学校にやってきた憧れの母親  by 新米高校教師

 

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 私は、都内の高校に勤めて2年目の高校教師です。
 私が担任として受け持っている女生徒、原雅子(仮名)の家に家庭訪問に伺った時に、雅子の母親、日出子さんとの間にあった事……。

 豊満な白く美しい乳房。ぷっくりと艶かしい唇。フェラチオ。パイズリ。口内射精。

 教師でありながら、家庭訪問先で生徒の母親になんていう事をやらせたのか……そんな後悔は、私にはなかったのです。
 それよりも、若い私の頭の中には、跪いて私の男根に奉仕してくれる日出子さんのしなやかな小顔の動き。めくれあがる唇。見上げる濡れた瞳。男根を挟み込み摩擦する大きな乳房。白い肉体の躍動感。鳥肌が立つような鼻息……。

 日出子さん……日出子さんの事ばかりが、私の頭の中で渦巻いていたのです。ああっ! 日出子さんっ!
 あれからもう毎日のように、想像の日出子さんで自慰を繰り返している……。
 私生活で恋人を抱いている時にさえ、日出子さんの肉体の感触を思い浮かべる始末なのです。私の恋人は、豊満な日出子さんと違って、スレンダーな細い身体だというのに。

「ここの公式は使えるから、覚えておくようにな。それでは、今日はここまで」
 起立、礼……ガタガタと、椅子や机を動かす音、始まりだした生徒たちのおしゃべりを背に、私は教室を出ました。

「高本先生っ」
 声をかけられ振り向くと、彼女が小走りに近づいてきたのです。
「原……うん? どうした?」
「あ、あの……質問があるんです、先生」
「そうか……どこだ?」

 私は数学の教師です。原雅子は、ほとんど毎回の授業で質問をしてくる、熱心な生徒なのです。時には、教師の方の私がハッとさせられる様な事まで聞いてきて、驚かされる事が度々あります。

 いい子だ……。私の言葉にうなずきながら、熱心にノートを見ている雅子。素直で勤勉。しかも、無口で温和しい彼女が、クラスの学級委員を自ら名乗り出て、あれこれと、担任の私の手伝いをしてくれるのです。クラブ活動もあって忙しいだろうに……。

「有難うございました……高本先生……」
「ああ……またおいで」
「……はい……」

 綺麗な目で私にお辞儀をした雅子は、教室に戻っていきました。意外にも、私の頭の中から日出子さんが消えている時は、日出子さんの娘、雅子と接している時なのです。

 職員室に戻ると、各教師の机の上に、プリントが並べてありました。
「3者面談における注意事項……!」
 私は思わず、そのプリントを握りつぶしそうなほど興奮しました。

 そうかっ! 3者面談の時期かっ!
 また会えるっ!
 日出子さんに、また会えるっ!

 立ちつくす私を、まわりの教師が怪訝に見ていました。

 そして、私の興奮はそれだけではおさまりませんでした。後日集めた、面談の希望時間のプリント。雅子が提出したそれは、金曜日の4時でした。それは、最終の面談だったのです。
 後のことを気にせず、たっぷり時間が取れるという事が私を興奮させたのです。

 学校で行われる面談です。何も起こるわけありません。しかし、あの美しい、むっちりとした肉体の日出子さんに会える……。
 私はウキウキしながら、始まった3者面談をこなしていきました。

 そして、金曜日がやってきました。

 

 

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