10月デエトのこと その1  by 蓮芭璃玖 その12





 

 駅前まで迎えに来てもらって、車に乗り込むとなんだか緊張。ドン・キ○ーテでお買い物してからびっく○ドンキーでごはん。
 何気にドンキめぐり(笑)

 彼のパパリンが13時半から仕事で出かけるという事で、お出かけになるまでおうちの前に車を停めて、お喋りタイム。
 ここでやっとキスをしてもらいましたvv

 で、時間が来て彼のパパリンお仕事へ。
 お部屋についてから、なんとなーく後ろ向きで背中に寄りかかってみた。今日はにゃんこだよ、って感じで、にゃーにゃー言いながら。
 抱きしめてもらったり、触れるだけのキス。
 何度も何度も。
 キス魔にならないように、私から攻めないように。

 でも、あの目を見てるとどんどん高ぶってくる。キスしたい、舌を絡めたい。
 何度もキス、いつの間にか舐めあうような。
「座ろっか」
 おもむろに離れると、息をつきながら彼の一言。ずっと立ったままキスし合っていた事に気付く。

 促されて、布団の上に腰を下ろす。
 ミニのスカート姿の私を見るのが新鮮だったのか、やけにスカートに触れる彼。
「こ、らっ! おにーさんっ、めくるんじゃないってば」
「俺、えろおやじだからいーのっ」
 ふざけあっている内に、彼の目に鬼畜モードの輝き。なだれ込むようにキスの嵐。
 少し間を置いて、お互い気持ちを落ち着かせて苦笑い。

 とりあえず約束していた、彼の肩、背中、腰をマッサージ。上半身だけ脱がせて、私はスカートのまま、上はキャミソールになって。
 20分くらい、ローションを使ってゆっくりマッサージ。
 終わると、彼はお礼といいながら私にキス。
 唐突に押し倒されて、胸元にキス。
 感じてくる。

「マッサージ、良かった?」
「すっげー良かったよ、今度は璃玖が気持ちよくなる番ね」
 するりとキャミソールをめくりあげる。
「あっ…」
 にやっと、怪しい笑みを浮かべて胸にキス。
「B、くん…あの、や、やさしく、ね?」
「や・だ・よ」

 れろっとやわらかい肌を舐めていく。
「ぅはぁん」
「かわいい声」
「や、やだ…」
 静かに舐めていたのに、突然ケダモノに変身。
 舐めるというより舐め上げていく?あまりの激しさに眩暈。
「ああっ、んあっくぅ…」
 声が止まらない。

 思い出したように突起を口に含むBくん。
「やぅっ、ん…」
「胸が弱いよね、璃玖は」
「んっく、う、ふあ」
 右の胸、左の胸、ランダムに激しい愛撫。声が止まらない。ある程度舐めてから、ふう、と熱い息がBくんから漏れた。
「B、くん?」
「璃玖の声、かわいくてどんどん興奮してくる」

 長い指とてのひらが、すぅっと胸から腰を撫でていく。そして、下着に触れて、中に入ってきて、敏感なところを指でくぃっとなで上げる。
「んっ…」
「声、もっと出していいよ?」
「う、やぁ、は、恥ずかしいし…」
「何で? 恥ずかしい事いっぱいしてるのに?」
「だって…」

 私の目を見たままで、ゆっくり何度も何度も撫でる。じんわりと、指先の体温を感じると身体の奥から熱くなってくるのがわかる。
「濡れてるよ?」
「あっ、ひゃぅん」
 中指が、進入。浅いところでぴたりと止まる。
「璃玖の中、熱いね」
「んっ、んん…うっ、そ、そこ…」
 浅いところ。恐らく、世間一般的にGスポットと呼ばれるところだと思う。最近そこが気持ちいいと自分でもわかるようになってきた。

「どこ?」
「あぅっ、ん、そこ、気持ちい…」
「ここ?」
「う、うん…奥も、して?」
 Bくんの目が、エッチモード。ぬぷっと奥まで指が入ってくると、ぐるんぐるんとかき回していく。
「ふあっ、んー…やうっ、あ、Bくぅん」
 甘ったるい声がとにかくやらしさを際立ててるようで、恥ずかしい。でも気持ちがいい。

 ちゅく、くちゅ…水音が響くと、頭の奥から熱いものがこみ上げてくる。
「あぁっ、んっ、んん…」
「足、広げて」
 Bくんが静かに囁く。空いている方の手で、片足をゆっくりと広げさせていく。
「う、んん?」
 熱っぽくなった眼差しで目を向けると、Bくんは足の間に身を置いて私を見ていた。
「B…くん?」
「舐めてあげる、璃玖のここ」
 はっとした時にはもう、舐め上げられていた。
「はあぁっ、んんぁ、あっくぅぅ」
 ぬめぬめとした舌の感触、クリトリスをれろれろと転がすように舐めている。
「はっ、はあっ、はあっ」
 たまらない、気持ちいい、もっと舐めてほしい…そう思っていると、にゅる、っと中に舌が差し込まれてきた。
「ひゃんっ」
 お願い、もっとねじ込んで…そう叫びそうになったけれど流石に恥ずかしくて、声を噛み殺す。
「んあっ、つ、ぅ…」
 だんだん、感覚がおかしくなってくるような、不思議な感じに頭はふらついて。激しくて、心地良くて。

