人妻と  by キャンドル その1





 




 彼女が29歳の時に初めて肉体関係を結んだ。
 彼女は結婚していて、子供が二人。一見浮気しそうな奥さんではなく、多分旦那一途だと思ってた。

 同じ職場で、忘年会の時、彼女が私にビールを注ぎにきた。私の横にピタッとと寄りそい、口説けばなんとかなりそうな雰囲気だった。
 あれから7年 彼女とは1年に1度くらいのペースでSEXをしている。転勤でなかなか会えないからだ。

 あるとき彼女が私に逢いにきてきれた。
 ホテルの部屋でバスローブだけの彼女に「実は今日は僕の友人をよんであるんだ」
「……うそ! なんで?……」
 彼女は驚いてはいたが、以前より3Pの話しをしていた。「嫌だ〜」とずっと拒否してたが、あまり強い拒否でもないと感じたので、いきなり呼んでみた。

 友人には二人の行為をビデオで撮って欲しいとだけ頼んだだけである。さて……。
 部屋の中に友人が入ってきた。彼女がバスローブだけだったので委縮したかのようだ。

 3人でお茶のみながらしばし談笑。
 それでも緊張がとれないようなので、照明を暗くして、彼女にわざとちょっかいかけてみた。
 友人はみて見ぬふり。彼女は「ち・ちょっと、ほら悪いじゃない……」といいながら軽く拒否する。

 彼女の背後にまわり、彼女の来てるバスローブを背中からずり下ろした。彼女の胸があらわになる。バスローブが邪魔して腕の自由がうばわれ、隠すことができない。
 彼女の首筋から耳たぶに舌を這わせ、友人に「乳首触って!」と頼む。
「……でも……」といいながらも指で乳首を触る。彼女の乳首が勃起するのが分かった。

「なんだ感じてるじやん……」と意地悪く私。
「お願い、やめよ……」と叫ぶ彼女の声がだんだん変わってきた。
「あっ……嫌……」
 友人の舌が彼女の乳首を含んだ。
「うっ……あん」
 自由にならない腕がかろうじて私の股間を触る。痛いほど勃起してるのがわかる。

 私は彼女を裸にした。
「ほらよく見てもらいなさい……」
「恥ずかしい……」
 私は彼女を後ろからだきかかえるように股を開いた。

「いや〜っ!」
 鋭い彼女の声。宙に浮いたままの開脚だ。
 友人はその股の間に顔をうずめ敏感な部分に舌を這わす。
 その頃は彼女は魔性の女になって身体を波打たせていた。

 彼女をベッドに放り、「楽しんでいいよ」と友人に耳打ちした。
 まさに今彼女が私の前で浮気をしている。
 抱かれて最初は私を時折みていたが、快感がまさるとまるで獣みたいに絡みだした。

 友人のペニスをしゃぶり、「凄い大きい……」とうわごとのように言いながら、自分から腰を沈めて、激しく腰を動かし友人を撃沈させた。

 しばらく動かなかった彼女がゆっくりと腰を上げて、友人のペニスのスキンをとってあげた。
 そのまますくっと立ちあがると「シャワー浴びてきます……」といって消えた。

 その間に友人を帰し、彼女がシャワーからでるのを待った。
 シャワーからでてきた彼女は無言でうつむいていた。
「気持ちよかった?」
「……ばか……」

 しばらくして私は彼女の宿泊するホテルに送った。
 この日は彼女を抱かなかった。
(一夜限りのアバンチュール体験告白掲示板より 2010年11月23日 )

 
 友人と目の前でセックスさせ乱れさせておいて、自分自身は手を出さずに彼女を放置……。まあ、しょっちゅう会えるのなら、それも悪くないけれど、きっと彼女はアナタともしたくてしたくて、下半身疼きまくりだったんじゃないかなあ? 年に1回くらいしか会えないんだから、やりまくるべきだったと思うんだけどな〜。

 
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