連続投稿です(汗)。でも、どこかに書き記しておきたいという気持ちがいっぱいです。 初めて抱き合ったその晩、カラオケではなぜか絶好調。喉がかすれるほどに歌っておひらき。 カラオケボックスが実家の近くだったので歩いて帰ろうとしたら、いいよ、送るよーってBくんの友達。 その彼女…私の友達ですが、すっごく可愛くて、正直彼女に会うだけで私は癒されます(笑) そんなわけで、4人はそのまま車に乗り込んで送ってもらいました。 翌日は札幌に戻る日。夕方ごろの特急に乗ろうと決めたものの、なんだか気持ちがすっきりしない。Bくんに、会いたい… メールをして、時間、大丈夫?って。 午前中はバイトという事で、昼から会う事に。快く迎えに来てくれて、そのままBくんの家へ。 昨日抱き合った部屋で、少し話をした。 「璃玖ちゃん、どうしたの?」 胸がドキドキして、苦しくなってくる。 「ぎゅーって、してもらいたいなぁって…」 部屋の外で、小さなポメラニアンの鳴き声が聞える。Bくんは私の隣に腰を下ろして、そっと抱きしめてきた。 「もっと…」 「強く?」 「ん…」 強く強く、抱きしめて捉まえててほしくて。 「も…」 「璃玖ちゃん?」 「いじわる」 私からまた、顔を寄せた。 昨日と同じように、何度もキス。早々に服を脱いで、何度も。 昨夜首筋に付けた痕を、さらに舐め濃い痕を重ねた。 「ねぇ、今日はチョコのやつじゃないのでマッサージしてあげよっか」 「えっ…持ってきてるの?」 「うん、ボディマッサージにも使えるからね…」 もちろんそれ以外にも。 取り出した、ちょっぴりお洒落なボトル。 透明な、とろりとした液。深い林檎の香り。 女性の身体の事を一番に考えて作られたというそれは、優しくて愛おしい香り。 てのひらに溢れるほど落としてから、両手に馴染ませてそのままBくんを包んだ。 「つっ…ったー、それ、すごい…」 大きな目を更に大きく見開いて、私の手の動きを見つめるBくん。 ああ、愛しいな… ゆっくり、弄ぶように。 弱いところで指に力をこめると、何度も身体がびくんと反応して、その度にBくんを私を抱きしめた。 「はぁ、璃玖ちゃん…これちょっと、不公平だわ」 甘く切ない声。 「何が?」 「俺ばっかり、してもらって…」 私に包まれたままで、身体を起こしたBくんはいそいそと自らのてのひらに、林檎のそれを垂らして私の下半身に当てた。 「んっ…あ、や」 お互い向き合う形で、お互いの一番敏感なところをマッサージしあう。 何度も何度も、優しく激しく。 「Bくん…ん、あ、はぁ…」 その内に、私の手の動きが遅くなり、そのままストップ。Bくんの手の動きが気持ちよくて、頭がくらくらしてくる。 「そろそろ、ほしいのかな?」 「ん…Bくん、ほしい…」 「ゴムしてくれる?」 「ん…」 ローションでしっとりした手をティッシュで拭いてから、昨日と同じように緑色のゴムを付けた。 昨日も思ったけど、Bくんのって結構大きいんじゃないだろうか…。ゴムがきつそう。 「でき、た。コレで大丈夫」 「うん、大丈夫大丈夫」 くるっと、腕を引かれたかと思うといつの間にか私は組み敷かれていた。 「Bくん…ゆっくり、ね」 ずず、と入ってくる。いっぱいになる。 愛しい。 すごく。 その日も何度も体制を変えて、座位とかも。 座位になると、布団の足元に立てかけられていた姿見の鏡に自分とBくんの背中が見えた。 あ、私、女の顔をしてる… 「Bく、んっ、や…ぁ」 身体をぴたりと密着させて、擦り合わせて、何度も何度も声を上げる。 身体震える。 Bくんが好き、すごく好き。 だけど、好きと口にしてしまうと全てが壊れてしまうような気がして、好きという言葉は名前に変わった。 だから何度も、Bくんの名前を呼んだ。 「Bくん! あぁっ、いい、よ。Bくん先に、いっていいよ」 深く突かれると、まだ痛い。だから足を上げた状態で何度も何度も。 動きが早くなると、声が我慢できないくらいに気持ちよくなってくる。 名前を何度も呼んで、Bくんは果てた。 部屋の、ドアの向こうで小さなポメラニアンの、フローリングの床を歩くかしゃかしゃと言う音がなんだかおかしくて。 Bくんの頭を抱きながら小さく笑った。 気が付けばまた暗く。 お腹も空いていたので二人でモスバーガーに行って夕ご飯。 駅まで送ってもらうと、帰り際にBくんが私の髪に触れた。 「じゃ…」 小さく言って、顔を寄せてくる。 お別れのキス。 また、ね。 そんな意味の篭ったキス。 何度も、舌を絡めて唇を舐めて。 ゆっくり離れると、穏やかな笑顔。 「今日、ありがとね」 「うん、気をつけてね」 喉の奥のほうで、大好きだよという言葉を飲み込んだ。 「じゃ…また」 「うん、じゃ」 帰りの特急の中で、Bくんを思うと胸が痛んだ。会いたい。 もっとキスをしたい。もっともっと、触れ合っていたい。 これは不毛な関係ではないと、気付くのは数日経ってからの事でした。 長々失礼しました。あの日のドキドキを思い出します。 (ロマンス&ラブトーク掲示板より 2006/ 08/27) |
「お互い向き合う形で、お互いの一番敏感なところをマッサージしあう」って、これ、いいなあ。もう〜、このやろ〜って感じです。璃玖さんってかなり上手なんじゃないかな〜って思っちゃいます。ところで、姿見に映った自分の「女の顔」を自分で見て、どうでしたか? 浪漫は女の人が一番女でいるときの顔、大好きです。 |