11月デエトとクラス会 その1  by 蓮芭璃玖 その14





 

 慌てて11月のときの事を(笑)
 11月は、いつもとは違う場所で待ち合わせ。高速おりてすぐのショッピングセンター。
 そこでお昼を食べようと約束していたので、荷物を抱えて店内へ。
 現れたBくんは、いつもとはちょっと違った装い。眼鏡にスーツ、というびしっとスタイルが大好きだという話は付き合う前からしていたんだけど…

「Bくんっ?! ちょ、どうしたの今日…」
 髪はいつもの、ちょっとかっこつけて長くたらした茶髪。
 片目が少し隠れて、鬼太郎みたい(笑)
 で、黒縁の眼鏡(視力はいいので伊達)。
 黒地にニュアンスの違う黒の縦ラインの入ったお洒落シャツ、黒と紫の細身のカジュアルネクタイ。

「んー? 璃玖がこういうの好きだって言ってたからさ」
「えー、すごいねぇ、かっこいいんだけど…」

 いつもは袖なしのタンクトップみたいなラフなスタイルなので、ここまでびしっとした装いに一気にめろきゅん(笑)
「喜んでもらえたみたいで嬉しいよ」
「うん、すごいかっこいい、どうしよう、ドキドキするよ」
「璃玖もすごいね、髪」
「あはは、失敗しちゃったー」
 そんな素敵なBくんとはうらはらに、私はというとやって見たかった巻き巻き。
 カールアイロンを使ったら見事に失敗したという始末。
「でも可愛いよ」
「ありがと」

 洋食屋さんでオムライスを食べた後は、店内のソファで並んで座って軽くおしゃべり。
 今回のデートでは、にゃあはベタ甘でいくから覚悟しててね★ と話していたものの、実際会うとやっぱりなぜか照れてしまって。

 髪をなでて貰ったり、肩に寄り添ったり。
 やってる事は同じでも、彼のお部屋で二人でいるのとは勝手が違う。
 周りには他のお客さんもいるわけで。どっきんどっきんしてしまって参りました。

 ウィンドウショッピングをして、車に乗ってやっとキス。
 甘いキス。
 なんだか長いお預けをくらってた気分、何度も舌を絡ませて、車の中なのに身体が熱くなってきてしまいました。

「んっ、はぁ…も、だめ、身体熱い…」
「早くかえろっか」
「うん」
 そんなこんなでBくんのおうちへ。

 勝手知ったるなんとやら、早々に彼のお部屋に入っていちゃいちゃタイム開始。
 上着を脱いだらぎゅぅ。
 先日電話で話していて言われたんですが、ぎゅって、抱きしめてもらってる時の私は本当に嬉しそうだって。
「ん…Bくん、好き…」
 抱きしめてもらってるだけなのに、甘い吐息。気持ち良さそうな声が漏れて、目が潤んできて。

 スカートを履いていたので、Bくんはそれを捲り上げながら太ももをさすっていく。
「あ、はぁ…」
 するするとストッキングの上から、優しく。

 気持ちが高ぶるサプリを飲んでいたので、身体も心もエッチモード全開。唇を重ね合わせながら、耳元でおねだり。
「今日は、イケるかな?」
「イカせてあげたいな」
 抱き合ったまま布団の上に座り、何度もキス。
 唇に、瞼に、首筋に。
 先月された時に気付いたのだけれど、私は首と肩の後ろが弱い。舐めるようなキスに身体が震える。

 ストッキングは剥ぐように、スカートはもどかしげに、シャツは優しく脱がされて下着姿に。
 下着の上からのそっと触れる愛撫に、目をぱちぱちとしばたきながら声を漏らす私。
 なんか、自分は裸同然なのに彼はびしっとスタイルって…余計ドキドキしてきちゃって。

 照れ隠しに、ネクタイを握り締めてぐいっと引っ張り無理やりキス。
 おかしそうに笑う彼の反応が、可愛い。

 そのあと無理やり彼の服を脱がして、二人とも裸に。肌を触れ合わせて、足を絡めて悶えるようにキスの嵐。
 すぐに入れてもらって激しい腰の動きに声を荒げてしまいました。
 続きは後ほど…
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2006/12/01)

 
 璃玖さん恒例、いいところで「続く」なのでした。しかも、入れたて! いつの間にかラブサプリなんてのまで入手してるなんて、ほんと、前向きというか探究心旺盛。さて、効果はありましたか? 彼女に黙って男がそういうのを飲み物に混ぜるとかしたら犯罪らしくて、「同意のもとに」とかってルールらしいんだけど、女の子が自ら率先して飲んじゃうっていうのが璃玖さんのいいところだよね。そのかわいさ、ギューしたくなっちゃいます。

 
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