくと、視線の先で男の人の大きなソーセ−ジみたいなモノが、プリンと揺れていました。
「は、挟むくらいなら、いいよ」
 私は、早くこのことを済ませたい一心で、慌てて言いました。基本的に、悪いことはされないだろうと信じていたのです。
「じゃ、後ろ向いて」
 いわれるままに、私は後ろを向いて、壁に手をつきました。男の人の手が、スカートをたくし上げ、私のマ○コの上をアレでなぞって来ました。

「え!?」
 ぐいっと、突然、パンツをよけてアレを中に押し込まれました。
(嘘! 入れないって言ったじゃん!!?)
 びっくりして私は男の人のほうを向こうとしましたが、無理やり押さえつけられ、反撃する間もなく激しく後ろから突かれ、私は、喘ぐしか出来ませんでした。

「やっ……やめ……。あっ……」
「あ、イキそ…」
 気持ち良さそうな声がして、ぐいっと深く男の人が入ってきました。

 やばいっ! と思って、思いっきり、身体を前に出したら、するん、と身体の中からあれが抜ける感じがして、代わりに何か暖かいものが沢山太ももと足に降りかかってきました。
 おろしたばかりのスカートにも、白い体液がついています。
「え、嘘?! 中でイったの??!」
 私、びっくりして、顔面蒼白で、男を振り返り、睨みました。

「もちろん……」
 一瞬、満足げな笑いを浮かべた男は、すぐにへらっと、無責任な笑いを浮かべて、「そんなん、外に決まってるやん〜」と私を見下ろし、ごそごそと鞄の中をさぐると、慣れた手つきでティッシュを取り出し、役目を果たしたアレをふきだしました。

 男ののんきな態度と、今起きたことが信じられなくて、生理が終わって一週間の危険日だったこともあり、私は物凄く混乱しました。
 そのとき、再び、終電のアナウンスが。
「最悪!」
 私は、男のそばにそれ以上いたくなくて、地下鉄の改札に向かって走り去りました。男はそのあと、どうしたか、知りません。

 今さっき、帰宅して、パンツとスカートを洗濯機に入れました。
 中に男が入っているかどうか、確認できません。まさか、あんなことになるなんて。
 大阪に来て色々と危ない目にあっていますが、さいごまでされたのは、今回がはじめてで、ものすごい困ってます。
 妊娠とか……、もしあったら……、どーしよー……。
(一夜限りのアバンチュール体験告白掲示板より 2008年8月18日)

 
 これはまた、災難でしたね。「イヤなことがあった」と、イヤなままで最後まで終わってしまった体験談は、このサイトでは非常に珍しいです。訴えるかどうかはともかく、こういうときは産婦人科に駆け込みましょう。モーニングアフターピルを処方してもらえるはずです。それと、酔ってたとはいえ、こういう誘いには絶対のらないことですね。「触らせてくれ」なんて、明らかに異常じゃないですか。これが普通のナンパなら、ホテルのベッドで気持ち良くなれてたかもしれませんが、こういう変なのは、今後、相手にしないことです。

 
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