変われば、変わるもので……その4  by ももたろー その4





 

 前回投稿したリゾート地での一件以来、みゆきはすっかり私に服従するようになりました・・・もちろんセックスにおいてです。
 それから半年以上、私たちは色んなセックスを楽しみ心から快楽を追求しました。
「色んなセックス」と言っても、ノーマル以外はソフトSM程度です。場所もラブホか、せいぜいみゆきのマンションでした。

 新たな刺激を求めようともしました。例えば今で言う“ハプニングバー”に行くことも考えましたが、そういう店は医者の客が多いらしく、危険すぎるのでヤメました。
 しかしながら、セックスに‘マンネリ’を感じたことは一度もありませんでした。
 ほんとうにみゆきは素晴らしい女性です。もうすぐ30歳になろうというのにセックスに目覚めたのが遅かったせいか、その体は20代前半と言って過言ではありません。ハリのある胸・・ピンク色の乳首・・キュッと締まったウエスト・・そしてベージュのパンストが良く似合うムッチリとした太腿・・。
 想像しただけで勃起していました・・

 とくにデートの日は朝から勃起しっぱなしで、とりあえず食事している店のトイレでパンストを穿いたままの太腿に挟んでもらって射精することもよくありました。

 そんなある日、またしても突然“Hな計画”がひらめきました!  
 こればかりは絶対に拒否されるとは思いましたが、セックスの時に例によって散々ジラして、お預け状態にすればOKしてくれる自信もありました。

 いつものようにたっぷりディープ・キスをして、耳と首筋に舌を這わせ・・・いよいよこれから・・・という時にその話しをもちかけました。

「ねぇ、みゆき・・・シテ欲しいことあるんだ・・」
「あぁん・・またそうやってジラすんでしょ? 今度は何?」
「あのさ、ずっと前に『新人の看護婦、レズっ気があって困ってる』って言ってたでしょ?」
「う、うん・・」
「その看護婦とみゆきがHするとこ、見てみたい・・」
「えっ!!? な、なに言ってるの! そんなのできない!!」
「あっ、そう・・なら、もうHしないよ!」
「だって、そんなの絶対ムリよ! それに私、レズなんてしたことないし・・お願い・・そんなのイヤ・・」
「大丈夫だって!全部オレが計画するから! それに、リゾート行ったとき『何でもする』って言ったよね?!」
「確かに言ったけど・・ムリよ・・そんなこと・・」

 新人看護婦の真由美がレズであるという噂は病院内でも広まっていて、そのターゲットはみゆきらしいのです。普段からやたらとベタベタ触ってくるらしく、他の看護婦から『先生・・狙われてますよ』と言われてから警戒してたそうです。 話しを聞いただけでも“その気アリ”と直感できます。しばらく気まずい雰囲気が続きました・・・。

「みゆき、ごめん・・やっぱムリだよね? 今日はもう帰ろう・・」と言ってベッドから起きあがりました。その時です。
「わかったわ・・やってみる・・。 でも、うまくいかないと思うわよ・・」
 私はめちゃくちゃ嬉しくなって、みゆきに抱きつきました。
「みゆき、ありがとう! 見てみたかったんだぁ、レズって・・。 大丈夫だよ! 二人っきりになれば、向こうから誘ってくるって!!」とわけのわからないことを言って再びセックスを開始しました・・・。
 その夜はいつもより興奮しました・・・思い切り突きまくって、何度も何度もイカせてあげました。

 それから数日間は仕事なんて手につきませんでした。みゆきが若い女の子に犯されるのかと思うと、それだけで下半身がアツくなってしまいます。
 お互い勤務のシフトも異なるので、計画実行がいつになるか判断つかない・・ということもドキドキ感を増しました。
 あらかじめ部屋の合い鍵を渡されていたので連絡が入り次第、一足先に部屋に行きクローゼットに隠れて待っていることとしました。クローゼットは格子状になっていて少し息苦しいものの、リビングとベッドを両方見ることができる唯一の場所だったのです。
 おかしいかもしれませんが、私とみゆきは不測の事態に備えて綿密に計画を練りました。それまでは渋々話しをしていたみゆきも、だんだんとソノ気になってきているのが感じられました。

 そしてある日、仕事をしていると電話が鳴りました・・・みゆきからです。
 ・・・つづく
(メールによる体験告白投稿より 2003/08/06)

 
 おーっと、いいところで続くとは。みゆきさんだけでなく、読者や管理人までじらそうという魂胆ですね。続きを期待しています。

  前へ   もくじ   次へ