姫はじめが…… by 播磨屋 その6





 

 管理人様、お久しぶりです、播磨屋です。ずっとご無沙汰してすみませんでした、あっちも随分ご無沙汰なんですが(笑)

 1年ほど前から旦那と冷戦状態で、更に私を避けはじめ他の心労も重なり鬱々とした日々が続いてました。
 ほぼ、セックスレスになってしまったので、ここに書けるようなネタもなかったのですが……。

 3連休も完全に放置されて音沙汰なし、あまりに淋しくて、10歳上の旦那の友人(私とも親しい)に昼食&お茶のお誘いをしたら、快くOKが出たので、山手線の某駅で待ち合わせ。
 合流すると同時に「今からホテル?」というストレートなお誘いには、ご挨拶代わりに謹んで顔面パンチをお見舞いする(笑)

 雪も降って寒かったので、とりあえずカラオケボックスに避難。
 しばらく普通に歌ってたんですが、ちょっとずつ近づき、意を決して彼の手を握りにいこう! ……としたら微妙に根性なしで、小指で向こうの手をつんつん突付いただけ(笑)
 でも、紳士かつ百戦錬磨の彼は、私の情けない意思表示を理解して小指をからめて……、手を握って……、しばらく手の触りっこしてて……、指を絡めて……。
 彼の呼吸が少し荒くなったかな?と思った次の瞬間、濃厚なディープキス。
 優しくて、激しくて、温かくて、ああ、随分久しぶりだなあ……。

 唇が離れて、私の頬を両手に包んで、理性と本能のないまぜになった瞳で問いかけてきた。
「これ以上いくと、俺は歯止めがきかないぞ。本当にいいのか?」
「あなたに甘えたい、抱きしめてもらいたい……でも、それ以上先は迷ってる……」
 正直に答えたら、「迷った時は行くぞ!」と引っ張られてカラオケボックスを退散。

 カラオケボックスが5Fだったので、下に降りるエレベーターの中でもずっとキスされ続けて、キスだけなのに全身に火がついちゃって。
 その後、徒歩10分くらいのラブホ街のとある部屋にテイクアウト。
 勿論、エレベーターの中でも抱擁されてキスされて……。

 部屋に入ってコート脱いでベットの端っこに座って、来るとこまで来たけどさあどうしたものか……、と思案したのもつかの間、自信満々に押し倒されて、唇をむさぼり舌をねっとり絡めてくる濃厚なキス。
 頭がぽーっとなって何も考えられない間に、全身剥かれて、気が付けばショーツも向こうにポイされてました。

 あ、私、丸見えだ! と慌てて脚を閉じる前に、彼が体を割り込ませて、胸をいやらしく撫で、強弱つけながら乳首を甘噛み。
 私が特に抵抗せずに腰をくねりだしたのを確認すると、クリトリスを優しく愛撫しながら、恥ずかしい位びしょびしょに濡れた秘所を指で何度も何度も行き来しました。

 ねちっこく焦らされて、たまらず濡れそぼった秘所をヒクつかせさせながら、早く挿れてほしいと懇願しても、「俺焦らすの好きだから」となかなか挿れてくれない。
 キモチ良すぎで気が狂いそうなその時、彼の指が2本侵入してきて、クリトリスとGスポットと両方責め。
 今まで経験したことのない快感が全身を包んで、指を抜き差しするじゅぽっじゅぽっといういやらしい音と、はしたない嬌声が部屋に……。

 彼のモノが挿入された時、数時間前にはそれなりに恥じらいのあった私は、発情期の見境のない雌と化していました。

 イクという概念の知らなかった私が、イク一歩手前あたりまで昇りつめたのには驚き。
 コトが終わった後も、ずっと体を絡ませてキスしたり全身を愛撫したりしてくれて、すっかりトロトロにとろけてしまいました。
 女性経験が多いだけの独りよがりの馬鹿も多いと思いますが、経験豊富な中年男性のエスコートとムードづくりとテクニックはすごい!
 国の重要無形文化財に指定したい位です!(笑)

 もちろん、不倫なのはお互い認識しているので絶対表には出しません。
 結婚が決まって、ここの掲示板でも皆様に随分喜んで貰ったのに、それだけちょっと申し訳ないです。
 でも、心身共に鬱積していたドロドロが綺麗さっぱり落ちてとてもすっきりしました。
 一線を越えた事については、後悔の念はありません。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2009年1月13日 女性 32歳)

 
 色々ご意見はおありかと思いますが、浪漫は播磨屋さんの味方です。だって、オンナ32歳つったら、これからますます円熟味を増していくお年頃。それがほぼレスで、しかも前回の投稿によると、「コトが済んだら、すぐパソコン」てことだったから、濃い性交渉に身をゆだねてしまうのも、必然なのかなと思うのです。秘めたる関係を維持しながら、違う男とのエッチで生活にメリハリがつくなら、それもひとつの方法だと思うんですよ。

 
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