食事のあとはまたセックス  by 蓮芭璃玖 その11





 

 9月のデートの続きです。

 料理の前に少しお休み。少し寝てから階下へ。
 料理を作っている途中、後ろからぎゅーをしてくる彼が可愛かったです。あんまり可愛かったので、料理中に飲んでいたお酒を彼に口移しとか(笑)

 料理に関しては、予想以上に喜んでもらえたのが嬉しかったです。
 一緒にご飯を食べた後は、二人で仲良くお風呂。
 エステゼリーという入浴剤があって、お風呂がつぶつぶゼリーのようになるという代物。最近はロフトなどの雑貨屋でもよく見かけますが、一回分で1260円というそこそこ値のはる代物。
 でもエステゼリーというだけあって、癒し空間であるのは間違いありません。お肌もスベスベになるし。
 で、ベリーの香りのそれをお風呂に入れて彼と入浴タイム。

 Bくんはこの入浴剤にご満悦の様子。
 ぬるぬるぷるぷるのお風呂の中で、私に悪戯をしてくる始末。この入浴剤はいい雰囲気の男女ではいるとエッチな気分になっちゃいます(笑)

 お風呂の中で、腕や足のマッサージをしたりしました。
 足の裏を指でぐぐーっと押されるのは彼もちょっと怖いみたいで、反応を楽しみつつ。

 ある程度遊んだ後、お互いの身体を洗いっこする事に。
 まずかわりばんこにシャンプーとコンディショナー、向かい合ってボディソープで…なんとなくBくんの下半身が元気な様子。
「手で…してあげよっか?」
 見つめ合いながら優しく身体を触りあっていたときに、私から一言。
「ん?」
「コ・レ」
 泡にまみれた指で、そっとなでる。
「んぅっ…して、くれるの?」

 お風呂で遊ぼうと思って、小さいボトルに入れたローションを一緒に持ってきていたので、ソレを使う事に。
 ボディソープを洗い流して、私は掌にたっぷりとブドウの香りのローション。その手で、彼のものを包み込む。
「んっ…、ひやっとする」
「あ、ごめん、冷たかった?」
 手のひらで少し馴染ませてからの方がよかったかな? そんな事を考えながら、優しくマッサージを開始。切なげに眉を潜めて、声を漏らすBくん…段々と身動きが取れなくなっているようで、そっと顔を近づけてキス。
 ちゅ。
 普段であればここで激しいディープなキスが返ってくるところなのだけれども、それどころではない様子。

 私の肩に手を置き、僅かに俯いて呻く。
「きもちい?」
 なんとなく聞いてみると、かすかにうなずく。
 気持ちいいんだ、良かった〜★なんて思いながら、続行。

 彼の後ろに回って、後ろから抱きつく形でさすったり、前から彼と見つめ合いながらしたり。されるがままの彼が可愛いvv
 そうしている内に、私の肩に置いていた彼の手に力が篭る。ぐっと肩を掴んで、私をぎゅっと引き寄せる。あ、イキそうなんだ…そう感じ、握る手に僅かに力をこめて、さする速度を速める。
「あっ、あっ、璃玖、い、イクっ…!」
 瞬間、彼の身体から力が抜けたように私にもたれかかる。私の腹部には、彼から出てきた白濁したもの。
「良かった?」
「ん…よかった、璃玖…」
 ぎゅうっと私を抱きしめて、肩で息をするBくん。

 私は手を伸ばして、シャワーヘッドを取りお湯を出す。Bくんを抱きしめながら、汗とローションを流す。
「疲れたね、もっかい湯船はいろうよ」
「そうだね」
 再びつぶつぶゼリーの湯船に身を沈めると、イチャイチャ開始。ふとももを撫でてくるBくん、さわさわと、静かに。
「や…ん、Bくん」
「きもちいいしょ?」
「う、うん…」
 ぬるめの設定だったからか、1時間以上の長風呂。出る前にBくんは髭やスネなどの無駄毛処理(笑)

 私は湯船に浸かったまま、それをぼんやりと眺める。
 じーっと見ていると、Bくんが笑った。
「何?」
「ん? なんか…こういうとこ見られるのって初めてだからさ」
 ちょっと恥ずかしい、と笑う。なんとなく至福(笑)

