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中二の三学期。相手は森口博子タイプの軽薄な子で、クラスのバラドルという感じ。
恋愛感情はあまりなかった。こちらはチビ、彼女がのっぽだったので男なのに小学校の時はいじめられたくらい。
でも、図書委員会・美術部・班活動と同じで良く見てみると肌がすごい餅肌。悪くないかもと言う感じで落とすことを目標にアプローチ。
結構きわどい本の貸し借りもした。『潮騒』とか『ダフニスとクロエ』とか『ポールとヴィルジニー』とかから始まって、セックス描写のあるソフトポルノを読ませることに成功(富島健夫先生ありがとう)。
作法室の掃除をしていた時に、抱き合い、足場をわざと崩して座布団の上で重なり合ったときには、最初少し抵抗したものの、驚くほどあっけなく、裸にして挿入していた。
いちおう、恋愛モードだったから、「結婚しよう」「妊娠してもかまわないよね」と言ったときには、感動していたのか涙ぐんでうなずいていた。
今考えると、危ない橋を渡ったもの。中学卒業までに初体験するというだけも大変なのに、もし本当に母親になっていたらどうした? ときいたら、両親とも18で結婚しているのでいざとなったら、それを言うつもりだったと答えたので、女のほうが度胸が据わっている。
(男の子の初体験告白掲示板より 2014年4月24日)
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こらこら、富島先生は、避妊せずにセックスしなさいと書いていたかい? ……基本的に当時は、純文学作家兼ポルノ小説作家兼青春(ジュニア)小説作家、という方々がおられましたよね。富島先生もその1人。ジュニア小説の流れをくむのが現在のライトノベルなんだけれども、ライトノベルがジュニアだけのものではなくなってきているな。
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