3回目のハピバデエト(2)  by 蓮芭璃玖 その54





 

 もぞもぞごそごそ、もどかしげに二人揃って服を脱いで。いつもの豹柄のTバック一枚になるとそれは彼が脱がしてくれました。
 最後の一枚だけ脱がされるのってなかなか恥ずかしいです(笑)

 布団の中に戻ると、再度キスキスキス。隣り合った状態で、手が下半身を滑ってきました。
 敏感な箇所に、指が触れただけで甘いうずき。
「Bく…」
 もう片方の手は乳房をやわやわともんできて。

 自分では若干大きくなってるような気がするんですが、彼はどう感じてるのかな?
 月に一度だから、違うがよくわかんないのかなぁ?
 うーん、ショック。でもケアは毎日しているので、柔らかさやさわり心地は抜群だと自負しています。

 乳首も、耳たぶのような柔らかさで、唇であむあむされるとビクンと硬くなります。
 愛撫が続くと、はあ、はあと息が荒くなり、快感に腰が自然と動いてしまって。いつもの事ですが恥ずかしい……。

 くにゅ、と指が割れ目の奥に入ってきて、かと思えばにゅるりと引かれて。
 湿った指がクリをなぞってきて。
「んんっ、う、ふぁ」
 私もなんとか体勢を整え、Bくんの下半身をなでなで。弾力のあるゴムのような感触(笑)
 ちょこっと柔らかい?

「りく…」
「ん?」
「今日は、すぐ入れてあげるね」
 もぞもぞと私を組み敷いて、ぐいっと足を開かせて。
「ん、欲しい、早く」
 おねだりすると、唇に唇を押し当てて、そのままぬるぬると奥へ……。
「ん、ん…」

 2、3回出し入れしてから、ずるりと引き抜いて。
「Bくん?」
「あー…、付け忘れてた」
 にやっといたずらっ子の表情で、私の身体を起こしてもう一度キス。腕を伸ばして小さな箱。
「ゴムだ」
「興奮してて忘れてた」
「忘れてていいのに」と私。

 本当は、一度でいいから、最後までゴム付けないでしたいと常々。
 何かあったときの事はあんまり考えていない蓮芭です(-_-;)
 そんな私の頭を撫でて、箱から一つ。
「あ、コレでラストだ」
「大丈夫だよ、私新しいの持ってきたから」
 そういうと、またなでなで。

 ダマラスクバタフライという名前のゴムで、それを彼の手方受け取って装着作業は私の仕事。
「んふふ」
「ん?」
「私、こんなのばっかり上手になって」
 笑いながら言うと、璃玖はホントに上手だねーって。

 彼のにかぶせて、くるくるくる。最後にびよーんと伸ばして下にかぶせて。
「できたー」と言ったと同時に、がばっ。
「ふぁっ」
「おまちどおさま」
 ちゅっとおでこにキス。

 それからさっきと同じように、Bくんが入ってきて。
 ずるっ、ずるっと出し入れされると私の奥から熱い蜜がぽたぽた溢れて。
「んっ、あっ、いっぱい出てきちゃう」
「きもちいいんでしょ?」
「ん、いい…」
 時折乳房をもみしだかれて。

「あー…」
「B、くん?」
「今日は最後まで俺上でしようと思ったけど、酔うわー」
 息も乱れて、ちょっとつらそうな彼。
「じゃありく、上になるー」

 繋がったままで体勢を交換して、今度は私が上。
 動きながら、顔を近づけて彼の乳首をぺろぺろ。
 最近はコレがたまらないらしいですよ(笑)
「あ、それきもちいい…」とかわいい声に嬉しくなって、んむんむ、時折歯を当ててみたり。

 はあっ、はあっ、はあっ……。
 息の乱れが大きくなって、腰から下が気持ちよさでいっぱい。
「んあっ、はあっ……」
 腰を支えられて、前後にスイングさせて。
 気持ち良くてたまらなくて。
 でもやっぱり最後までは……、疲れてしまって。
 一ヶ月に1〜2回だから、やっぱり慣れてないのかなぁ?(笑)
 じくじくうずくあそことBくんのが繋がった状態のまま、胸に顔を置いて。はー、はーと呼吸を整えるように。

「りく、疲れた?」
「ん、ちょこっと……ゴメンね」
「謝んなくていいよ、俺また上になるよ」
「うん……」
 ぎゅぅっと一度強く抱きしめてから、Bくんがまた上に。

 何回か腰を動かしてから、んー? と。
「ん?」
「ごめ、りく、ちょっと酔いがまた回ってきた」
「だいじょぶ?」
「んー」
 行為が始まってからもう40分以上経っていて、さすがに私もちょっと痛くなってて。

「じゃあ手でしてあげるね」
「あー、手ならすぐイけるわ」
 本当はお口でしてあげたかったけど、ジェル付きのゴムを使ったのでちょっと……。ゴムくさいし。
 そんなわけで、ゴムを取ってからBくんを横たわらせて、私も隣に寝転んで。
 乳首をちゅっと、吸ったり舐めたりしながらまだ熱くて硬い彼のものを手に取り、ゆっくり撫でるように動かして。
 肌にかすかに触れるほど弱くにぎり、時々激しく上下に。

「きもちい?」
「きもちいいよ、りく」
 見つめると見つめ返してくる大きな目は、もうぼんやりしていて。
「ホントは中でイッて欲しいけど…」
「うん?」
「今日は、りくにかけて……」
「いいの?」
「いい、よ」
 顔を近づけて口付けし、手に少し力を込めて激しく動かすとBくんも身を捩じらせ。
「あぁ、イキそう」
 甘く切ない声を漏らし、私のお腹に白い熱い液を出した。

「あー」
 よたよたふらふらしながら身体を起こし、Bくんは私を見た。
「あー…やっぱ手、やばい」
 頭を垂れて、頭に上った血を下げようとしているようなゆらゆら(笑)
「良かった?」
「超良かった」
 そしてまた、あー。
「あー?」
「ティッシュが遠いよ……」
 ベッドから、約1メートル半離れたデスクの下にティッシュの箱。

 私が取りに……と思ったけど、お腹の上がアレなので身動きとれず、結局Bくんは危うげな足取りでベッドを降りて。
 私のお腹も拭いてくれました。
「いっぱい出たねー」
「そりゃ一か月分だからねー」
「出た時あっつかったよ」
「感じた?」
「きゅんってした」
 なんてバカップルトーク。
 時刻は既に18時を回っていて、そのままがくっと夢の世界へ。
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2009年3月24日 )

 
 うわあ〜〜。たまらんなあ〜。「肌にかすかに触れるほど弱くにぎり、時々激しく上下に」って、これ、きくんだよね〜。ところで、中出しですが、出来ちゃった婚でも、全然問題ない関係なんだよね? だったら、しちゃってもいいかも、とかって思ったりする浪漫です。

 
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