バースデイエッチ3  by 蓮芭璃玖 その19





 

 ビーフシチューは少し寝かせただけだったけど、思ったより美味しくて嬉しかったです。
 デミグラスソースとトマト缶を使うだけで、結構本格的になるものなんですね。おなかいっぱい食べて、ネットを見ながらいちゃいちゃ…
 ちょっとうろ覚えなので割愛(笑)

 後半、手錠を二人でいじってみていて、ちょっとかけてみようかという話に。
 最初は私に、前で両腕をつなぐ。
 手錠というだけあって、見た目よりもずっしりとしているような感じ。
 金属部分が直接肌に触れるわけではないので痛くはないけれど、重たいなぁというのが私の印象。軽くじゃれあってみると、前でつなぐならそんなに拘束感もない。
 とりあえず外してもらって、私の手に手錠が。
 彼は気付いてない。

…(★ ̄∀ ̄★)ニヤリ☆

「Bくーん…」
 手錠を持ったまま、そっと顔を寄せて甘えっ子モード。
「ん? 何? どしたの?」
「にゃーあ★」
 キスのおねだりをするように、見上げるような表情を浮かべてゴロゴロww

「お? 甘えちゃって、かわいいねー」
 Bくんときたらすっかり油断して、私のおでこをナデナデ。私は手錠をBくんの後ろにそっと置いて、彼の両手を軽くつかみ、ちゅっとキスをしながら後ろ手に…
「ん? り、璃玖?」
 ハテナマークを浮かべたBくん、にっこり笑顔で返しながら、そのまま置いた手錠に両腕をガチャッと。
「ちょっ?!」
「捕まえた★」

 いたずらっこのような笑顔で、彼の方を抑えて押し倒す。
「わっ」
 ばふっと勢い良く倒れこむ。
「璃玖、ちょっ、まずいってコレ」
「どうしたの〜?」
「後ろはやばい、コレはやばい、動けない」

 大きく見開いた目をきょろきょろさせて身じろぐBくん、ドSだけあって逆に攻められるのには慣れてないのが目に見えて、無性に可愛い。
「動けないんだ?」
「動けない、ぜんっぜん動けないわこれ」
「ふーーーん…」
 押し倒したまま、唇を落とす。柔らかい唇、頬、耳…
「うっ、ん…」
 可愛い声が漏れる。
 でもあまりいじめると後がこw(以下略)

 やっと外すと、ふーっと大きく息をついて、私をぎゅっと抱きしめてきた。
「うにゃっ?」
「いたずらっこめ」
「Bくんほどじゃないよ」
 優しいキスを交わして、手錠は布団の脇へ。

「ああ璃玖…ほんっと、かわいいよ…」
 ちゅ、ちゅ…首筋を舐める。ビクッと私の身体が震えるように反応する。
 食事をすると元気になるBくん(笑)

「ん、あ、ふぅん…」
 食事をする時に着た服を、そっと剥いでいく。
「あぁ、あっ、んぁ」
 だんだんと息が荒くなる私、胸の突起や乳房を激しくこねる様に愛撫する彼。
 あっという間にピンクの霞が脳を麻痺させていく。
「あふれてきたよ、璃玖」
 腰をなでた指先が、下着の間から滑り込んで秘部の潤いを確かめた。くちゅ、ぬちゃ…潤いをたたえた指先でクリをこねるようになでる。

「はあっ、んっ…くぅ、あふぅ」
 腰がわずかに揺れるのをわずかな思いで押し留めながらも、あふれる声はとめられない。
 いつの間にか下着は脱がされて、指は奥の方でぐちゃぐちゃと中をかき回している。

「うあぁ、はあん、あ、あぅ」
「璃玖…」
「Bくん、はふ、んん…Bくんの指、気持ちいい」
「気持ちいいの?」
「うん、うん、きもちいいよ」
 ゆっくりと、Bくんはかき回していた指を私から抜いた。とろりとあふれたのが自分でもわかる。
「んあぁ…」
 抜かれる感覚がまたたまらない、妙に切ない。

「俺も璃玖に気持ち良くしてもらいたいな…」
 耳元で囁く声は、甘い。
「ふ、はぅ、うん、誕生日だから…」
 そう答えながらも急には動けなくて、肩にしがみつきながら身体を起しておもむろにBくんのを咥えた。

 私自身が準備万端なので、焦らす事もせずじゅばじゅばと音を立てて舐め回し、うっとりと彼を見つめる。
 薄く微笑んだ唇に手を伸ばして、指で触れる。
「Bくんの熱くておっきい…おちんちん、欲しいよ」
 空いた手で布団の横にある箱を探り、中からゴムを取り出して訴えると小さく頷いてBくんは私の指をちろちろと舐めた。
 珍しく、言わされる前に言ったような気がする…

 ゴムをつけたら上になろうとするBくんの肩をつかんで押し倒し、腰を跨いで自分から、Bくんのモノを片手で支えて腰を下ろした。
「あっ、あぁっ、んあぁ…」
 入ってくる…
 おっきくて熱い、大好きなBくんのおちんちんが私の中に。
 彼の表情をうかがいながら、無我夢中で腰を動かす。そのまま、あっという間に時は過ぎていきました。

 後処理をしたら二人ともぐったりと寝転がり、小鳥がついばむようなキスをして余韻を楽しんだ後眠りにつきました。
 起きたらシャワーを浴びて(バスルームに入ると3時間は出てこない二人ですww)、先程は白いご飯で食べたビーフシチューを今度は薄く切ったバゲットにひたしながら食べました。
 自分で作っておきながらなんですが、めちゃめちゃ美味しかったです(笑)

 この後も帰るまでに色々ありましたが、覚えてないので割愛します(汗)
 覚えていることといえば、シャワーを浴びた後はぼんやりテレビ観賞(早朝)。
 毎回毎回、彼に会いに行くのが土日なもので、日曜の早朝で…
 プリキュアやワンピースを見ているのがなんだかおかしいです(笑)

 そんなこんなで誕生日デエトはコレにて終了、次はロマンチックに過ごしたクリスマス編です(笑)
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007/01/05)

 
 お〜、ついに手錠が登場しましたね。でも、あまり本格的じゃない? ふたりのラブラブモードに手錠も恥ずかしくて活躍の機会がなかったか? ところで、プリキュアってどんなアニメだっけ? 魔法使い少女2人が出てくる安野モヨコ作のだっけ?

 
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