6年ぶりの二人の再会に設定した場所は、彼女が昔好きだったパスタ店にしました。 朝から2時間だけ出勤し、10時半に会社を退社しました。 パスタ店の開店時間にあわせて11時の約束をしていましたが、10分前に着くと彼女はもう駐車場で待っていました。 「早く着いちゃったっ。」 少し照れた彼女の笑顔は、6年前と少しも変わっていませんでした。 いいえ、大人の色気と、若々しいしぐさが同居する妙なアンバランスさは、以前になかった魅力でした。 「相談ってなに?」 時間がもったいないと思った俺は、店に入るなり彼女に聞きました。 「うん・・・。注文してからにしようね。」 いきなりその話題をふられてとまどったのか、彼女はかなり照れた様子でそう答えるのがやっとでした。 「わぁ〜、懐かし〜い。」 彼女はメニューを見ながら、昔と少しも変わっていないそのパスタの種類の多さに、感激していました。しかし、注文を済ませても彼女は一向に相談の内容を話そうとしませんでした。 そこで俺は、パスタを食べながら、彼女の身なりを観察することにしました。 濃いグレーのジーンズに、黒のブラウス。中は黒のキャミソールがセットになっていました。ジーンズってことは触っちゃダメよっていう警戒サイン。 しかし、キャミソールとブラウスってのは色っぽいな〜。警戒しつつ誘惑モードっていう微妙な心境? どちらの手の指にも指輪はないぞ。不倫OKサイン? しかし指輪の日焼け跡もないな〜。もともとしてないだけ? ヒールの低い靴だな〜。アウトドアモード? よし。彼女が好きだった、カーフェリーの見える港に連れて行こうかな。 パスタを食べ終わると彼女は、「5月だってのに結構暑いね。」と言いながら、羽織っていたブラウスを脱ぎ、丁寧にたたむと横の席に置きました。 うん。キャミソール色っぽいぞ。出産して胸が少し大きくなったのか? しかし、相変わらずCカップってとこか。昔はBカップだったからな。 肩からスラっと伸びた腕のラインが綺麗。色はますます白くなったな。ジーンズの中のふとももが気になるな〜。 昔、初めて彼女のミニスカート姿を見た時、その白くて艶かしいふとももに欲情してしまい、俺のジーンズの中の勃起が治まらず、浜辺の車の中でフェラチオしてもらったんだよな〜。 あの時彼女、もう二度とミニスカートは履いてこないって笑ってたっけ。 そうして、二人ともデザートを済ませ、時計を見ると12時半を過ぎていました。 「今日何時まで大丈夫なの?」 彼女に聞くと、5時半までに保育園に迎えに行けばいい。と、暗にまだ時間はたっぷりあると言いたげでした。 その後、彼女の車をパチンコ屋の駐車場に停め、少しドライブしながらカーフェリー乗り場まで行くことにしました。 彼女はドライブ中、妙にはしゃいでおしゃべりを続けていましたが、相談の内容を避けて無理に会話している気がしました。 相談の内容はきっと性的なものに違いないと確信した俺は、フェリー乗り場から少しはなれた空き地に車を停め、二人で車を降りました。 港には6年前によく見たフェリーよりも更に大きなフェリーが泊まっていました。 「わぁ〜大きい! すごいね〜。久しぶり。」彼女は喜んでいました。 「ところで、相談って・・・」僕が切り出すと彼女は、「谷口くん・・・、私の好きだった場所、全部覚えてくれてるのね。」 俺の名前を呼んだあと、なにから話そうか迷ったような言い方で、彼女は切り出してきた。 「私の主人も、谷口くんみたいに優しかったらよかったのに・・・。」 彼女の台詞は途中で消えてしまい、泣き出しそうな顔になってしまった。 慌てた俺は、彼女の手を握り、わざと視線を彼女からそらしました。そして、フェリーを見つめ、じっと手を握り締めたまま、彼女が話し出すのを待つことにしました。 彼女の久しぶりの温かい手の感触にドキドキして、俺のジーンズの中はすでに勃起し始めていましたが、今日は作戦変更。ゆっくり彼女の悩みを聞くことに徹することにしました。そのほうが、あとあと得られるものが大きいと思ったのです。 「車に戻ろうか。」 俺が彼女の手を引くと、彼女は静かにうなづき後に続きました。彼女は助手席に座ると、静かに深呼吸し、ゆっくり話し始めました。 「私たち、出来ちゃった婚なの。彼とろくに付き合うこともなく、結婚することになっちゃったから・・・」 そのことを話すと、堰が切れたように彼女は、二人のセックスライフについて話しだしました。 俺は再び彼女の手を握ると、余計な口は挟まず、相槌だけを打って彼女の話を促しました。 (心に残る最高のエッチ告白掲示板より 2004/09/30) |
相談と言いながら、セックスの話題をふってくる、しかもそれは、かつてフェラチオまでした仲。こりゃあなにかありますわな。続きをお楽しみに。 |