幼馴染みと  by 平成のお侍さん





 







 俺たちが中2のころ。幼馴染みでクラスメイト。人気のある女子だが正直、どーでもよかった。
 そん時はあるアニメにあこがれて、木刀ばっか振っていた。

 その子が階段でコケた先に俺がいた。
俺「ダイジョーブか?」
彼女「だ、大丈夫っ。あ、あの」
俺「あぁ。ナニ?」
彼女「む、胸っ。さわってるん……だけど」
俺「あっ」

 彼女は背が低くて、巨乳で、可愛いくて、肌が白くて。スグに離れた。変な空気が流れた。

 その日の昼放課。
俺「悪かったな」
彼女「……」
俺「あ、何、気にしてんの。まだ引きずってんの。ナポレオンでもストレスはその日の内に忘れるよ」
彼女「……」
俺「何か言えよ。こう見えてもなぐさめてあげてんだけど」
彼女「……じちゃったの」
俺「あぁ、きこえねェよ」
彼女「感じちゃったの。……おっぱいが」
俺「……あっそ」

彼女「ねぇ。男の子だったらこーゆーこと言われたら、やりたくなるんでしょ? イレたくなるんでしょ?」
俺「ダレがテメェーのダークホールにこの世にたった一本のレアスティック、イレてェーっつたよ」
彼女「そんな言い方ないでしょ! ……ヤラないと、……泣くよ」
俺「あー。わかった。わかったから。じゃぁ、今日、オレんチコイ! だれもいねェーから!」
彼女「……うん!」

 女の子だけは泣かせたくなかった。どぉーすっかなぁ。

 その日の放課後。
彼女「おじゃましまーす……」
俺「おぉ」
 どぉする!
 こっからどーする!
 とにかくイレてはダメだ。

彼女「……ねぇ。ぬいでいい?」
 えェェェェェ! 急にきた!

俺「ま、まずは。体育、あってべたべただから風呂でも入るか。ほ、ほらアレだよ。アレ。アクションしとく前に心にジャッキーとチェンって言うだろ」
彼女「いや、意味わかんないんだけど。ジャッキーもチェンも同じでしょ!」
俺「何言ってんの? ゼンゼンちがうよ! ジャッキーはね、大切な人を守ろうとして嘘をついたらあんな鼻、つまり。チェンになったんだよ」
彼女「いや、ちがうから。それただのジャッキー・チェンでしょ! もー。入ればいいんでしょ」

 よし。これでどうにか済まそう。
 ……って。アレ。お、おま、お前……。
 下がつるつるじゃねェかァァァァァァ!

 あ、ちょ、ヤベー!
 C2ってはえてるモンでしょ! なんでつるつるなんだよー! そってんのか! 自分でそってんのか!
 あ、おい。オレのライトセーバーがオンしちゃったよ! まだはェよ! まだダースベイダーいねェよ!

彼女「ス、スゴイね……。こんなふーになるんだ……」
俺「お、おぅ」
 そりゃ、そんなつるつる見せられたらライトーセーバーこうなるよ!

彼女「そ、そんなに見ないでよ……」
俺「あ、ゴメン。は、はえてねェんだな」
彼女「……うん。……イヤだった?」
俺「いやっ。べつに。ってかない方が好きだし……」
彼女「……?」

 何でチョット、テレてんだァァァァァ!
 何、ウレシーの? 言われてうれしいモンなの!?

彼女「……からだ、……洗ってあげる」
 え。えェェェェェ! 何で! 何で急にライトセーバーさわるの! ヤメて! ヤケドしちゃうよ! 手、きれちゃうよ!

俺「ちょ、あの。そんなとこさわった、手、きたなくなっちゃうよ?」
彼女「何言ってんの? ……ヤルんでしょ?」
俺「いや、そうだよ。ヤルよ!」

 ソレを阻止しなければ!

俺「じゃ、じゃぁ。俺も洗ってやるよ……」
彼女「あっ、こ、こうなっちゃうんだ……」

 そんなコト言わないで!
 興奮しちゃうじゃん!
 でもコレでイカせて、阻止するんだ。コイツの中にイレてしまってはダメだ!

