童貞卒業  by やっちゃった!





 




 三日前に、ついに童貞卒業しました。僕のまわりはみんな彼女とか、いきずりの女とか、近所のおばさんとかと初セックス済みで、彼女もなく、セックスさしてくれる女の人もいなかったので童貞のまま19の誕生日を過ぎてしまっていました。

 二十歳になる前になんとか童貞を卒業したい! と思いながらオナニーで射精して性欲を発散するしかない自分がいやで、この夏に経験できなかったら、ソープランドに行ってでも童貞を卒業するんだと意気込み、バイト代をためていました。

 そこに突然現れたのが、僕より4つ年上のいとこにあたる未菜ちゃんという女性です。
 未菜ちゃんは母の姉の子で、僕が小学生のころ近くに住んでたこともあってしょっちゅう行き来があり、いろいろ面倒をみてくれるお姉さんみたいな存在でした。

 小学校4年の夏休みに未菜ちゃんのところに一人で行ったら、未菜ちゃんの友達らしき中学生が二人きてて、悪いから帰ろうとしたらその中の一人が、あら、かわいい。年下のかれ? と未菜ちゃんをからかいました。
 未菜ちゃんは「そんなんじゃ、ないよ。いとこなのこの子」と必死に否定されちょっとさびしかった記憶があります。
 実はそのとき未菜ちゃんのことを女として好きでした。

 低学年の頃は夏に汗まみれになったりすると昼間にお風呂に入れられました。未菜ちゃんがうちにきてたときや僕が遊びにいったときなど、未菜ちゃんが一緒に入ってくれて楽しかった。でも3年になるとそれはなくなりました。
 そして小学校5年の夏、未菜ちゃん一家は転勤とかで遠方に引っ越してしまい、行き来がなくなりました。

 その未菜ちゃんが、仕事の関係で単身こっちに帰って来たのは今年の7月はじめのことでした。
 配属先近くの住居が決まるまでということで、なんと、うちからしばらく通うことになったのです。

 部屋は二階の僕の部屋のとなりです!
 帰りは遅く、いつも9時をまわってました。父母妹はいつも早く夕食を済ませてしまってるので、僕が未菜ちゃんと夕飯を食べることが多かったです。
 そんな時は雑談しながら食べました。

 未菜ちゃんは時々ビールを買ってきて僕に「ゆう君も飲む? あっ! まだ未成年かあ。じゃあ、ダメね」と両親の手前言いましたが、実際、家族が無関心にテレビに興じてるときなんかはコップに少しついでくれました。

 父が土曜から火曜まで休みになって、父母と妹は父の実家に行くことになりましたが、誰もいないところに未菜ちゃんが一人帰ってくるのは不安だろうという母の意見で、僕は留守番することになりました。
 父方の祖父とはどうもウマがあわず、調子のいい妹と対比されいつもけちょんけちょんに言われるので行きたくなかったこともあり、母が気をきかせてくれたんだと思います。

 未菜ちゃんの休みは14日からで、その日から帰省するために日曜日も出勤で夜まで一人で過ごしました。
 未菜ちゃんが帰って来たのは10時少し前でした。
 さすがに腹が減ったので未菜ちゃんの帰りを待たず簡単に食事を済ませてしまいました。

 未菜ちゃんは気をつかってかコンビニ弁当を買って帰ってきました。なんと500mlの缶ビール3本も買ってきてました!
「ゆう君、ごはん食べたの?」ときかれ軽く済ませたことを伝えました。
 食事に付き合うようにそこにいると「一本上げる。いいよね、今日は親もいないし」
「そりゃあ、大丈夫。もうコンパとかで実際、結構飲んでるし……」

 しかし、一本飲み終わる頃には、結構クラクラして気も大きくなってきてました。いろいろ話も弾みました。そして、話題が彼女のこととかになり、適当にはぐらかしていたのですが、未菜ちゃんの追及によって彼女がいないことがばれ、当然、初体験もしてないのがわかってしまいました。

 未菜ちゃんはかなり酔ったのでしょう。
「ゆう君、もし、嫌じゃなかったら、ミナが初めての女になってあげよっか?」
「え、ええぇぇーーー!!」
 もう、僕は心臓バッコンバッコンになりました。

 結論からいうと、題名のようにやっちゃって、童貞卒業さしてもらったんですが。
(男の子の初体験告白掲示板より 2013年8月15日)

 
 うわあ〜。幼馴染チャンとの初体験エッチを、丁寧に描写してくれていて、さあどうなるのかなあ〜と期待していたのに、う〜ん。尻すぼみなラストですね。心臓だけバッコンバッコンじゃダメやん? アソコがズッコンバッコンするところまで書かなくちゃ。続きは、待っていたらいいのかな?

 
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