仕事明けでエッチした後のBくんは、それはもうあっという間に眠りに落ちて。唇も閉じて、微動だにせずにただ静かな寝息。 そんな彼の腕を枕に、私の方も早起きや二時間のバス移動とエッチの疲れからとろとろと夢の中。でもやっぱり、夜に眠っているのでそこまで落ちてなくて。 いつものように2〜3時間後…なので17時か18時ごろにふと目が覚めました。 Bくんは変わらず、ぐっすり眠っている。ブラインドカーテンで覆われた窓の向こうは、雨が降っているようでかすかに雨音。 風はそんなに強くないけれど、雨のおかげでなんだか涼しい。 Bくんの肩に触れてみると、ひんやり。なんとなく、タオルケットをひっぱり肩までかけてあげ、私も顎くらいまでもぐりこむ。 首筋に、キス。 眠っているその唇に、キス。 きっと彼は、知らないんだろうなぁ…私がこうやって、眠っている時にキスしてること。 そんな乙女チックな事を考えながら、身体の位置を変える。 さすがに同じ体勢で横になっているのは辛くて。彼に背を向けるように。 携帯を取り出して、ブログを更新したりメールを見たり暇つぶし。 その内に、いたずら心。 もぞもぞと動いて枕になってない方の彼の腕を手に取り、ちょっと引っ張る。すると反動か何かわからないけどBくんの身体は私の方へ。 えへへ…後ろから包まれるような感じ。 そのまま、その手を自分の胸元に当ててみたり(笑) 彼のぬくもりを感じるのは気持ちがいい… その内に、いたずら心はさらに上へ。 彼の手を、自分の秘部へといざないそのまま指先をあてがう。 「ん…」 ゆっくり、指に自分の指を添えて。 「ふ…ん、ん」 エッチだなぁ、私…思いながらも、やめられない。 自分にとって安心できる強さで、怖くない動きでクリトリスをなでた。 気持ちいい…ふんわり、穏やかな。彼の手で、一人エッチしてる…変な感覚、でも気持ちいい。 しばらく同じところを同じように、ゆっくりと弄って…おもむろに、指先を少しずらして入り口付近へ。 少し力を入れると、くにゅっと濡れたところに当たった。 「あ…」 指、入るかな? 添える手を手首へとずらし、更に力をこめる。 「んっ…」 指はすんなりと、中へ。 手首を軽く握り、体勢を変えて彼の方に向いて、動かす。 「んっ、ん」 くちゅ、くちゅ…水音を響かせながら彼の指が、私を刺激する。 気持ちいい…今起きたらどうしよう、なんてドキドキしながらも、しばらく遊んでしまいました。 実際には全く起きず、彼は起きた後もその事を知らないようでした。 少し疲れて、彼の指を拭いてあげてから私は再び、彼の方に背中を向けて、彼の手を握り締めて眠りました。 何時間経ったのか…。部屋は暗く、時計も見えない。 私はしっかりと、彼の手を握ったままぼんやり。 不意に、もぞもぞと彼が動き始めた。 あ、起きた。 寝ている間は基本的に、ほとんど寝返りも打たないのだ。起きたのがすぐにわかる。 背中を向けていた私の身体を、彼はおもむろにぎゅうっと抱き締めてきた。まるでさっき、私が腕をひっぱった時の様に。 「んー、璃玖…」 心地良い声が、耳元で聞こえる。寝ぼけたように、抱き枕のように私を抱き締める。 おもむろに手が、するりと胸元へ。 探るような手つきでたどったのは乳房、手のひらでゆっくり、やわやわと揉み始めた。 珍しい…付き合い初めの頃はちょっかいも多かったけど、もうすぐ1年。寝起きでこんな風に私に対して手を出してくるのは、久しぶりのような気がした。 ただ、その手つきはどこまでも優しく緩やか。まるで私を起こさないように… 私は、寝たふりを決め込んだまま握っていた手に、少し力をこめた。 はぁ…と熱い息が耳にかかる。 手が、胸からお腹を通り、太ももに流れてきた。数度太ももをなで、足の付け根を指が這う。 そのまま指は、私の秘部に触れた。 ドキッとする、数時間前に、その手を握り自慰にふけってたなんて… マッサージするような手つきで、触る。 「ん…ふ、う…」 たまらなくなって息が漏れた、今目覚めたように身じろいでみる。 「璃玖?」 「ん、んー、B、く…ん?」 指に力がこもり、クリトリスを捕らえた。 「あ、はぅ…」 どうしても反応してしまう私を見て、興奮してきたらしい。 