初体験  by R・K





 




 僕は今中2だけど、初体験は小6の2月。僕は小4の時から好きな女子が居た。名前は、M。
 Mは元気いっぱいな性格だけど、あまり女の子らしい面は無く、いつも普通に男友達と接している感じがした。

 でも、ふんわりといい香りがする元気なポニーテールや、たまに見せる赤面もいつしか可愛いとすら思い始めていた。
 僕はそんなMが好きで好きで、Mを見る度に心臓のドキドキという鼓動が鳴りまくっていた。

 そして……、小5の夏、僕は初めて"Sex"という事を知った。
 興味本位で「おっぱい」とパソコンで検索してみると、あまりのエロさにとても耐えきれず、すぐに消した。

 それからすぐ後の事が。僕は、僕自身がクラスの女子にモテているという情報を耳にした。
 それはMではない、あまり興味のない3人組だった。
 僕はその3人にカッコイイ等と言われ、何故か泣いてしまった。すごい恥ずかしかった。Mの前で泣くのはとても辛かった

 Mはそんな僕を見て、笑顔で「泣くなよ〜! モテモテで、いいじゃんっ^^」と言った。
 その時だった。僕のアソコがびくん!! と唸った。

 な、何だ……!?
 席に着いていたから、周りから見えなくて済んだものの、僕のアソコがぷくんと膨らんでいた。

 それも、Mを見る度、毎回も。
 僕はその大きく膨らんだアソコをつついてみた。すると、全身に電気でも通ったかのような快感が走った。

 それがたまらなくて、トイレに掛け込んで、しごき続けた。すると……。
 ピュ! ピュ!
 ああっ…と声をあげ、出て来たモノは白い液体。
 なんだかノリみたいにネバネバしてる。何だろうこれ……、これが精子?

 小4の頃、保健の先生から精子について学んだ。これが…女の子の中に入ると……。
 その時、トイレのドアが開いた。
「お〜い、K! 帰りの会始めるぞー」
 友人のSの声だった。僕は、「ああ、分かった」と返事をして、その場を後にした。

 帰りの会が終わり、僕は悩んでいた。MとHな事がしたい。したくてたまらない。
 皆次々と帰って行く。でも僕はランドセルを置いたまま、ずっと席について座っている。
 ……Mは? 何で帰らないんだろうか。

「あの……、さ」
 Mが話しかけてきた。普段ははしゃいでいるのに、2人きりだとやはり気まずいのだろうか、声に張りがない。
 ドキドキする中、何? とやっとの思いで聞くと、「実は……、Kの事……す、す、好き……」

 かわいらしい顔を真っ赤にして、こう言うのだ。
 え? 今、何て……。

 僕は訳分からなかったが、今Mは僕の事を好きだと言った。
 そんなMが可愛くて可愛くて……、僕はMをぎゅっと抱きしめた。

「わ……、K……!? 何で……」
 Mはまだ顔を真っ赤にしている。
 僕は、「僕もキミの事好き」
 緊張してガチガチ震える口で、こう言った。

「……っぷ」
「な、何だよ!!」
 Mはその後にクスッと笑って、「ううん、何か……、Kが好きとか言うイメージ無いなぁって。でも、私は大好きだよ、Kの事も、Kの"ココ"も」
 Mはいきなり僕のアソコをつついた。
「ああっ!! や、やめ……」
「はい、ダメダメ〜抵抗しちゃダメだよっ♪」

 そしてズボンのチャックを下ろし、僕のそそり立つアソコをまじまじと見つめていた。
「わー、さすがK! いつもは態度もデカいけどこっちの方は可愛いねぇ……あむっ」
「うあ!!」
 僕はその快感に耐えられなく、すぐに精子を出してしまった。
 恥ずかしいのに、なのに……何だかすごく嬉しかった。

「もー、Kったらもうイっちゃったの!?」
 どうやら、精子を出すことをイくというらしい。MはHの事を何でも知ってるようだった。
 ……あれ? っていうことは、Mもエロいんだな。

 僕は、Mの大きな胸に手を当てた。
「……あぁんっ……、ちょっと、いきなり……、ぁ……」
 その反応が面白くて……、僕はそのやわらかくて気持ちいいオッパイをもみ続けた。
(男の子の初体験告白掲示板より 2011年2月2日 )

 
 なになに? 女の子を意識して、それで性的快感に目覚めたの? うっわ〜。大人だね〜。浪漫が子供のころは、たいてい、男も女も、登り棒をしてるときに、快感に目覚めたもんだ。うん、あれは、性の快感を子供に気付かせるとんでもない遊具だったな。あんなものが、小学校にあったなんて……。今もあるのかな?

 
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