 ブゥ…ン、と鈍い電子音に大きく息をついた。電子音。
 おもちゃでいじめてほしい…
 前に、酔ってメールでエロトーク全開だった時、そんな事を書いたのを思い出した。

「約束したよね、璃玖」
「や…あ、Bくん…目が怖いんですけど…」
 にっこり、意地悪な笑顔を浮かべたBくん。舌攻めが終わってやっと息をつけたのに…
「いじめてほしいんでしょ? これで」
 見せられたのは、ピンク色の小さなおもちゃ。コードの先に付いた楕円のプラスチック。
「お、お願い、優しく…ね?」
「優しくいじめてあげるから」
 にっこり。ああ…この笑顔が怖いんだってば(笑)

 Bくんは少し体勢を変えて、私の上に。目が合う、顔が近い、そっと触れる唇。
「あ、あっ?! あぁ、んん、ひゃぁぁぅ…んっ」
 キスしてすぐに、ローターが一番敏感な部分を攻める。指でもない、舌でもない。冷たくて堅い無機質な塊が、振動をダイレクトに伝えてくる。

「やあっ、んー、ふっ、はあんっ」
 息をつく間もないくらいの、快感の嵐。
 気持ちいい、確かにこれは気持ちいいけど…異様に体力を消耗する気がする。
 空いた手で秘部の割れ目を開くようにして、それを中に押し込んできた。
「うあっ、ああん、B…Bくん、ひ、んにゃぁ」

 多分、コードを引っ張って調整しているんだろう。振動を少しずつ強くしていきながら、コードを引っ張って私の中で暴れさせる。
「つっ、いったいっ?!」
 コードを強く引き、中から出そうとしたその直後。ビリッと強烈な痛みが走った。

「え?」
 慌てて振動を止めるBくん。
「い、今なんか、ビリって来た…」
 突然の事にきょとんと痛みに顔をしかめる私を、Bくんは心配そうに覗き込んできた。

 後になって考えると、アレは急に最大にされたローターの振動が、ローターのつなぎ目(?)部分から直接触れていた肌に伝わってきたんじゃないだろうかと。
 絶対的に考えて、快感に通じる痛みとはかけ離れたもので。

 うぅーと、責めるような眼差しをBくんに向けると心底心配そうな目で私の髪を撫でた。
「ごめん、大丈夫?」
「ん…痛かった」
「ごめんね」
「う、ん…許す」

 感電したみたいですっごく痛かったけど、それでも気持ちいい方がいい。じっと上目遣いで彼を見つめて、一言。
「にゃあ」
 振動スイッチ、最大は禁止ね。

 そのあと、再度ローターでクリ攻め。少しして、今まで感じた事のない波が胸の奥の方から打ち寄せてきた。
「ひゃっ、ふあっ、ああっ、あっ、あぅっ」
 イクのかも? と思うと、急に怖くなってきてなぜか涙が溢れてきて。
「やっ、やだあっ、いやぁ、Bくん! んあっく、ふ、ダメ、やめて!」
 今までとは違う反応に、Bくんも何か気付いたらしくて、髪を優しくなでながら、それでも尚クリを重点的に責めてくる。
 しかも、そのまま腕を押さえつけてくる。
「おっ、お願いダメ、おねがい、やめてぇ」
 じわっと、下半身が熱くなり何かが溢れたような気がして。

 身悶えしながら、押さえつけられた腕を無理やり払いのけてローターを操る手を掴んで離させた。
 この一連の動作はかなり強引。
 涙がじわじわ出てくる。
「はあっ、はあっ、はあっ…っく、ひっく」
「璃玖? 大丈夫? ごめんね、意地悪しすぎちゃったね? ごめんごめん」
「も、やだあ、Bくんの意地悪…」
 肩で息をしながら、そのまま抱きついた。
「おもちゃでなんてイキたくないよぉ…」
 そう小さく呟くと、ぎゅうっと抱きしめてくれた。

 まだいれてもらってもいないのに、この長さです(汗)。がんばります、続き…
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2006/11/10)

 
 あ、ホントだ。まだ挿入に至ってないや。でも、臨場感タップリの璃玖さんの投稿、入れる前から大興奮です。ところで、下半身から何かが溢れたのは、そんな気がしただけでした? それとも、潮、吹いちゃったかな?

 
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