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彼とは大学時代からの友人。 何度か寝たこともあったけど、恋人同士になったことはない。
彼は、彼女と別れた時とか、いろんなことでうまくいってないときに、私を訪ねてくる。私自身、そんな都合のいい女であることが気に入らない時期もあったけど、私も淋しいとき、彼に抱いてもらってたからお互い様だ。
最終的に私を頼ってくれる彼がうれしかった。私の恋愛がうまくいってたここ数年は、彼に連絡もしなかった。その間に彼は結婚してしまった。
もう触れ合うことなんてないと思ってた。
彼は携帯も変わったし、わざわざ別の友人に彼の連絡先を聞くのもなんだか気が引けて、以前より、彼の住む町の近くに越してきたことも、連絡せずにいた。
そんな彼、Sと寝た。
きっかけは、大学時代の教授を囲んでの飲み会。
別の友人から私のことを聞き、メールが来た。「明日飲むぞ」、それだけのメール。
誘ってもらえてうれしいのに、ホテルがとれたらね、なんて、そっけない返事。
当日は 18時すぎから10人くらい集まって飲み会。
1人減り、2人減り、最後は私と彼だけに。
朝4時に店を出て、ホテルで仮眠して、明日の朝、私の車で彼を家まで送ることに。タクシーで私のホテルに向かう。
車を降りると、彼はホテルに来ることを躊躇したのか、知り合いの店に行こうと言い出した。
彼が躊躇する気持ちもわかるし、その店に向かったけど終わってて、私たちはホテルの部屋へ。
途中でお酒を買って、部屋で飲みながら音楽のこと、いっぱい話す。決してお互いの現在の話はせずに。
彼が好きな曲をiPhoneでかけながら、彼は熱く、そのバンドのことを話す。昔に戻ったみたいな感覚に私はうれしくなって、酔いも手伝ってかふわふわしだす。
時刻はもう朝の5時。さすがに眠たくなってきたので、私はベッドに入り端のほうに体を横たえる。
誘ってるみたいに思われたくなくて。
まあ、ホテルに誘った時点で 誘ってるもの同然なんだけど。
数時間後には起きて、仕事へ行かなきゃならない。
すると、彼もベッドに入ってきた。
もう聞く気ないだろう、って笑いながら腕枕してくれた。
昔の彼は腕枕するのあんまり好きじゃなくて、そんな彼が自分から腕枕してくれたから、なんだかうれしくて私はニコニコ。
彼の腕の中でいい気持ち。
でも、意識して体は彼から離してた。誘ってるみたいに思われたくなくて。
眠りそうになったとき、彼が私の髪を掻き揚げた。
どれくらい見つめあってたのか。
どちらからともなくキスした。
すごく激しいキス。それまで抑えていた気持ちが堰を切って溢れ出したかのように。
グッと腰を引き寄せられる。
彼が上になりひざを私の足の間に入れてきた。
そのまま服の上から胸をもまれた。痛い。
見つめ合ってまたキス。そのまま彼の耳元で「今日、生理なの」って告げる。
彼はそのまま服をまくってFカップの胸をもみ、乳首を攻めた。
SEXするか、しないか、賭けに出たつもりだった。生理っていえば、やめてくれるかも、って。
したかったけど、彼は既婚者。一線を越えてしまうのがこわかった。
するの?
