Mさんと、また(2)  by もも その6





 

 私のキスに応える様に抱きしめてくれて。長い長いキスを……。
「大好き」そういいかけて飲み込んだ……。
 今、言ったらダメ。今日こそちゃんと話をせな……。

 下着姿の私を愛しそうに眺めながら、脱がすのを惜しむ様に、唇をはわす……。スリップの肩紐をズラシ、腕を抜く……。
 ブラの肩紐をずらしホックをはずし、私の胸を少しづつあらわにしていく……。
 私の体のデータをとるかのように、少しづつ……。白い胸に印をつけて。乳輪に……、乳首に……。

「あっ…いぃ…」
 感じ過ぎてのけぞった……。こんな声が漏れる女になった……。

 気付けば……、シャワーもせずいきなりベッドで愛されてた……。
 凄く濡れてたと思う。溢れ出るのがわかるくらい。
 最後だから……。そう思って弾けたのかも……。
 私を覚えてて欲しくて……、忘れないでほしくて……、勝手ですね……。

 Mさんは私の手を自分の下半身に持っていき握らせました。
「なめて」
 耳元で囁きました……。
 何度も肌を重ねたけどフェラはしたことがなくて……。オシッコするとこ舐めるのもマジマジと見るのも抵抗があって、自分は散々舐められてるのに!
 でも……、言われるままに口に含みました……。

 指示される通りに……、袋もつけ根も竿も……、舌をはわせ……。
 切ない声って、こんな感じ……、そんな吐息のようなMさんの声……。
「あぁ〜もも…もも…」
 私を抱き寄せキス……。
 手は私の胸に……、下にすんなりと指を……、Mさんの分身を受け入れる……。
 スルッと。
「あっ……」声が漏れる…恥ずかしい……。

「いっぱい、抱いて……」私はそう言ってた……。
 K君、ゴメンね……。今日だけ……、今日で終りにするから……。勝手な言い訳で自分を納得させて……。

 思いきり淫乱に……。女になった私を忘れないで……。今思えば、凄くあえいで声が部屋の外まで聞こえてたかも。
 バックも、騎乗位も、感じ過ぎるくらい敏感になってて……。気がつけば腰をふっておねだりしてた……。

 いつのまにかゴムをつけてたMさんは、濡れそぼった私の中に正常位で。
 私と指を絡ませ……、ピストンが早くなった。
「ウッ……」
 私の上に被さる……。

 オデコに、瞼に、ホッペに、唇に、優しいキスの雨。
 しばらくそのままで……、ゴムを処理して……、腕枕してもらって……。

 出会ってからの話を……。私が一目惚れしたこと、最初に抱かれた時は会えなかった彼と別れてもいいって思ってた事……。
 Mさんは普通に新しいバイトの子って思っただけだとか。かわいいなって思ってくれたみたいやけど、まさかこんな風になるとは……。笑ってた……。

 そしたら耳元で、「このままじゃあかんか? もものこの体……、独り占めされるんか……、もう……」
 そう言って私の首筋にはう唇。胸を素通りして、おもむろに下へ。
 隣にいたのに上になって……、スルッと私の中に……。
「あぁ〜ん……」吐息の様な……切ない声……。
 Mさんは私の胸を優しく包む。 「もも……、こんな色っぽい声出せる様になって。今、女の顔やで……、いやらしい女の顔……」
 そんな会話を笑いながら……。
 体のあちこちに愛された印……。体育の時に体操服きられへんやん!!(まだブルマの時代ですからね)

 Mさんにしがみつき声をあげていってしまった私。
 Mさんはゴムをつけて……、私を堪能したかのように私の中で果てました。
 いっぱい愛されて……、一緒にお風呂に入って……、帰る支度を……。

 はぎとる様に制服を脱がされたので、あらら、ボタンがほつれてたり。
 部屋を出る前に「もも……」て呼ばれて振り向くとチュッ……。
 またお互いを確かめる様に長いキス……。最初は怖くてどうなるかと思ったけど、優しく抱きしめてくれました。

 しばらくはバイトで会いましたけど、もうメモを渡す事もなく。最終日に挨拶をしただけ……。
「お世話になりました」そう言うと涙が……。
「泣き虫やなぁ…保育所の先生したいんやろ。子供に泣かされるなよ」そう言って頭を撫でられて……。
 頭を下げて店を後にしました。

 これ以降Mさんには会ってません。
 思い出すままに……、記憶のまま……、浪漫さんに読んで頂きたくて……。
 一つ一つ出来事を整理しながら…整理しきれてないですが…(笑)
 今までの自分を見つめ直したいと思っています。
(メールによる体験告白より 2009年2月8日 )

 
 土曜日も半分学校があって、女の子の体操服はブルマ。なんて懐かしい。多分、ももさんと浪漫は同年代ですね。しかも、投稿の端々に感じる語感は、関西! もう、親近感わきまくりです。っと、そんなことはどうでもいいですね、ハイ。ご希望どおり、しっかりと読ませて頂きました。気がついたら、自分から腰を振っていた……。これを読んだとき、ああ、もう完全にももさんは女になったんだなって感じました。同時に、これが最後と思うと、そうせずにはいられなかった、というのもあるのでしょう。ところで、保育所の先生に、という夢は叶ったのでしょうか? 先生の顔と、悶える女の顔、両方見てみたい気がします。

 
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