身じろぎながらタオルケットの中で動かした、空いたほうの手が彼の下半身にわずかに触れた。 あ、おっきくなってる…? 「璃玖…」 私が起きたのを確認すると、一気に手の動きが激しくなってきた。くりゅくりゅとクリを、強弱をつけてなでてくる。 「んっ?! んっ、ふっ、はぅっ」 びりびりとしびれる刺激に呼吸は乱れ、体が急に熱くなってきたのが分かった。 「んぁ、はっ、Bく…もうちょっと、優しく…」 「優しくしてほしいの?」 「うん、強くは、や…」 「優しく気持ちよくしてほしいの?」 「ん、きもち…の」 ふっと、指から力が抜けたように、緩やかな動きに変わる…途端に息苦しかった呼吸も落ち着いてきたのもつかの間で、違う意味で呼吸が乱れてくる。 「んん、うぅん、はぁ、あ、ふぅん」 指の動きに合わせて腰が揺れると、Bくんはおもむろに首筋にキスをしてきた。 「あっ、ちゅぅ…好き」 キスからそのまま、レロレロと舐めてくる。 下半身への愛撫と、首筋へ舐め攻め…たまらず身をよじると下半身から、私の身体を向かい合うように抱き寄せた。 「え?」 ぐっ、と少し強引なキス。唇をふさがれて舌を絡め取られ、頭の中がくらくら。 「んっふぅ、む、ん」 …キスをして、フェラをして、ゴムをしていれてもらって。ごめんなさい、少しずつ書いていたのですが8月のデエトがきてしまい、ほとんど覚えてません(汗) なのでとびとびで。 日曜日の昼過ぎまでいちゃいちゃしたあと、彼の仕事の都合で私は実家へ。実家では勉強をしようと思っていたのですが、帰るなり父親に捕まり、母親と三人で美瑛まで。四季彩の丘とかいって、きれいな春の景色を眺めてきました。 写メもとったり、結局勉強は全然(笑) 夜、家にもどってから慌てて親の自転車を借りて近くのスーパーへ。 翌日は早朝からデエトの再開なので、とりあえず仕事明けの彼のためにサンドイッチでも作ろうかと計画を立てていたのです。 本当はアボカドのディップを作りたかったんだけど、近所のスーパーでは売切れてて…、やむを得ずクリームチーズで。 みじん切りで水にさらしたたまねぎと、クリームチーズと生ハムと、トマト。 早起きして、全部はさんだサンドイッチを沢山つくり連絡待ち。 こんな乙女な事をするとは…(笑) 6時ごろに彼からメール。じゃあ行こうかという事で車に乗り込んでから、紙袋を掲げて見せた。 「じゃーん」 「ん、何それ?」 「サンドイッチ、作ったんだー。お腹空いてると思って」 少し驚いた表情を浮かべてから、Bくんは笑っておもむろに私の頭をなでなで。 「いいね、ありがとう」 お礼を言われると照れてしまうー で、当ても無く車を走らせる彼。 「どこ行くの?」 「んー…、折角のサンドイッチだから、自然の中で食べたい」 私はその辺の公園で、とか思っていたんだけど、彼はハンドルをしっかり握ってどんどん旭川のはずれの方へ。 気がつくと視界の隅に、和寒キャンプ場の文字が。じゃあそこに行こうかということになり、ハンドルを切ってキャンプ場へ。 天気が良くて、日差しも強くて。 早朝だし森の中は涼しいし。 良い感じの屋根つき休憩所のような、テーブルと椅子のある場所を見つけたので缶コーヒーを片手にそこで食事タイム。 たまたま、前日の夕食に出された明太子があまってて、クリームチーズにそれを混ぜたサンドもありました。 美味しい、といって全部キレイに食べてくれたのが嬉しかった。 食後は芝生に寝転がり、くすぐりあっこをしたり石投げをしたりと健全なデエト。無邪気な子供のようにはしゃぐ彼が可愛くて可愛くて。 Bくんの家に戻ったのは、昼近く。 あまりお腹も空いていなかったので、べっどにごろーん。 当然のように服は脱いでいて、素肌で抱き合いながらキスとか。 疲れたねー、なんて言いながら…見詰め合えばそういう雰囲気に。 「Bくん…気持ちいいことしようよぅ」 色白のBくんの、細くて長い指で身体をなでられると私の中では準備スタートなんだけど。 Bくんは焦らすように、ん? なんて言ってくる。 「なあに?」 「むー、えっち、したい…」 「えっちってなーに?」 ほーら、またコレだ。 