受験をおえて1  by ゆり その31





 

  久しぶりの投稿です(笑)
 といっても、今日は3月13日で、彼と会ったのは3月8〜9日だったので覚えてるか微妙ですが・・・。

 受験の結果発表はけっこう早くわかりました。
 けど、書いたように結果は不合格で…。本当にずっと泣いていて、高校でも受かったっていう友達を見るのはけっこう辛かったり。そして、また学校から帰ってきて部屋で一人で泣いてると携帯に着信が。
 とってみると、ともやでした。
 どうやら、彼は受かったということ。けど、私は何もいえなくてずっと黙ってました。不思議に思ったのか、心配してくれたようですけど。
「落ちちゃった…。ごめんね」と言えば、数秒だけ無言が続いてともやから口を開きました。

「3月8日と9日空いてる?」
「うん」
「ならさ、俺の家来て」
「え?」
 けど、返事もできないうちに電話をきれらちゃいました(笑)
 ちょっとは気が楽になったかも…、と思いながら。

 そして当日。
 行きたいのはやまやまだし、会いたくて会いたくてたまらないけど、やっぱり変に慰められるのは辛いっていうか、変に会いたくない気持ちもありました。
 バレンタインは受験であげれなかったので、ホワイトデーに近くなりましたが、一応クッキーをくだいて入れて、甘さ控えめにつくったチョコレートをもっていきました。
 あとは一応泊まることになるから、着替えとか少々。

 ともやの家につけば、いつもとかわらない様子で迎えてくれました。
 それがなんとなくまた涙が滲んできたり…。けど、ここで泣くわけにはいかないので彼のお母さんや(お父さんはあいにく出張でお留守)、お兄さんにも挨拶をしてから部屋に直行。
 着てきたコートを脱ぐことも忘れて、ベッドの上でボーッとしてると不意に彼からギュッと抱きしめられました。なんか久しぶりですっごい嬉しいvv。

 コートのチャックをはずされて、自然と脱がされました。
「ともや、なんか手つきがえっちぃよ?(笑)」
 なんて、無理して笑って冗談まじりにトーク。
 けど、彼はちょっと笑って頭を撫でてくれるだけ。

 抱きしめられながら撫でられると、もう本当に我慢できなくなっちゃって今度こそ涙がボロボロと…^^; 今思えば、ともやの服も涙でベチョベチョだったような。
 あんなに頑張ったのに落ちてしまった自分が情けなくて、ひたすら泣いてました。

「ごめんね、落ちて」
「なんで謝んの?十分頑張ったじゃん」
「だって、情けないもん」
「でも、ゆりが受けた学科は倍率かなり高かったらしいししょうがないじゃん。来年頑張りなね。今は泣きたいだけ泣けばいいし」

 そこまで言われて、あとは小さい子みたいに鼻をすすりながら泣いてました。もしかしたら部屋の外にいた彼のお母さんにもきこえていたんじゃないかっていう…(汗)
 10分ぐらいしてやっと涙がとまってきて。
 それでも泣いたあとに出るしゃっくり?みたいなのが続いて大変でしたけど。

「ともや、うち太るけど別れないでね」
 なんて、言い出すと「は?」と不思議顔の彼。
 長い間あってなくて、全然抱きしめあってなかったので我慢できなくてベッドの上で思いっきりだきついて彼を押し倒しちゃいました☆
「だから、勉強してチョコレートたくさん食べるから今よりもっと太るってこと!」
「ああ、そういうこと。別にいいよ。どんどん太れ(笑)」
 その言葉に感激して、また力いっぱい抱きしめて。
 苦しいって言われたけど無視して(笑)

 今は私がベッドの上に押し倒した状態になってるので、仰向けに寝転がってる彼の上にうつ伏せ状態の私が乗っかって。
 ひたすらゴロゴロしてました。
 なんとなくともやの身長が伸びてるような気がしたり、まだのびてる彼にむかついてイタズラしたり。
 けど、やっぱりともやの顔中にキスを落とすのが楽しかったですvv。

 唇は頬はもちろん、おでこや鼻にまでチュ、とするとくすぐったそうに笑う彼。
 その笑顔にまた嬉しくなったり。
 そのあとは、かわりばんこに入浴して、夕食でもお世話になって、一緒にベッドにもぐりこんでました。

 そのあとは、まぁエッチなんですけど、今はちょっと時間がないのでごめんなさい><;
 忘れないうちに報告しにきます♪
(ロマンス&ラブトーク掲示板より 2008年3月13日)

 
 彼の言葉に、感動してしまった。「ああ、そういうこと。別にいいよ。どんどん太れ」て、ヤツ。なんか、どんなことがあっても見捨てない、ずっとキミの味方だよ、目指す道があるなら応援し続ける、そんな彼の気持ちと、励ましと、思いやり、全てがこめられてますよね。受験には失敗したけど、隣に彼がいて、よかったね。

 
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