彼女「あっ! も、もう……イッちゃう!」
 よぉーし! これでいい! ココまでにするんだ!

彼女「気持ちよくなっちゃった……。イッちゃった。……はい、次。こんどは私が気持ちよくしてあげる……」
俺「ちょ、ちょっとまて!」
彼女「……何?」
俺「ナニって。……アレだよ。アレ。ザビエルが日本においてったモンはな。キリスト教と鉄砲だけじゃぁないんだよ。何だと思う? ……それはねぇ、愛だよ」
彼女「いや……、何の話かまったくわかんないんだけど」
俺「いやぁ、だから、ザビエルの愛の話だよ。レアスティック、口にイレたらきたねェってゆー話だよ。アレだよ。アレ。ザビエルの愛とオレらの愛は紙一重ってゆーだろ?」
彼女「いや、きーたことないから」
俺「だ、だからっ……」

 彼女はもう咥えてた。きたねェ、オレのライトセーバ一を。
 オレは気持ちよすぎて出してしまった。

彼女「ぜんぶ……のんだよ。気持ちよかった」
俺「あ、あぁ。お、おおおおま、おま、お前」
彼女「ふふっ。おもしろい人」
 彼女はもう止められない。あぁー! どーするオレ!

 風呂上がり。オレのヘや。やはり、風呂上がってもヤルのかなぁ。
彼女「長い、おちんちん……ほしい」
 この子、見た目によらずセメてくる。

俺「あ、あのさ。ホントにこんなコト、ヤッていいのかな。……だって、幼稚園のころからずっといっしょだったワケじゃん? だ、だからさ。こ、こーゆーことやらずにさ。幼馴染みとしてさ、友達としていようよ。もしヤルとなってもさ。こーゆーことはさ、好きな人とやるモンだよ」

彼女「バカ。……どんだけいっしょにいたと思ってんの? 私、〇〇君のこと……好きだよ。階段からころんだ時ね。胸、さわられた時ね。ホントはスゴくうれしかったんだよ」
俺「そ、そー……だったんだ……」

 俺は答えるに答えられず。彼女の服をぬがせて裸にした。
俺「お前の気持ちに答えてやらなねェと。……好きな人とだったら、いいんじゃねェか?」
彼女「……うん!」
俺「どーなってもしらねェっかんな!」

 彼女の脚をm字にして、アソコをひらいた。いやらしい桃色で、何もしてないのにクリがたっててヒクヒクしていた。
俺「イ、イレるよ……」
彼女「ゆ、ゆっくりね……。……あっ!」
俺「ダイジョーブか?」
彼女「大丈夫。……はやくうごかして……」
俺「わ、わかった」

 そう言って動きはじめると、エッチぃ声を出して、呼吸が荒くなり、目が潤ってきた。

彼女「あっ! ……ハァ……クッ……あっ! 気持ちいい!」
俺「オ、オレも。も、もう出ちゃうかも!」
彼女「あっ! ……い、いいよ……。いっぱい出して……、ぜんぶ、中に出してぇ!」

 その日の夕方、家に送っていった。

彼女「きょ、今日はありがとね」
俺「あぁ。ってか、ホントによかったのか? これで」
彼女「いいの。…それに…言ったでしょ? 私、〇〇君のコト……」
俺「わかってるから」
彼女「ねぇ、だれにも言わないでよ」
俺「言わねェよ。ってか言えねェよ。ってか言いたくねェよ」
彼女「何それ」
俺「何でもねェよ。じゃぁな幼馴染み」
彼女「……じゃーね」

 その後。視野にも入ってなかった幼馴染みとはもう一度もやってないが、付き合うことになった。
 彼女の大切な何かを奪ってしまったような気がしたからだ。守らなければならないと思ったからだ。
 K2の現在も、仲違いすることなく関係は続いてる。

 ……セリフなどは一部、フィクションです。あ、でも、ナポレオンとかジャッキー・チェンのくだりとかホントにあったから。
 平成のお侍さんでした!
(男の子の初体験告白掲示板より 2013年9月10日)

 
 う〜ん、わざわざ一部フィクションって書いてくれてるんだから、基本ベースは実話なんだろうなあ〜。最初は、エロコメマンガのシナリオかと思ったよ……。

 
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