昭和の想い出、初体験の彼氏(1)  by ハル その5





 





 今回は初体験をした彼氏とのえっちについて書こうと思います。よくも悪くも私の長いえっち人生を決めてしまった充実した日々が、今で懐かしく思い出されます。

 私が17歳の高2。当然昭和のバブル以前の、時間がゆっくり流れてた頃のことです(30数年前です)。まだ性には開放的な時代ではなく、私自身もキスから先のことはよく分からない世界でした。

 彼氏は5歳年上の21歳でサラリーマンでした。
 私以前にも何人かの彼女がいて、えっちも慣れていました。とても大人に見え、付き合うことで私も大人の仲間入りしたような気になりました。

 まずは初級編です。
 付き合い始めて3週間後、私は初体験を迎えました。
 正直、テンパり過ぎて覚えてる事がほとんどありません。ただ、初めて生で見て触った彼氏のぺ◯すが大きくて恐怖したこと。
 挿入の瞬間、メリメリっと音がして感じたことの無い激痛にビックリしたことは覚えています。

 後で彼氏に聞いたところ私は泣きながら「痛いから動かさないで」と懇願し、彼氏は奥まで挿入して動かさないでいると、膣の壁がぺ◯すに貼り付くような感覚と、処女膜が破れて膣口がドクドクと脈打ち、それだけで射精したそうです。

 彼氏のえっちはパターンが決まっておらず、えっちに無知な私はそれが普通の事だと思っていました。
 ある日はモーテルで。部屋に入り、まずバスタブにお湯をはります。そして、当時は自宅で気軽に見られなかったエロビデオを見ながら、同じ事をします。
 たまたまビデオに『女体盛り』の時がありました。
「ハル。全部脱いでテーブルの上に仰向けで寝て」と言われ、キスされながら脱がされてベッドではなく、テーブルにねかされ、買ってあった惣菜を私の身体に盛り付けました。

 ポテトサラダが冷たく胸の谷に置かれ、イカリングは乳首に通され、のり巻きはおへその周りに配置しました。
 彼氏は割り箸で私の身体をつまみ、引っ掻き刺激します。
「ぁあぁ〜〜ん、はずかしいよぉー」と、身体をくねると、「ハルは感じ易いね。今度は直接食べるぞ。動くなよ」といって、イカリングではなく乳首を唇でくわえて脇の下から腰までを指でスーっとなぞります。
「ぁあぁ〜んっ、動いちゃうよ〜」といえば、「ハルはこれを食べろ」と自分の指を私の口の中に入れました。

 私は彼氏の長い指の間から舌を丁寧に使って舐め上げ、人差し指をすいました。
 彼氏はその間にイカリングとポテトサラダを平らげ、オッパイを舐めてキレイにし、脇腹からおへそへと舌が向かいました。

 私は舐め上げた彼氏の手を自分のオッパイにおき、「んっんっ、これ。気持ち……、いいの。でもはずかしいよ〜」

 彼氏の手の上からオッパイをモミました。
「気持ちいい事は恥ずかしくないぞ。もっと感じて色っぽいハルを見せてくれたらオレはウレしいよ」
 のり巻きを食べ終えた唇はもっと下へと向かいながらそう言いました。

「ハル、足を閉じてお尻を上げて。ワカメビールするぞ」と、いろいろ試して見たけど結局こぼれてしまい、飲む事はできませんでした。
 ビールは冷たくて、炭酸はくすぐったく、あちこちこぼれてビールまみれの私。
 それでも、こぼれた各所を舐めて、「ハルのクリはビール味、ハルのおシルはビール味」って喜んでいました。
「はぁ、はぁぁ、ぁんっっ」私は彼氏の舌に酔ってしまいました。

 また、ある夜は車で城趾の駐車場に車を停めて話をしていたところ、10m位先の外灯の下の車が揺れているのがわかりました。
 外灯とシルエットでその様子が。
 足が上がり、丸めた背中が上下して車の軋む音が早くなり……。私達はノゾキしながらカーセックスをしました。

 私が初めて絶頂感を味わった時の事も書きます。
 それまでは、気持ちよくはあり興奮して感じてはいましたがいわゆるオーガズムは感じた事はありませんでした。

 その日、ベッドに入りうつ伏せで首筋から背中を丁寧に責められ、ほんの少し腰を浮かしてお尻から膣、クリを吸われて私はいつもより感じていました。
 私も彼氏の脇の下から乳首、おへそを舐めてフェラも教えられたようにして、その後いろんな体位をした後に正常位でしていた時です。

「ハル、目を閉じるな。俺を見ろ」
 ピストンして左手の親指でクリを押さえながら彼氏が言いました。
「えっ?」
 ぼーっとしながらも言われた通り彼氏の目を見つめていたら、彼氏の目が私を凝視している事に、急に興奮し感じてしまい、「っあっぁっあっ、ぁあ〜〜っ」

 予期せぬ快感で浮遊した気がしました。

 私の様子をずっと見ていた彼氏は、「ハル、ハル。お前オレでイッたんだな。ハル、オレでオンナになったんだな。かわいいよ。」と、ピストンを早めて射精したようです。

 私はオーガズムを感じた事も嬉しかったけど、彼氏に『オンナになった』と言われたのが、本当に嬉しかった。
 彼氏が私をいつも気遣い、大事にされているのが解って幸せでした。
 つぎは中級編(笑)を書きます。
(心に残る最高のセックス掲示板より 2012年7月2日)

 
 女体盛りにワカメ酒。まさに昭和のサラリーマンエッチですね! でも、今の高校生に比べると、当時は「全体的」には性は開放的だったような気がします。今はやたらと性教育が進んだためか、草食系が台頭してきたせいか、よくわかりませんが、一部の先鋭的な人たちだけがエスカレートして、一方で性に消極的・閉鎖的な人が増えているみたいですよ。なにわともあれ、昭和はおおらかな時代でした。しかし、これで初級とは……。

 
前へ   もくじ   次へ


アナタもエッチな体験をここで告白してみませんか?