 お風呂を出てからもう一回エッチして、着替えてお出かけモードになり、プリクラを撮りに行く事に。ついでにカラオケとかしてきたり(笑)
 お出かけする前に、Bくんからリクエストのあったチャイナドレスを着用。
 なぜかBくんの家には黒と白のチャイナ服がある(笑)
 チャイナが大好きらしい…スリットがいやに深いなぁと思ったら、自分で深くしたとか。チャイナ着たまま襲われてしまいましたが(汗)

 カラオケから帰宅して、一眠りすることに。
 なんといってもBくんは、仕事が終わってから直行で私を迎えにきてくれているので眠いはず。
 布団の中で、くかーっと一気に爆睡モード。
 私はというと、そんなに眠くない。第一ラウンドのあとも少し寝たし。とは言いつつも、隣でぐっすり眠っているBくんにつられてカクン。

 けれど、予定より2時間以上も早く目が覚める始末。
 予定時間は、私が札幌の戻る頃合。
 もう一回くらいしたいなーとか思いつつ、よく寝ているBくんの寝顔を見つめる。
 起きる気配なし。とりあえずちゅーして見たり、キスマークをあちこちにつけてみたり。起きる気配一切なし(笑)

 で、ここでちょっと悪戯心が発動。
 寝ているBくんの腕をひっぱり、自分の太ももにあてたり。ひんやりした手のひらを、肌で感じる。
 悪戯心はまだむくむく。
 うーん…と、思い立ってキャミソールの袖のところからBくんの腕を入れさせて、胸にさわってもらう。
 全然動かない手のひら、そっと、Bくんの手のひらの上に自分の手を当てる。

 あ、これは面白いかも…
 Bくんが起きた時にこの状態からどんなふうになるのか楽しみで、そのまま寝たフリをして待つことに。
 しばらくして、Bくんがもぞもぞと動き出す。あ、起きたみたいだ。
「…ん? あれ?」
 私はBくんに背を向けた形で、Bくんはそんな私を後ろから抱きしめるような体勢。
 右手は私の胸に直に触れている。
「璃玖?」
 名前を呼ぶけれど、とりあえず寝たフリ。

 少し間を空けて、Bくんはそのまま私の胸を優しく揉み始めた。
「ん、ふ…んん、B、くん?」
 寝ぼけたように、声を出す私。ちょっとドキドキする。
「璃玖」
 甘い囁き声。片手で、両胸の乳首をいじる。
「んぁ、はぁん…」
 首筋を、舐めてくる。
「やぁ、ん…」
 気持ちが高ぶってくる。

「璃玖、起きた?」
「ん…ふ、はぁ、ん…Bくん…エッチ」
 自分が仕掛けた悪戯に、何となく満足。

「んー?」
「Bくん、寝てるとき私の胸にさわってきた、よ?」
「マジで?」
「さりげなくはいって、きた」
 嘘も方便とか(笑)

「触りたかったんだよ、きっと、やわらかい璃玖のおっぱい」
 少し体勢を正して、胸を触っていた右手が下に伸びてくる。ショーツの上から、なで上げる。
「ひゃぅっ」
「濡れてるよ?」
「やぁ…」
「やなの?」
「ん…やじゃ、ないもん…」

 ショーツの上から何度かなでた後、するりと中へ。指が静かに中に差し入れられる。
「んん、くはぁ…」
 中が熱くなっているような気がする。
「璃玖の中、熱いよ」
「や、言わないで…恥ずかしい」
「すごく熱くて、気持ちいいよ?」

 一度指を抜くと、Bくんは私が着ていたキャミソールを脱がし、自分も着ていたタンクトップを脱いで覆いかぶさった。
 ショーツを、脱がす。
 寝て起きて、すっかり元気になったBくんの下半身のもの。
 身体がじりじりと熱くて、早く入れてほしいと思った。

「入れていい?」
「ん…」
 ぐっと、体重がかかってくる。濡れてるとはいっても、少し痛い。何も言わずに顔をしかめていると、察したのか、Bくんは私の唇にキスをした。
「痛い?」
「…うん、入り口の、後ろ側が少し痛い」