さすがにいつもいつも、同じような回答じゃこっちもつまらないので。最初はちょっとしどろもどろしてしまったけど、思い切って耳元で「セックスしよう、よっ」 東京ラブストーリーか(笑) 彼もくすくす笑いながら、行為開始。色々しながら、ちょっとしてみたい体制にチャレンジ。 Bくんの腰をまたいで、足を開く。Bくんは身体を起こした状態で、その肩に手を置く。 そのまま下半身を指で愛撫…というのがしてもらいたかった事。 どうも新鮮だったようで、Bくんはゆっくり指でこね回した後、そのままずるずると私の下に。 え? なに? 下から私の腰を支え、下半身に舌を這わしてきた。 「あっ、んんー、うっ、あ」 自然と私の身体は崩れ、両手はベッドの布団の上。 四つん這いの状態。 しばらく舐め攻めが続いて、私はあっという間にぐったり。 ぐったりしたまま、彼のをフェラでお返し。カチカチになったそれにゴムをかぶせて… と、私が横たわらせた。 「あれ?」 「今日は俺が最初から上ね」 にやり、不敵な笑みを浮かべてくる(笑) 財布にラブコスメのジェルが入っていたのを思い出したので、それを使用。 サンプルの使いきりなんだけど量が少し多いので、2回目のエッチの時に痛くて涙目になったけど今回は大丈夫そうかな? ドキドキしながらBくんの指で、丹念に塗りこんでもらうといつものように熱い感覚。 ジェルを塗ってもらってるだけなのにあんなに気持ちいい…腰が砕けそうになってしまう。 「じゃ、いくよ?」 「ん…」 また痛かったらどうしよう…、少なからず身体がこわばっていたかも。 Bくんは先っぽを入れて、おもむろに私の頭をゆっくりなでた。 「え?」 「痛かったら、ちゃんと言うんだよ?」 「あ…うん、だいじょぶ」 その一言がなんだかすごく嬉しくて、しがみついているとゆっくり彼のが入ってくる。 「あ、あぁ…」 声が漏れるようになったのは、いつからだったかなぁ? 最初の頃は必死になって我慢してたのに。 「う、うぅん、は、はいった?」 「全部はいったよ、痛くない?」 「いたく、ない…ね、動いて」 ゆっくりと、途中まで抜かれてからそのままゆっくり中に入ってくる。 「あ、はぁっ…」 腰の下には赤いバスタオル、敷いておかないと後が大変なのです(笑) 7月のデエト、ラストのエッチ。気持ちよくて、どうも目がうるうるしてたみたい。 「璃玖…すっごいとろけた目になってる」 嬉しそうにBくんは、腰を動かしながら私の頬をなでた。 「ふぇっ、はぅ、にゃぁっ、だ、って、きもちい…う、んふぅ」 随分恥ずかしい言葉を沢山口走ってしまったみたいで、今思い出しても恥ずかしい… 「きもちいいの? ふぅん、ほんとえっちだねぇ、璃玖は」 「はっ、ん、うん、りくえっちぃの…Bく、に、だけ」 気持ち良さに知らぬ内に笑顔になっていたみたい、くすくすうふふと息を乱しながらなんども抱き締めてキスをして、本当にとろけてたみたい。 Bくんの腰が引かれるたびに、溢れる蜜がぽたぽた。 とろとろで、ちょっとの拍子で抜けてしまいそうになることもしばしば。 イク事はなかったけど、すっごく気持ちよくって。 Bくんがイッた直後のビクンビクンっていうのでさえ気持ちよくて、声を荒げてしまいました。 している最中、時間はまだ真昼間。 窓全開だったので外から子供の声とか聞こえてくると、耳元でBくんがささやくのです。 「外から子供の声が聞こえるよ、外に璃玖の声、聞こえちゃってるかもね」 私はやっぱり言葉攻めに弱いのです。 とにかくこの三回目のエッチが、すっごく気持ちよくて。帰るまでべったりいちゃいちゃしていた7月デエトでした。 色々省いてますが(汗) 次は8月デエトの報告を書かねばー… (ロマンス&ラブトーク掲示板より 2007年8月18日) |
へえ〜、彼が眠っている間に、彼の指を使って悪戯、かあ。今度は彼のモノにも悪戯、っていうのは、どうかな? 寝てたらやっぱり、立たないのかなあ? りくさんと彼氏のエッチは、いつも詳しく書いてくださっているけれど、その度に新しい何かをやらかしているような気がします。ところで、キャンプ場では、青姦にまでは発展しなかったんですね。もしかしたら、人目があったのかな? |