エッチはナシだったけど  by ゆり その12





 

 事の始まりはつい最近。
 本当はともやとあってエッチ…する予定だったんですが、生理がきてしまい、急遽中止に(泣)

〜〜〜〜携帯電話〜〜〜〜

私「ともやぁ?ごめん…。明日のデートだめになっちゃった。」
と(略)「は?なんで?」
私「えぇ〜〜…アレ…きちゃった。」
と「じゃ、明日見舞いにいくわ!大袈裟だけど(笑)」
私「え? でもいいの?」
と「いいのいいの。じゃ、明日な!」
私「うん…。」
 その後、お腹がいたいので寝てました^^;

〜〜〜〜翌日〜〜〜〜

 ピンポーン…−
 ともやがきました。私はお腹が動けない程痛くなったのでお母さんにかわりにでてもらうことに。
 カチャ…−

と「おい、大丈夫か?」
私「ん〜…。なんか凄く痛くなっちゃって…。今朝からなんも食べれないの」
と「まじ? さっきお前の母さんが「ゆりが珍しく痛がってご飯も食べないんだよね」て言ってたぞ」
私「はは。そうなの? 普段はこんなことないんだけど…」
と「そっか…。まぁ、なんか食べないと体に毒だから少しは食べたら? パンかってきたけど。あとポカリ」
私「ん〜…。食べたくない」
と「いいから。一口だけでも」
私「いらないってば。お腹いたいんだから!」
と「ふ〜ん…。じゃあ下に声がきこえるほどせめるよ?」
 私はやばいっ! と思い、急いで上半身をおこしました。

と「効果ばつぐん(笑)はい、どーぞ」
 私はジャムパンをさしだされ、一口だけたべてポカリものみました。するとお腹がはったような感じがし、寝ると逆に苦しくなってきました。
 ポカリを飲んでるともやによりかかってくつろいでました。
 ともやは「どうかした?」とだけきき、髪を優しくなでられました。ふとともやの匂いがして安心感が…。

私「ん〜、寝てたら逆に苦しいからよりかかってるの」
と「ふ…。別にいいけど。」
 ともやははにかんだ笑顔をみせて私が食べ残したパンを食べました。
「そんな食べてよく太らないなぁ…。」なんて思いながらうとうとして少し寝てしまいました。
 30分後−体に毛布をかけてなかったので寒さで目をさましました。
「30分寝てたのか…。」

 少し楽になったお腹をさすりながら横をみてみるとともやが可愛い顔して寝てました(笑)
 毛布をかけようと思ったけどせっかくなので(?)ともやにおおいかぶされるようにするためにともやの中にもぞもぞと入っていきました。
「あー安心する…。」と思ってたら抱き締めてきました。

私「!? 寝てたんじゃなかったの?」
と「んー うとうとしてたけど甘えん坊のゆりちゃんが入ってきたので(笑)」
私「う”…。ちょっと寒かっただけで…。」
 するとともやは軽いキスをしてきました。

 びっくりしてると、
と「ゆりさぁ〜最近無理してない? 友達からもきいてたよ。委員会入ってて、成績もトップクラスなんだって? それに前は女友達とかに甘えたりもしてたのに最近はがんばってるって」
 ズビシズバシと正確なことをいってくるともやに降参…(笑)

私「ん〜 だって甘えたら癖になりそうで…。変ないいかただけど、ひと段落したらみんなと思いっきり遊ぼうって思ってた。もちろんともやにも甘えようって…」
 ちょっと本音をいってスッキリした私は顔をだして、「ね。キスして?」とお願いしてしまいました(照)

 ともやは怪しい笑いをしたかと思うといきなり舌をいれてきました。私は必死にたえてました。
私「んっ! く…はぁ。」
 クチャ…ピチャ…とエッチな水音が…。
と「可愛い♪ お腹は大丈夫なの?」
私「大分なおった。まだちょっと痛いけど…」
と「あ、それで冷やさない様に俺の所にきたわけ?(笑)」
私「う…うん……。その…迷惑だった?」

 少し沈黙が続きました。するとともやが、「いいに決まってるよ。もっと甘えていいんだから」てあまりにも優しい顔していうからつい頑張って頑張って耐えてきたものが溢れて、ともやに抱き着いて声を押し殺して泣いてました。

と「スッキリした?あ〜明日やすみだし泊まってこっかな?」
 私はびっくりして思わず涙がとまりました。
私「ふぇっ? とまるの!?」
と「うん… いや?」
 本当は生理でちょこちょこトイレにいくし恥ずかしいなと思ったけど上目遣いでみつめてくるのでokしちゃいました(笑)

 それで親にもいって寝るときはともやに腕まくらされ、寝ようとしましたが、腕が疲れるんじゃないかと思い静かに離れていったら口を開きました。
と「何で離れんの?」
私「え… 腕疲れるかなと思って」
と「大丈夫大丈夫! あ、これプレゼント!」
 私はちっさな箱をわたされて何だろうと思ったら2つに分かれた羽のネックレスでした。
私「可愛い! でも何でかけてんの?」
と「っとね〜。今俺がつけてるのとあわせれば1つになんの! ほら」
 あわせてみると本当にぴったりでした。
と「これには2つ理由あってね〜これつけてれば2人は1つって意味になるかな〜と思って^^」

私「え…じゃあもう1つの理由は?」
 するといきなり照れたようになり「?」となってると、
と「あのさ〜この前kat-tunのu好きだって言ってたしょ?」
私「うん」
と「で、どんな人なのかな〜て調べていくうちに、ソロ曲の歌詞に目ぇついたんだ」
私「?」
と「わかんない? あのね〜…、“欠片と欠片を合わせて1つの愛に”ていう歌詞」
私「あ〜〜!! あれか!」
と「そ。だから欠片をあげたわけ(笑)」
私「ありがとぉ…」
と「どういたしまして♪ じゃ、寝よか」
私「そういや晩ご飯は?」
と「昼くいすぎたから」
私「ぷっ…。まぁうちもすいてないしいいや。明日の朝たべよっか」
と「うん。ていうか今馬鹿にしたように笑わなかった? 今度仕返しすっから(怪笑)」
私「は!? それどういう…」
と「おやすみ〜!」
 といったら本当に寝てしまった。変なのと思いながらもねました。

〜〜〜〜翌日〜〜〜〜
 朝10時ぐらいにともやは帰っていきました。
 するとお母さんが「生理痛でよかったねぇ。ともやくんにも会えたしね。」ていってきました。ちょっと恥ずかしかったけど、「うん!」て答えちゃいました。
 エッチなしだけどこれでおわりです。

ps:あのネックレスは今もつけてます(笑)
ていうか変な文になっちゃいましたね〜。ごめんなさい。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007/01/13)

 
 エッチなしでも、ふたりで気持ちの通じ合える時間が過ごせたわけで、長いお付き合いの中ではそういうことも大切ですよね? そうそう、歌詞の部分、著作権にひっかかるといけないので、「歌詞そのまま」から、「歌詞の説明」くらいのニュアンスに変更しています。ごめんなさいね。

 
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