僕はホテルの一室で奈津美を待った。ワインを飲みながら奈津美のからだを思い、手のひらのなかで撓むおっぱいの暖かさを思い、四つんばいになって突き出されたお尻の丸みを思いながら。 奈津美が来た。ドアを開けるなり抱き寄せてキス。 舌を絡めながら窓際まで二人のからだを滑らせ、後ろに回りブラウスの上からおっぱいをもみ上げ、左の耳を軽くかむ。 あっ・・・。あごを上げて声を出す奈津美。 「…・・・ね、もっと強く」 キスをねだりながら求める奈津美。 「こうして欲しいの?」 耳たぶに歯を立てる僕。 「これも・・…・気持ちいいの?」 乳首の周辺を摘み上げる僕。 ゆっくり、ゆっくり回し揉んでいると、39歳の奈津美のおっぱいの柔らかさが溶けてしまうようで、こっそりと25歳の志保のおっぱいの張りと比べていた。 ひそかな裏切りに僕の股間の硬さが増していく。 ソファーに倒れるように座り込み、ボタンを乱暴にはずしてブラウスをはだけ、黒いブラジャーをホックもはずさずに上にずりあげ、おっぱいに薄く刻まれたワイヤーの跡に唇を這わす。 「どうして欲しい……?」 乳首にキスしながらたずねる僕。 「そんなこと言えない…」 からだ全体を赤らめて言う奈津美。 「ここは……? ここは……?」 尖らせた舌でおっぱいから腰をなめる僕。 「もっと下も……」 僕の頭を抱え込み、スカートの中に導く奈津美。 パンティーの上から敏感な部分を微かにかみあげて、クリトリスを吸い、押しつぶし、ころがす。 パンティーを寄せ上げて絞り上げ、はみ出た部分を唇で左右に揺らす。 「ね……入れて」 「このままで……、いいの?」 「びりびりしちゃって。我慢……、できない」 「うん……。このまま……、いれるね」 僕はすぼんと下着を下ろしただけで、おちんちんの先をパンティーの横からねじ込み、ずらしたブラジャーからはみ出た奈津美のおっぱいをつかみ、激しく何度も、何度も、突いた。 洋服を着たままソファーで奈津美とセックス。 5年前の奈津美なら考えられなかった。 僕が求めても自分ですべて脱ぎ去り、ベッドのなかで絡み合うのが好きだったのに。 こんなこと……誰から教わったの? 僕以外の誰と……こんな風にしたの? 硬く目をつぶった奈津美に心のなかで問いかけると、奈津美は腰をくねくねと動かし始めた。初めて見る姿。 僕は25歳の志保のからだを39歳の奈津美に重ねた。 僕のおちんちんに感じているのが、志保なのか奈津美なのか、それさえわからなくなった時に、熱いものがからだの芯を抜けていった。 (心に残る最高のセックス体験告白掲示板より 2009年3月24日 ) |
前回のは3603に掲載されてますが、相変わらず、独特の雰囲気を感じさせてくれる文体ですね。きっと、女性とのエッチの最中も、独特の雰囲気を漂わせながら、女性を酔わせ、自分も良い、酩酊感漂うセックスの世界に身を没していかれるのでしょう。 |