店を出た俺はアヤコの肩を抱き、アヤコは俺の腰に手を回した。何ひとつ逃すまいとしているがごとく、俺達はぴたりと身体を寄せ合って歩いた。手のひらに掬った砂を一粒も落とすまいと指を密着させ、気を抜かないように注意深く神経を集中するのに似ていた。 |
俺は親指と人差し指でアヤコのキャミソールの肩紐を掴みながら、少しづつづらしていった。そうしながらも、手のひらを乳房にあてがってくるくる回しながら押し付け、残りの3本の指で肌をまさぐった。 |
俺とアヤコは身体のどこかを常に触れ合いながら、互いに引きづり、引きづられながら、公園まで移動した。さすがに乳房を放り出したままでは人目をはばかると思ったのだろう、アヤコはキャミを引っ張りあげて乳首を隠した。肩紐は相変わらず腕のヨコにだらりと垂れたままなので、布はたるんでいる。俺は肩から回した手を胸に差し入れて、乳房や乳首に悪戯をしながら歩いた。ベルトを緩めホックを外したズボンの中にアヤコも手を入れている。奥まで手を突っ込んだりはしないものの、カリから上の敏感な部分を指先でアヤコは刺激してくれた。ラブジュースがチョロチョロと湧き出してくる。アヤコの蜜窪に俺はまだ触れていないが、アヤコのそこもネットリと液体が絡み付いていることだろう。 |
それほど大きな公園じゃない。子供達が走り回れる程度の広場と、それを取り囲むようにブランコや滑り台などのありふれた遊具があった。広場の隣はポツリポツリと木が植えられたスペースになっており、ベンチや水のみ場が配されている。昼休みにサラリーマンがお弁当を広げたり昼寝をしたりするには絶好に思えた。子供達が走り回れる広場よりも少し狭い。木立のため見通しがきかないからそう感じるだけかもしれない。片隅に無愛想な公衆便所があり、中の光が入り口付近にまで漏れていた。公衆便所のコンクリートの壁にもたれて高校生がたむろしている。 |
アヤコは背もたれから背中を離していたので、俺はアヤコのベルトを緩めてホックを外し、背中側から手を入れた。まさぐるとアヤコのパンティーはサイドを紐で結ぶスタイルであることがわかったので、両サイドともほどいて引っ張り出した。これでアヤコはノーパンである。 |
俺はアヤコの肛門に指を2本あてがった。指を肛門に密着させたままマッサージをするように前後左右に揉みほぐしてやる。指先にこめる力は強すぎず弱すぎず。決して穴を穿つような強さではない。しかし、穴があればするりと滑り込む程度の力加減。 |
「ひいい、もうだめ、イク、イク、いっちゃうぅ」 |
屹立した欲棒をアヤコの入り口にあてがうと、アヤコの蜜窪に俺はスルリと導かれた。いったん奥まで挿入して穴の深さを確認してから、ゆっくりと抜き差しする。アヤコの肉襞がからみついてくすぐり、そして締め付ける。 |
だが、俺はまだだった。 |