 困ったように笑いながら答えると、Bくんはその辺に転がっていたボトルを手に取った。
「ブドウの香りだね」
 甘い、香り。100%ジュースのような甘い甘いブドウの香り。それをBくんは入れたままの状態で、二人が重なり合っている部分に垂らした。
 ひやりと冷たい感覚。
 ぬるりとした感覚。
 ずるりと、全部が入ってきた。

「んっ…く、ふぁ」
 初めてBくんと、ゴムをしないで交じり合った。
 ぬるぬるとしていて、熱くて気持ちがいい。
「Bくぅん、んあぁ、はあ、すご…い、よ」
 思わず声が出る。
「んー?」
 Bくんも、堪らなそうな表情を浮かべている。
「すご、い…はあ、気持ちいい、よ」
 リズミカルに動く腰、ぬるぬると擦れる内部。初めての感覚になんだか身体が震えてくる。
「うん、生は全然違う、からね」
「んっ、うん、全然、違う。さっきと…ふ、あぅ」

 癖になったら駄目だよ? とBくんは動きながら笑う。ちゃんと考えてるんだなぁと、嬉しくなる。
 それにしても、ケンジさんとはいつも(といっても実際は三回くらい)生でやっていたけど、そのときとは全然違う。
 Bくんとするゴムなしのセックスは、すごく気持ちが良くて。
 癖になったら駄目、と言った訳がよく分かる。

「あぁっ、あぅ、はあっ、はあっ」
 息が荒くなる、Bくんの動きも早くなる。
「璃玖…もう、駄目だ俺…」
 ぐっぐっぐっ、動きが早くなる。
「ああぁっ、あっ、Bくん」
「璃玖、う、やばい、もう駄目、あっあっイク!」
 ぐっぐっぐっ、最後にぐぐっと突かれて、彼は腰を引いた。私の腹部に、熱いものがかかる。

 ふわーっと力が抜けて、Bくんの身体が私の上にのしかかる。
「ごめ、重いしょ…」
「ううん、平気…すごいね、ゴムしないと…こんなになるんだ」
 ティッシュで腹部にかかった白濁色の液体を拭き取り、布団の上で抱き合う。この瞬間は心地良くて、そのまま寝入ってしまいたくなる。
 が、帰りの高速バスの時間は21時。20時には出発したいところ。

「…着替えなきゃね」
 余韻に浸っていたいところだけど、のそのそと起き上がる。服を着て、時間になるまでまったり。
 会社の人へお土産を買うために、目当てのお店の場所や営業時間をネットで確認したりお喋りしたり。

 ふと、Bくんが座っていた私の膝に頭を置いてゴロン。
「ん? 膝枕?」
「うん、重い?」
「ううん、大丈夫だよ」
 膝枕をする、なんだか身も心も預けられたような気分。信頼されてるんだなぁと、嬉しくなる。

「璃玖…」
 おもむろに、横なった状態のBくんが私の腰を抱きしめてきた。
「ん? 何? どうしたの?」
 今まで見た事のないBくんの、甘えたような様。可愛くってしょうがない。
 後で聞いたところ、いつもはクールぶってるBくん、なんだかすごく甘えたくなったとか。

 金曜日の一時間と、土日の一泊二日デート。
 金曜日一回、土日で三回。
 一回一回が長かったので、それなりに濃いデートとなりました。
 付き合い始めて初のデートはこのように、濃く、果てしなく超インドアデートで終わったわけです。

 そして来週11日には11月デートが…
 10月デートの内容も近い内に書き込み参ります(笑)
 いつも長くてごめんなさい…
 ちなみのこのデートの後しばらく、ブドウの香りにくらくらしました。んー、やっぱ最後に生でした時の使ったからなぁ、ブドウの香りのローション。
 すっごく気持ちよかったですvv
(ロマンス&ラブトーク掲示板 2006/11/05)

 
 やっぱりお泊りはいいなあ。ゆ〜っくり、た〜っぷり、ま〜ったりですもんねー。それにしても、やたらと「生」強調の多い投稿でしたが、やっぱりそれだけ気持ちよかったってことだよね。いや、ほんと、癖になりますよ。外出しに自信がついたら、もうゴムでなんかやってらんないって。

 
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