目で彼に問いかけると、生理だから何? みたいな顔で再びキスをする。
乳首を痛いくらいに愛撫され、いや、って言ったら、じゃあ、やめる、帰る、って。
いやだ、やめないで、ってお願いすると、また胸を力一杯もみしだく。やらしいおっぱいだなあ、って言いながら。
自分で脱げよ、って言われて、上半身裸に。彼も自分で服を全て脱いだ。
私は下はまだ着たまま。生理だし。彼が、俺だけか、って言うので、おかしくなって笑ってしまう。(俺だけ全裸か、っていう意味だったのかなあ)
笑うな、って言って彼の手が私のあそこに伸びてくる。自分でもはっきりわかるくらいに濡れてる。
「どうしてこんなに濡れてるの?」
彼がジュースをクリちゃんにぬりつけながらささやく。
「Sが触るから」
「触る前から濡れてるよ」
クリちゃんに指を置いて、彼が言う。
「どうしてほしい?」
恥ずかしくて答えられずにいると、じゃあもうやめる、って。
私はもっともっとしてほしくて、彼の望む言葉を口にする。
いい子だね、って彼はそのままクリちゃんを刺激する。
「あっ、ああ、気持ちいい」
私がそう声を出すと、彼はあそこ全体を手のひらで刺激する。そのあとも、クリちゃんを引っ掻くように刺激したり、あそこに指を入れてきたり。
クリちゃんを指でずうっと押さえつけられ、ときどき強くされて、私はイッてしまった。
「1人でイッちゃってずるいなあ、もうやめようか」
「いやだ。やめないで。Sの挿れてほしい」
「まだだめだよ」
そう言ってまたあそこを刺激する。
前には一度もされたことのなかったお尻の穴も攻められた。しばらくしてない間に、こんなことも覚えたんだなあ、って、ちょっと感慨深くなる。
一度イッてイキやすくなった私の体は、そのあと何度も絶頂に導かれた。
彼の腕の中でもうろうとしていると、私の手をおちんちんに持って行く。
「俺のも触って」
すっかり大きくなった彼の分身を握る。どんどん硬さが増してくる。
口に含む。
舌で刺激する。
彼は満足そうに私を見る。
そのまま体勢を入れ替えて、ズボンを下着を脱がされた。
そのままの彼が私の中に入ってくる。
以前は、経験の乏しい私には彼のそれは大きくて、充分に濡れていても痛かったけど、私もそれなりに経験した今、無理なく彼を受け入れることができた。
全部入った。
彼を見つめる。
そのまま耳元に唇を寄せ、キスして、ってささやく。
彼はその言葉を無視して、しばらくの間出し入れする。私の感じている様子を見て、いきなり激しくキスをしてくる。
気持ちよくて、声をいっぱい出して、汗と体液と血でぐちゃぐちゃになった。
どれくらいつながってたんだろう。
私がイッてしまうと、彼は満足そうにおちんちんを抜いた。
「もう寝なきゃな。明日仕事なんだろ?」
そう言って体を離し、横になる。
私は彼のおちんちんを指でいじった。
硬くなったりやわらかくなったりしながら、そのうち彼は寝息をたてはじめた。
今何時なんだろう。時計を見たら余計に疲れる気がして、現在時刻を見ないようにしながら、ケータイのアラームをセットして、彼の隣に寝る。
少し寝たのか、でも彼の横でぐっすり眠れたような気がする。9時、アラームが鳴る。彼は気持ち良さそうに寝ている。
シャワーを浴び、衣服を整え、化粧をして、彼を起こす。
何度起こしても彼は寝返りをうって目を覚まさない。
「ねえ、起きて。遅刻しちゃう、お願いだから起きて」
すると力任せにベッドに引きずり込まれた。
キスして、胸を触られて、舐めてっておちんちんのとこに顔持ってかれて、いっぱい舐めた。
せっかく服を着たのに。 せっかく化粧もしたのに。
クリちゃんもいっぱい触られて、さっき洗ったはずなのに、またすごく濡れてて、乳首噛まれて、下だけ脱いで、彼のおっきくなったおちんちんが生で入ってくる。
「そんな声出したら掃除のおばちゃんに聞こえちゃうよ」ってささやかれて……。
最後は中で出した。
もっともっとゆっくりしたかったね。
一度抱かれたら、次を期待してしまう。でも、私たちはもう大人だし。
前の時とのインターバルは6年。
次はまた6年後かなあ。
(メールによる体験告白より 2010年5月1日)
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一度抱かれたら、次を期待してしまう。それはhiroさんだけじゃなく、彼氏だって、そうなんじゃない? だって、二人とも、大人なんだし。もともとセックスフレンド的な関係で、しかも彼は既婚者。恋愛を意識しなくて済む分だけ、いい関係になれるんじゃないでしょうか? そんな、予感……。
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