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修学旅行を境にして実ったひとつの恋。
大好きな人に逢えないときの切なさや愛おしさがこみあげてくる。ずっと彼と一緒にいたい……彼とこれから先もずっと一緒にいたい……。
彼と両想いになった瞬間からの私の願いです。
旅行中に彼にファーストキスをされて一か月が過ぎた八月の半ば、学校の授業の補習の後、帰り道に彼に家に来ないかといきなり誘われた。
私は、あまりにもいきなりのことだったのであいた口がふさがらなかったが、正直、彼氏の家に行くのは初めてだったから、心の中は嬉しさのあまり春の花が満開に咲き乱れていた。
彼が言うのには、親に彼女ができたということを報告するものだった。それで、私に挨拶をしてほしいのだった。
私は了解して、彼についていった。
親に挨拶をして帰ろうとしたら、彼に、「もう少し家でゆっくりしていかない?」と言われ、そうさせてもらうことにした。
彼の部屋に入ると、男らしい威圧感がするような危ないかんじの部屋じゃなかったので、すごく安心した。
彼は私が部屋に入るなり、「俺とお前の二人っきりの空間……」と言って、私をぎゅっと抱きしめた。
しばらく抱き合っていると、彼は、私の体を離して、唇にキスをした。甘い時間がゆったりと流れる。
彼と付き合いだしてから、毎日のように唇にキスをしている。私は、この一か月以上、彼ばっかりから一日に何十回も唇を奪われ続けている。
この日もいつものように愛しあった。一緒にお昼ご飯を食べた。
お昼ご飯の後、彼は、私が食べ終わるのを待っていて、すぐさま私の唇を奪った。
いつもみたいな唇に触れるだけの軽いキスではなく……、
体が熱い……、
何も考えられない……。
あっ……あっ……ああんっ……。
思わず声が漏れる……。
彼の舌が口の中に入ってきた。
私はこのときまで、ディープキスというものを全く知らなかった。
彼の舌は熱くて体中を熱いものが駆け巡っていった。
私たちは、三十分も舌を絡めあっていた。
すると、突然彼は、私をベッドの上に押し倒し自分も横になって、抱き合ったり、キスをした。一時間くらい絡み合っていた。
彼は、私とのディープキスが今でもすごく好きで、「ともえととろとろのキスしてるときが一番幸せ」と言ってくれる。
そして、毎日のように「ともえを世界中で一番愛している。ともえは、俺のもの」と言っている。
(ファーストキスの想い出掲示板より 2011年4月7日)
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もうとっくに濃厚なエッチやりまくり〜な関係なのでしょうけれど、こうしてキスの思い出を大切にできるっていうのは、いいですねえ。
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